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身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

都市に住む現代人であっても地球への敬意を大切に。 松田 照之

我が家松田家の小さな自然観察スペース -箱舟の庭-

2018年04月19日 11時46分48秒 | その他


私の自宅の庭は、庭と呼ぶには小さすぎる庭なのですが、それでも地面を大事にしています。
また一つ前の記事などにも書いてきたとおり、昔は当たり前に近所に生育していたのに、次第に生育地もろとも消失してしまった野草たちを集めて、この庭に植栽しています。

4月に入ってから、これらの植物たちにネーム・プレートを付け始めました。
まだ整備中なのですが、このスペースには、これまで紹介してきたような樹木(2~3メートルに高さは抑えてあります)や野草を集め、たらいのビオトープ池も配置。腰掛けて眺めることができるように、そばには縁台も設置しました。

このスペースは「ミニ自然観察園(ビオトープ池と在来の野生植物たち)~箱舟の庭~」と名付けて、自分自身が楽しむことはもちろんですが、家に来てくださったお客様にも、少しでも緑や水面とふれあっていただき、自然や自然の生きものたちのことを知っていただけるようにしたいと考えています。

このためネーム・プレートのほか、年内には解説版も作成して設置するつもりでいます。
また、より詳しい解説のための資料も作成していくつもりです。

いきなり知らない方をお呼びするのは抵抗がありますが、多くの方々に松田家に来ていただき、こうした庭を楽しんでいただいたり、解説板や資料などに目をとおしていただけると嬉しいなぁ・・・という目標を持っています。

今、我が家松田家で見られる花たち

2018年04月19日 11時14分58秒 | その他
3月25日の記事に書いたとおり、私の住む町もどんどん緑が減ってきています。
10年20年前は当たり前に近所で見られた野草たちが見られなくなってきています。
既に住宅密集地となっている町なのですが、さらなる宅地化によって、これらの野草たちが生育していた土手など、生育地そのものが消失してしまったためです。

私はこうした緑の減少をたいへん残念に思い、4月11日の記事に書いたとおり、かつて近所で普通に見られた植物たちを集め、自宅の庭に植栽しています。
中には近所には生えてはいませんでしたが町から離れた県内の山などで見られる植物や、反対に今でも町なかの地面の残った道端などで見られる植物もあります。

既に花期が終わってしまったものもありますが、そうした中で、今見られる花を紹介します。


クサイチゴ(バラ科)
写真を撮ろうと思っているうちに、花が散ってしまいました。
日本の野生の木苺(きいちご)の一種です。低木ですが草のように背が低いため、この名があります。
赤い実は甘く食べられます。
昨年、横浜駅前の鶴屋橋の付け替え工事現場で、帷子川分水路の縁に生育しているのを見つけました。
ゴミも捨てられていたこともあるでしょうけれど、何より雑草扱いされたためだと思います。上から砂利をかぶせられて生えないようにされていたため、残っていた株を抜いてきて、自宅にて育てたものです。


キケマン(ケシ科)
キケマンの仲間は何種かあり、これが何キケマンかまでは、今の時点では私には特定できません。
地域の野草が姿を消していっていることを危惧して、種子を採取して育てている方たちから譲り受けました。
毒草ですので、食べてはいけません。


ムラサキケマン(ケシ科)
町なかでも地面が残っているところならば見かけることのある野草です。
キケマンもそうですが、高山植物として名高いコマクサの仲間です。
やはり毒草ですので、食べてはいけません。


ウラシマソウ(サトイモ科)
湿原の植物として有名なミズバショウを思い浮かべていただけるとわかりやすいかと思うのですが、同じサトイモ科で同様の構造を持っています。ただし、ミズバショウと違うのは仏炎苞と呼ばれる花を包む部分の中から長い糸のようなものが出ていいる点で、これを浦島太郎の持っていた釣り竿の釣り糸と見立てて、この名があると言われています。
私の幼少期には、自宅からすぐの近所のお宅の庭の隅にも生えていました。
この株(個体)は何年か前、宅地化工事の始まった農地の隅に生えていたものを、工事でもろとも潰されてしまう寸前に採取してきたものです。
採取し鉢植えの際、環境が変わってしまったためか花穂が出なかったのですが今年は知らぬ間に出ていて、気づいた時には花はもう枯れかけていたため、この個体の良い写真は撮れませんでした。


