【競馬 予想】 6月16日 レース回顧

函館11Ｒ　ＴＶｈ杯

開幕週から芝は例年通り、飛ばして行けばしっかり脚が上がる馬場と素晴らしい。
近年、北海道競馬で強い競馬をした馬が、その後他場に移っても
そこそこの競馬をするには根拠がある。直線が短いとはいえ、根源能力が問われ易い
馬場であるためだ。

そんな馬場でラッシュライフはしっかり結果を残した。
最後は接戦だったが、先行馬が勝ち馬以外壊滅だったように、ハイゾーンの
厳しい競馬で着差以上の強さであり、相対実力値も抜けた。

2着サララは展開も嵌ったが、過去1度の函館経験でしっかり適性を残していた馬
であり、2週目ぐらいまではこういった馬が狙い目。

阪神11Ｒ　安芸ステークス

ナトゥーアの岩田騎手が先手を主張する。ここで勝負あり。
先手を譲った武豊騎手にとっては、これが反対に致命的。
サクラビジェイは本来もっとテンから飛ばして走れる馬。
ダートでの腕の差、岩田＞武豊＞石橋が如実に表れたレースだった。

阪神10Ｒ　三宮特別

あの芝ながら、驚異的な決着タイムだった。
これは、もうおそらく地はガチガチに固められ競争馬はコンクリートの上を
走らせているのに等しい。故障馬は相次ぐだろう。
宝塚記念を見据えてのこととはいえ、相変わらず造園課は能無し。

そんな馬場とあって、1,2着馬も当然内を抜けた先行馬。
今後1,2年、阪神の良馬場芝で純粋な競馬は行われない。
機械的に、明らかにハイゾーンにならないと予測出来るレースで、内枠の
先行馬を買い続けるのが賢い馬券者。我にそれが継続出来るかは・・・

相対実力値はアドマイヤディーノが飛び抜けた。それながら、実際着順3着の
ところにもこの阪神競馬場の酷さが伺える。
今の阪神芝で外から差せるのは、このフレンチデピュティや4着ビンチェロの
ダンスインザダークなどの持続系。
ダイアモンドヘッドはＳＳ直系らしく、こういう馬場は向かない。
軽い走りをする馬は、改装後の阪神では嫌いたい。

阪神5Ｒ　新馬

ポルトフィーノが無事に前評判通りの結果を残した。
まだ分析出来る段階でなく、順調に成長して欲しい。
ただPOGには指名せず。

福島11Ｒ　福島市制施行１００周年記念

開幕週、そして2走前の絶対実力値から逃げるホクトスルタンの勝利はほぼ濃厚だった。
http://blog.goo.ne.jp/keiba_philosophy/e/aaa84937d7feef93321f444464b985ee

だが、それを上回って来たのはクランエンブレム。
http://blog.goo.ne.jp/keiba_philosophy/e/f96907eb8fca7fad643494e75c14990b
前回の記事で、その実力値に触れたが、この馬芝の初戦が東京、2戦目が福島と
問われる要素が全然違う競馬場でこれだけ走るのはお見事。
直球、変化球をホームランにした今、ピッチャーは投げる球が見つからない。
更なる飛躍を期待したい。

3着リメインオブザサンは、やはり明らかに福島巧者。
開催が進んで、程よく時計も掛かれば勝ち負けは確実だろう。