身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

緊急の活動のお知らせ

2016年03月17日 08時09分14秒 | 篠原園地


昨日フラッと篠原園地に立ち寄ったら、非常に残念なことに、ビオトープ池に朽ち木などがたくさん投げ込まれていました。

そこで21日の月曜日、祝日、午後2時から、ビオトープ池からの朽ち木の撤去作業と掲示物の貼り付けを行います。
急ですが、お手伝いいただける方は、ご参加くださると助かります。


このビオトープ池には毎年ヒキガエルやクロスジギンヤンマといったトンボが卵を産みに来ます。
そしておたまじゃくしやヤゴ(トンボの幼虫)は成長し、何匹ものカエルやトンボがこのビオトープから旅立っていくのです。

つくったのは、もう10年以上前のこと。
当時の篠原園地管理人さんのつくった、小さな穴程度のものだったのをブルーシートを敷いたり水生植物を植えたりして、ビオトープ池として整備しました。
昔はここに小屋が建っていたらしく、池をつくるときに瓦礫が出てきましたが、それらも一緒に池をつくった有志の手で片付けました。
そして、この広場を「ビオトープ広場」と呼ぶことにしたのです。

管理人さんが池をつくった理由は、春になるとプールのオタマジャクシがカエルになって庭に入ってきて気持ち悪いので駆除してほしいと、近隣住民に方から苦情を受けてのことだとのことだったので、並行して「プールのオタマジャクシを救出しよう❗」を並行して行うようにしたのです。


今は水生植物が芽を出し、カエルが産卵に来る時期です。
4月5月にもなれば他のトンボたちに先駆けて、クロスジギンヤンマの幼虫が脱皮してこの池から飛び立って行きます。
こうした大事な時期を迎えるに当たっての活動です。

ビオトープ広場については近々に別に記事をまとめます。