今日のうた

思いつくままに書いています

長崎の痕(きずあと) ⑥

2019-08-06 17:45:57 | ①核と人間は共存できない
●森田さんの証言を引用させて頂きます。

 「あと一歩、遅れていたら私のいのちはなかった。100分の1秒のいのち」
 「私と同じ子どもが大勢、一瞬にして消された・・・・・・
  その酷さを訴え、伝えていきたい」。      (引用ここまで)

●山田さんの証言を引用させて頂きます。

 浦上水源地のダム工事のために大勢のコリアンがいて、被爆して苦しむその子どもを
 助けなかったことが悔やまれる。
 爆心地から仲間に抱えられてきた両眼の飛び出た三菱の労働者の
 「坊や、この仇を絶対に討ってくれよ」ということばが忘れられない。
  今も戦時中の夢を見る。
 「気が重いのは核兵器廃絶に日本が入ろうとしないことだ」。  (引用ここまで)

●井原さんの証言を引用させて頂きます。

 2016年8月9日の平和祈念式典で被爆者代表として「日本が引き起こした
 加害の歴史も忘れてはならない」と平和の誓いで訴えた。  (引用ここまで)

●林田夫妻の証言を引用させて頂きます。

 「核は絶対反対。日本が核を持っていたら使ったでしょう。毒ガスも使ったのだから」。
  (引用ここまで)

●元山さんの証言を引用させて頂きます。

 「元気なうちに戦争の臭いのない状況にならないと、死んでも心残り」。
  (引用ここまで)

●権(クォン)さんの証言を引用させて頂きます。

 友人の誘いで日本に渡った父の後を追って母と3歳の時に来た。差別は酷かった。
 18歳の時に香焼島で結婚したが、人夫20人位の食事作りや水運びなど
 厳しかった。指紋押捺問題でも活躍した。  (引用ここまで)

●大倉さんの証言を引用させて頂きます。

 「日本は”空母”なんて言って、まるで戦前じゃないの。心配だ。
  もう繰り返してほしくないのに」。  (引用ここまで)

●吉岡さんの証言を引用させて頂きます。

 「若い人たちには特に戦争、原爆の切実な怖さを知って欲しい」。 (引用ここまで)

●三瀬(みせ)さんの証言を引用させて頂きます。

 「一番大事なものは何か?いのちやろ。いのちを大事にすることは物を粗末に
  しないことでもあるんよ」と子どもたちに語り掛ける。  (引用ここまで)

●2017年にチェルノブイリを訪れた末永さんの証言を引用させて頂きます。

 「30km圏内で生活する人たちの逞しさやふるさと愛には胸を打たれた。けれど
  科学者たちの安全性の強調や核エネルギー利用の必要性の説明には違和感があった。
  ナガサキもチェルノブイリも、共に核の被害に見舞われ苦しんでいることに
  変わりはない」。  (引用ここまで)    ⑦につづく
 
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