サワフタギ(ハイノキ科)
山野の沢沿いに、沢にフタをするように覆って生えるということからこの名がありますが、尾根沿いにも生育するといいます。
近所で見かけたことのある植物ではありませんが、関東の山野にも自生する落葉低木であり、山の沢沿いの自然を連想させます。
昨年、横浜公園の植木市で購入しました。
このように花を咲かせてくれたので、今年はコバルトブルーで美しいと言われる実を我が家でも見ることができるでしょう。




トイレの神様

2018年04月14日 12時11分22秒 | その他
日本人はかつて、居間には神棚、土間(台所)にも神棚、庭にも小さな社・・・と神様と共に暮らすというライフスタイルを持っていました。
それはキリスト教とはまた違いますが、とても良い風習だったのではないかと思います。

日本の神道における八百万の神々という捉え方は、あらゆる被造物(神様の創ったもの)に神様の光が行き渡っているというキリスト教の捉え方と共通したものであり、多神教と一神教という捉え方で二分するべきものでないと考えます。

今、僕が知りたいと強く思っているのは、日本人の自然と共存してきた民族としての理念です。
それは神道の、例えばトイレの神様に関する言い伝えの中に隠されているような気がするのです。
何年か前、「トイレの神様」という歌が流行りましたが、トイレの神様は神道上実際にいらっしゃるということなのです。

それは埴安姫之命という名の女神様です。
汚い話かもしれませんが親となった神様のウンコからお生まれになったそうで、田畑の土壌を司る神様だというのです。
昔は人の糞尿も肥料として畑にまいていたといいますから、便所(トイレ)をおいしい農作物を育ててくれる肥沃な土壌の入り口として、粗末にしたりせず大切に扱ってきた表れだと考えられるのです。

日本人は基本的に農耕民族で土を大切にしてきました。
それなのに現代では、土を汚いもの扱いして、どんどん舗装を進めていっているのが残念でなりません。
こんな現代だからこそ、今一度、日本人が土をどれだけ大切にしてきたか、トイレの神様を通じて知りたいと思っています。

新緑の美しい季節・・・我が家の緑

2018年04月11日 15時19分15秒 | その他
春も深まり、今年芽吹いた新梢の葉も大きく広がり、新緑の美しい季節となりました。
我が家でも木々や草花の新緑が美しいです。
こうした自然のものたちと、いつもふれあっていたいとの願いもあって、昔この地域にも生育していたような木々や草花を自宅で育てています。


ヤマボウシ(ミズキ科)
ミズキ科の樹木ではハナミズキが有名ですが、あれは日本原産の樹木ではありません。
私は日本原産で実も食べられる、こちらのヤマボウシの方が好きで、昨年植木市で購入しました。
新緑が美しいです。


イロハモミジ(ムクロジ科)
「紅葉」と書いて「もみじ」と読むほど、紅葉(こうよう)の美しい樹木として有名ですが、新緑も美しいです。
モミジはカエデとも言いますが、カエデの名はカエルの手から来ているらしいです。


ショウブ(サトイモ科)
五月の節句の際、しょうぶ湯としてお風呂に入れるショウブも家で育てていますが、新緑が綺麗です。
水生植物なので、たらいの小さな池で育てています。

ハナイカダ

2018年04月11日 10時45分32秒 | その他
今、身の回りの緑が、自然が、自然の生きものたちが、急速に姿を消していっているのを感じているので、自宅に緑を増やしています。
恵まれて、我が家には狭いながらも庭があるので、そこに昔近所にも生えていたような木々や植物を収集して植えているのです。
買ってきたものもあれば、知人から譲り受けたものもあります。

その中で、ハナイカダが今年も花を付けました。
これは一昨年、横浜の植木市で購入したもの。
葉の上に花が咲くため、花の乗っているいかだに見立ててこの名があります。

何年か前の今頃の季節、高尾山に行き植物の写真を撮っていたところ、二人組の女性に「葉っぱに花が咲く気があるって聞いたんですけど・・・。」と尋ねられました。高尾山では、まずまず人気があるようです。
県立四季の森公園でも人気のある植物で、来園者にすぐ実を採られてしまうのだと聞きました。

