ダイオードと抵抗の直列回路に流れる電流の理論値を求める計算についてちょっと考えた。
工学系の教科書を参照しているのだが、公式は既成事実のようにしか与えず、なぜそのような式になるのかを教えてはくれない。教科書というのはとかくそういうものかもしれないが、読者が簡単に導けるであろう数値でさえ、どのように算出したのか根拠が明示されていないのは残念なことである。もっとも、僕は別に回路設計技術者を目指しているわけではないので、そういったモチベーションの読者を想定している教科書を読むのに、僕の方が適していないということだろう。
それはともかくとして、ダイオードの熱電圧というものが室温で26mV程度だと書かれていた。その値はボルツマン定数と電気素量、そして室温の絶対温度を用いて算出できる。よく室温は25℃に設定されるので、そう予想して数値を出そうと試みたとき、ある事実に直面して愕然とした。
ボルツマン定数や電気素量は流石に覚えていないので、別の本を参照した。
あとは25℃を絶対温度に換算するだけだったのだが、絶対零度が摂氏何度なのか、思い出せない!
これには狼狽した。
少なくとも、高校時代には物理や化学の問題を解くときに必要なので覚えていたはずだったのだが、そういえばここ数年ほど思い出す機会はなかったかもしれない。
しかし、いくら最近使っていないからといって忘れるようなものだろうか。
事実、思い出せなくなってしまった自分がここにいるわけだが、信じられない思いである。
すっかりヤキがまわっちまったみてぇだなぁ。これから先の将来は、ずっとこんな調子の下り坂なんだろうなぁ。
切ないものよのう。
工学系の教科書を参照しているのだが、公式は既成事実のようにしか与えず、なぜそのような式になるのかを教えてはくれない。教科書というのはとかくそういうものかもしれないが、読者が簡単に導けるであろう数値でさえ、どのように算出したのか根拠が明示されていないのは残念なことである。もっとも、僕は別に回路設計技術者を目指しているわけではないので、そういったモチベーションの読者を想定している教科書を読むのに、僕の方が適していないということだろう。
それはともかくとして、ダイオードの熱電圧というものが室温で26mV程度だと書かれていた。その値はボルツマン定数と電気素量、そして室温の絶対温度を用いて算出できる。よく室温は25℃に設定されるので、そう予想して数値を出そうと試みたとき、ある事実に直面して愕然とした。
ボルツマン定数や電気素量は流石に覚えていないので、別の本を参照した。
あとは25℃を絶対温度に換算するだけだったのだが、絶対零度が摂氏何度なのか、思い出せない!
これには狼狽した。
少なくとも、高校時代には物理や化学の問題を解くときに必要なので覚えていたはずだったのだが、そういえばここ数年ほど思い出す機会はなかったかもしれない。
しかし、いくら最近使っていないからといって忘れるようなものだろうか。
事実、思い出せなくなってしまった自分がここにいるわけだが、信じられない思いである。
すっかりヤキがまわっちまったみてぇだなぁ。これから先の将来は、ずっとこんな調子の下り坂なんだろうなぁ。
切ないものよのう。