今日のうた

思いつくままに書いています

沖縄 うりずんの雨

2016-05-03 16:10:36 | ④映画、テレビ、ラジオ、動画
朝一番で『沖縄 うりずんの雨』を観てきました。
祭日の9時半からなので、観客は余りいないのではと思ったのですが、
若い方や中高年の方が結構、入っていました。
お年を召したご夫婦が、何組かいらっしゃいました。

映画の中では、次の短歌が紹介されます。

 うりずんの雨は 血の雨 涙雨 礎の魂 呼び起こす雨

『沖縄 うりずんの雨』の公式サイトから引用させて頂きます。

http://okinawa-urizun.com/

「『うりずん』とは潤い初め(うるおいぞめ)が語源とされ、冬が終わって大地が潤い、
 草木が芽吹く3月頃から、沖縄が梅雨に入る5月くらいまでの時期を指す言葉。
 沖縄地上戦がうりずんの季節に重なり、戦後70年たった現在も、この時期になると
 当時の記憶が甦り、体調を崩す人たちがいる」 (引用ここまで)

沖縄の時間と歴史が凝縮されていて、2時間半の上映時間があっという間でした。
私も含め、沖縄を知らなさ過ぎる、そして報道されなさ過ぎる、と思いました。
映画の最後に話された次の言葉が、ずっと頭に残っています。

 沖縄はずっと凌辱され続けている

そして現政権と本土の人間は、凌辱する側にいるのか、凌辱される側にいるのか、
と考えさせられました。

映画のパンフレットは販売されておらず、DVD&BOOK が4212円で販売されています。
                    ↓
http://www.cine.co.jp/detail/0133.html


(画像はお借りしました)


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