葉の上に花が咲く植物なんて珍しいですし、人気のあるのもわかります。私も好きな植物の一つです。

でもこれ、小学生のころ学校の敷地内にも生えていたんですよ!
それなのに、薮だということだからでしょうか、今ではすっかり刈られて、サクラとその他低木が植栽されています。
私はサクラとかツツジとか植栽されたありきたりな緑ではなく、自然の中の多様な植物の方が大事なのではないかと思うのですが。


ハナイカダの雄株

ハナイカダの雌株

ハナイカダはハナイカダ科の落葉低木で、雄株と雌株とに分かれています。
我が家のはまだ50cmほどの高さしかありませんが、樹高2mくらいになります。



ハナイカダの雄花(上)と雌花(下)
小さくて地味なのですが、確かに花です!



雄花にも雌花にも小さなアリが顔を突っ込んでいるものがありました。
アリは蜜を舐めているのでしょうか。
こうして花粉が運ばれて受粉し、実が成るのですね。

ミツバチについて

2018年04月03日 10時28分15秒 | その他
ミツバチの仲間は大きくハナバチ類としてまとめられます。
ただし日本でミツバチと名の付くハチは、トウヨウミツバチの亜種とされる在来種の二ホンミツバチと蜂蜜を採取するために養蜂されるセイヨウミツバチしかいません。
二ホンミツバチは野生種ですが、セイヨウミツバチは基本的には飼育されているものです。
同じミツバチの仲間ですが、その生態は少し違います。

二ホンミツバチはセイヨウミツバチと比べて一回り小さく、黄色味が薄いです。
とてもおとなしいハチで、巣のある穴の中に手を突っ込むようなことさえしなければ、刺してきません。
個人差はあるかと思いますが、もし刺されたとしても、ちょっとチクッとするだけです。「あれ?今の刺されたの?」といった程度で、かゆみは出ますが後にひく痛みはありません。


二ホンミツバチはセイヨウミツバチよりも一回り小さく、黄色味が薄いです。
性質はおとなしく、巣に触れるほど近づいて攻撃的なことをしなければ刺してきません。

それに比べるとセイヨウミツバチは二ホンミツバチより一回り大きく、黄色と黒色の模様の色が濃く鮮やかです。
養蜂のために飼育されていますが、巣のそばに近づくだけで警戒して刺してきますので注意が必要です。
刺されるとその瞬間にグサッとくる痛みがあり、後からジンジンした痛みとともに腫れてきます。
二ホンミツバチよりも大雑把に1.2~1.3倍の大きさはあるので、針も大きいですし毒の量も多いためです。


セイヨウミツバチは二ホンミツバチよりも一回り大きく、黄色味が濃いです。
性質はなかなか攻撃的で、飼育されていても巣に近づいただけで刺してきます。

春になると冬を越した二ホンミツバチは、旧女王が新女王に巣を譲って自分の産んだ働きバチを引き連れて出ていきます。
これを分蜂といいますが、その際二ホンミツバチの大群がブンブン飛ぶ光景も見られます。
もう何年も前になりますが、港北区内でも二ホンミツバチの大群の中を日常と変わらず人々が平気で歩いていらっしゃるのを見たことがあります。
多分、この町は緑が多いため二ホンミツバチが定着して生息しており、毎年のように分蜂が行われているのかもしれあせん。
そのため住民の方たちは、春の風物詩くらいに捉えていらっしゃったのではないでしょうか。


二ホンミツバチの働きバチ(真ん中の左側)とオスバチ(真ん中の右側)。
働きバチはみな雌バチです。


セイヨウミツバチの女王バチ(周りのハチよりも大きな真ん中の大きな個体)

たとえ町なかであっても、戸外に出れば野生の昆虫たちや野鳥たち、草花が見られるのは当たり前のこと。
ミツバチは花粉を運んで野菜や果物を含めた植物の実を成らせたり、蜂蜜を提供してくれたり(人間が勝手に採取しているだけですが)と、人と関わりが深く、多くの恩恵を与えてくれている昆虫です。
無暗に怖がったり、いたずらなど攻撃的なことをぜず、静かに見守っていただきたいものだと思います。


