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【競馬 予想】 2017 宝塚記念 回顧

2017年06月26日 07時03分41秒 | Weblog

上半期最後の中央G1も早いもので無事終了。
その宝塚記念は馬場も保たれ上に、道中から
厳しいラップを刻む古馬最強馬決定戦に相応しいレースだった。
個人的にはこのレベルだと少頭数だからこそ価値を感じる。


サトノクラウンは完勝。
ゴールと同時に名トレーナーのプライドを感じるものだった。
中間からいつも以上のマスコミ応対、前走より細心の注意を払っての
関西入りと、無様な競馬を2度続けてお見せしない真のプロ。
また鞍上のデムーロもラップが緩みかけた瞬間で、前に牽制を入れる好騎乗。
これはダービーでのアドミラブルでの悔しさがここに生きたと見た。
サトノクラウンとしてもやはり今回は自分のリズムを最優先のため、
後方に位置したが、これは弥生賞の再現だろう。
もう狙うは凱旋門賞日本馬初制覇のみ。


ゴールドアクターは遂に究極の仕上がり。気性も良い時と同じだった。
位置を下げて内を回った時には厳しいと思ったが、後からラップを
見て素晴らしい騎乗だったと理解。
ラップが厳しくなる中でデムーロと共にスっと落ち着かせたのは、
やはり優れたベテランならではだろう。
この馬は高速決着でも天皇賞秋でこそ更に狙えるわけだが、
これから4ヶ月を考えると少し仕上げ方は難しいだろう。
距離延長はもう歓迎ではないはずだ。


ミッキークイーンにとって雨が早く上がったのと、立派過ぎる馬体は
少々誤算だったと解釈しているが、この時計かつ上がりであれば
これは完敗の3着だろう。
今後牝馬路線では更に危ない人気になるだろうだけに、
左回りだろうが天皇賞秋で早め勝負の方が面白い。


今回馬券の生命線はやはりシャケトラだったということだろう。
この4着がまた何とも紙一重を感じるものである。
戦績からまだまだ強くなる可能性はある。
現状、上がりが遅いので最大目標は有馬記念か。


成長がやや鈍化しているのと、斤量負けを感じるレインボーライン
ただ、まだまだ強くなる可能性がある4歳。


ミッキーロケットだけに関しては、まだよく個性が掴めない。
おそらく、ゴールドアクター同様まだ太いと見ておく。


生粋のステイヤーが天皇賞春から参戦して、このペースになれば厳しかった。
前半800Mからマジックをかけ始めたところで、デムーロに見破られてしまったのが
運の尽き。この春は実績上位馬で一番消耗しただろうから、ゆっくり回復して欲しい。


さて、キタサンブラック
当然、敗因は体調、ローテーション、ペース、馬場とどれも関係はあるのだろう。
でも、この手のタイプの馬が負ける時は、こういうポジション取りになった時だ。
決して内の馬をねじ伏せたり、叩き合いでねじ伏せるタイプではない。
スムーズに先行して基本ラチを頼りながら時計決着が個性。
また直線後ろから迫られた時の粘り腰も、この馬の才能である。
馬は幾ら強くなっても3歳500万下戦こそがあの馬のスタイルであり、一番目に焼き付いている。
ゾーンが崩れた時には、この馬に限らず生きるものは皆脆い。

 

wiさん、名古屋人さん、林間ジョッキーさん宝塚記念もお疲れ様でした。^^
あらためて、ご返信させていただきます。^^

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