ユキヤナギの花に止まるヒメハナバチ



春の野の恵み

2018年03月29日 11時41分19秒 | その他
昨日は昔一緒に活動していた仲間たちと会い、春の野を楽しみました。
食用にするつもりで、つくしんぼ、カラスノエンドウ、ノビルを摘み、飼育目的でカブトムシの幼虫も捕獲しました。

これらの野草たちは、私たち日本人が昔から春の野の恵みとして、楽しむとともに大切にしてきたものだと思います。
しかしながら残念なことに、近年ではこうした野草たちを摘める場所も少なくなくなり、自然の恩恵を感じることのできる機会も減ってきています。というのも、こうした野草たちが生育することのできる地面自体を人々が嫌い、消失させてきているからです。
地面や土は、生きものたちの死骸や糞が土に返り、それを養分として再び木々や草花が育つ大切な場。
草むしりすること自体は良いけれども、雑草と呼ばれるそんな野草たちが生えることのできる地面をなくしてしまうのは、決して良いことではないと思います。
そして、ただ草むしりするだけでなく、食用にしたり薬用にしたりと有効活用することで、昔から伝えられてきた自然の恵みが感じられるのです。


カラスノエンドウ、つくしんぼ(スギナの胞子体)、菜の花(これは野草というより野菜ですね)を食用に摘みました。

ノビルも摘みました。

カブトムシは森、森の中でも特に雑木林に棲む昆虫です。幼虫は森の土の中にいて、落ち葉や朽ち木を食べます。植物の死んだ部分を食べて、土へと帰す働きをしているのです。
このように落ち葉や朽ち木は、ただ腐っていくのではありません。カブトムシの幼虫をはじめ、ミミズなど色々な生きものたちのエサとなりながら土へと帰っていきます。
このように、生きものたちは繋がりあって生きています。


カブトムシの幼虫も捕獲しました。

春を迎えた今、夏へと向かって緑が美しい季節となります。
緑といっても様々な木々や草花があり、夏に向かって葉を成長させて大きさや形を変化させていきます。
しかも、同じ緑色の葉でも種によって様々に微妙に異なる緑色や葉の形を見せてくれるのです。

私たちの身近なことろから、このような里山が断片的に残された自然環境が消失していくのは、とても淋しいこと。
単に淋しいだけでなく、それがヒートアイランド現象の原因となるとともに、エアコン等の稼働による電力消費を増進させることになります。
何より生きものたちを滅ぼしていくことにもなっているということを忘れてはならないと考えます。


ウグイスカグラ

2018年03月18日 07時50分44秒 | その他
ウグイスカグラはこれからまだ葉を大きく成長させていったり、花を終えて実を成らせたりと変化していきます。
その葉の美しいこと!
花だけでなく実もかわいく綺麗なこと!

ウグイスカグラはスイカズラ科。
スイカズラという植物は春先に白い花を咲かせ、いい匂いがします。
花は白から黄色へと変化していくので、金銀花とも呼ばれます。
また冬でも緑の葉をつけているので、忍冬(にんどう)の別名もあります。
見つけ次第、写真を撮って紹介します。
ウグイスカグラやスイカズラ以外の春植物や、その魅力についても紹介していくつもりです。


私の大好きな春の花(1)

2018年03月17日 10時46分34秒 | その他
春の花はサクラだけではないのです。
寒くて過ごしにくかった冬が過ぎ、春の到来を告げるように花を咲かす植物を春植物といいます。
みな、魅力のある花ばかりです。

サクラだけを愛し、その他の植物を雑草扱いしかしないのは、私はとても淋しいことだと思います。
サクラだけというのは決して自然環境ではありません。
花木だけということにしても同じです。
自然環境というのは生きものたちの集合体であり、それらが関わりあったものだからです。

春になると春植物が花を咲かせるだけでなく、昆虫やカエルたちも活動を始めます。
わたしたち人間と同じように、春を待ち望んでいた生きものたちが一斉に動き出す時期、春植物をはじめ、いろいろな生きものたちの活動から春を感じたいものです。

写真は私の大好きな春の花の一つ、ウグイスカグラです。





どんぐり樹種の種まきをしました

2017年11月22日 09時14分57秒 | その他
秋になりどんぐりがたくさん落ちています。

どんぐりは木の実。
木の実の中には種子が入っているものです。

どんぐりは実の部分がほとんどない木の実。
なので土に埋め、水やりをしていれば芽生えてきます。

緑を増やすために、お花屋さんで苗などを買う必要はありません。
どんぐりなど、森に落ちている木の実、種子を拾って蒔けば良いのです。

そうすれば、ただ緑を増やすというだけでなく元々あった緑、その土地に元々生育していた植物たちをたとえばご自宅のお庭などに回復させることもできます。

ただ、どんぐりのように拾いやすくて集めやすい種子もありますが、反対に集めにくい種子の植物もあります。
こうした植物たちをどうやって回復させていったら良いかということにも、気を配ることが大切だと思います。
また、どんぐりの樹種のような木や、こうした木々たちがつくる森だけでなく、野草たちや、それらがつくる草原(くさはら)といった緑もも大切です。
なぜなら緑は木ばかりでなく野草もあって、野草たちもどんどん姿を消しているから。
そして、そこには森とは違った昆虫たちや野鳥たちが生息していたり訪れたりするからです。

家や道路やその他いろいろな建物や施設ばかりが立ち並ぶ私たちの住む町も、昔は森や小川や田畑が広がっていたはずです。
人間も空気を吸って呼吸した地、日の光を浴びたり、雨の恵みを受けたり、また同じようにして育った農作物などを食べて生きています。
こうした環境こそが、私たちが生き、生活するために本当に必要な本来の基本の環境であり、それは時代が変わっても変わることがありません。
ですからこ、便利になっているのに、さらに便利にな世の中に向かっている現代でも、こうした環境も残していく必要があるということを念頭において、自然が共存した環境を少しでも維持したり、取り戻していくことができたら良いのになぁと思います。


一口にどんぐりと言っても、どんぐりのなる木はたくさんあります。
なのでこれらの木のことを僕は、どんぐりの木とか、どんぐりのなる木、どんぐり樹種と言っています。
今日は2種類のどんぐりを紹介したいと思います。


これはカシワのどんぐり。
芽のようなものが出ているのが一番わかりやすかったので、まずカシワを紹介します。
5月のこどもの日のころに食べる柏餅の柏も、どんぐりの木の仲間なのです。
写真をよく見るとどんぐりから芽のようなものが出ています。
これが、冒頭でどんぐりは芽生えるので育てられるとお話しした証拠写真です。


この芽のようなものが、本当に芽なのかどうか・・・。
ここでお話ししてしまうとネタバレしてしまいますので、どうぞどんぐりを拾っていただいて、実際に育ててみてください。


これは雑木林の代表的な木、コナラ。
公園にも植えられるようで、よく見かけます。


このコナラも芽のようなものが出かかっているのがわかります。












我が家 松田家について

2017年07月12日 15時31分51秒 | その他



我が家松田家は、「地域防犯連絡所」そして「こども110ばんのいえ」となっています。
これは母が長年、社会的なボランティア活動をやってきたことの中の一部です。

実はその母が、今年の1月にこの世を去っていきました。
昨年の暮れから風邪をひいたような症状だったのですが、年明け3日に突然呼吸困難を起こし、その約2週間後のことでした。

その後4月だったでしょうか、港北小学校の校外委員の方がいらっしゃいました。
ヒアリングのため、年2回「こども110ばんのいえ」を訪問することになっているそうです。
そこで母が亡くなったことを伝えたのですが、「こども110ばんのいえ」は継続してほしいとのことでした。
母が一生懸命やってきたことの一つですので、継続することとしました。


僕は僕で、学生時代から自然環境保全関連のボランティア活動を行ってきましたが、母のやってきたことも少しでも引き継ぎ、これからは自然にも人にも優しい自分そして松田家でありたいと考えています。

そこで、我が家を緑化中です。
庭というには狭すぎますが、樹高2メートル程度の木から、草本層の低木や野草まで植え、小さな森、小さな自然観察園のようにするつもりです。
少しでも自然とふれあい、安らぎ、また学んでいただけるような場所にしたいと考えています。
在来種の樹木や野草などの苗や種子の提供など、ご協力いただける方がいらっしゃいましたら、一声かけていただけると嬉しいです。


我が家を緑化中。
まだ作業中ですが、樹高2メートル程度のヤマボウシ、イロハカエデのほか、サワフタギ、アブラチャンなどを植えました。


今見られるヤマボウシの実。まだ青いです。


こちらはハナイカダの実。


ナツノタムラソウの花。


クヌギなど、ドングリ樹種の苗もあります。

今年2017年の初日の出

2017年01月23日 06時32分16秒 | その他
年明け、我が家は非常にバタバタしていました。
悲しい出来事がありましたが、今週から普通の生活へと戻っていきます。
そんな状況ですので遅れてしまいましたが、今年の初日の出と元旦の富士山の写真をお見せいたします。

今年は早春から本格的に活動を始めていきますが、もうそろそろ、そのための準備をしていきます。


2017年の初日の出

元旦の富士山

四季の森公園で行なった自然観察会と「里山アカデミー」

2016年06月07日 06時21分43秒 | その他
2月下旬だったでしょうか、ある団体から自然観察会のご依頼がありました。
約50人のお子さんからお年寄りまでを対象に、四季の森公園で自然観察会の講師をしてほしいというものです。

四季の森公園は行ったことがなく、どんな自然や生きものたちが見られるか明確にわかりませんでしたが、自分の成長にもなると考え引き受けました。

毎週土曜日か日曜日、3月から4月にかけて、四季の森公園に通って下見をして資料を作成。
4月29日の当日、何とかやり遂げましたが、反省点も多々残りました。


主催者の作った看板(左)と私の作った配布用資料(右)


依頼されて行った四季の森公園での自然観察会の様子。池で捕獲した魚介類を見せています。参加者は50人を少し越えていました。
やり遂げはしましたが、反省点が多々残りました。


自然観察指導員として自分磨きとステップアップの必要性を感じていたところ、その四季の森公園で「里山アカデミー」という講座が開催されることを知りました。
この講座は、四季の森公園での自然観察会講師の養成を目的とした、全6回の連続講座です。

社会人として忙しくなってしまってからは参加できなくなってしまいましたが、以前は目黒にある国立科学博物館付属施設の自然教育園や、秦野にある神奈川県自然保護センターなどに通って、こうした講座を受けていました。

自然観察会講師(自然解説員あるいは自然ガイド)の養成講座が、横浜市内の都市公園で行われるというのは珍しく、たいへん素晴らしいことだと思います。


四季の森公園で行われることとなった里山アカデミー第1日目の様子。
室内での講義の後、野外に出て自然観察。
この講座を受けて、自然観察指導員としてのステップアップを目指します。


CP+2016

2016年03月02日 07時42分58秒 | その他
http://blog.goo.ne.jp/hamateruteru001/e/a1760abd8998412366b088b0150cef2e

別blog「照くんの写真館」に CP+2016 についての記事を連載しはじめました。
CP+は年に一度のカメラを中心とした映像機器の大規模な展示会です。モーターショーのカメラ版といえば、わかりやすいでしょう。
僕の着目した製品などしか載せていませんが、カメラや双眼鏡など自然観察で使う光学機器に興味ある方には、少しは参考になると思います。

写真展の開催について

2014年04月09日 22時00分24秒 | その他

現在、東横線白楽駅にあるカフェレストラン「一(いち)」にて、
写真展を開催させていただいています。

テーマは「冬の野鳥たち」。
これまで冬の間に撮りためた北海道のタンチョウや鹿児島のマナ
ヅル、ナベヅル。そして地元の菊名や篠原の池で見られるカモの
仲間などの写真を展示しています。

期間は4月20日(日)まで。
カフェレストラン「一(いち)」の営業時間等は次のとおりです。

●営業時間:11時半から夕方5時まで。
      4月10日(木)・15日(火)・17日(木)は夜10時まで。

●定休日:第1・3・5日曜日(写真展期間中は4月6日)および毎週月曜日

●臨時休業日:4月8日(火)

カフェレストラン「一(いち)」は白楽駅西口を出て右折し、道路の右側に位置
する白楽あいいく保育園の真向かい。、にあります。