かずの里山ハイク

山や花、日常の出来事などの気まぐれブログ

徳地串の土田ヶ岳 文殊岳

2015年02月21日 | 山歩き

ある目的もあった徳地串地区の土田ヶ岳と文殊岳を歩いた。この両山を平たく言えば、土田ヶ岳が閉鎖的な
山、文殊岳が開放的な山ということになる。

土田ヶ岳登りに使ったコースは途中までは狭い林道~沢沿いの杣道~地籍調査で切り開かれた尾根道と
変化には富んでいるが、至るところで倒木がコースを寸断し、一部はコースの見定めも困難なところもある。
下りはテープ目印など一切ない道無き道?をシダヤブ、大岩など避けながら、けもの道も利用しながら
下ったもので、安易に立ち入らないようにして下さい。このままだと完全に埋もれてしまう山になるかも
知れない。しかしながらワイルド感にあふれ、個人的には楽しい山行だった。

反して、文殊岳は地域の人に愛され、整備の行き届いた道が山頂まで続いている。土田ヶ岳に比べ、
余りに好対照な両山をちょっぴり楽しめた一日となった。

土田ヶ岳コースタイム 駐車地(10:00)→鞍部(10:50)→土田ヶ岳山頂(11:20)→駐車地(12:15)
行動時間 2時間5分 歩行 4km

文殊岳コースタイム 駐車地(12:30)→文殊岳山頂(13:00)→駐車地(13:20)
行動時間 50分 歩行 1.5km

感じの良い杣道なんだが。

倒木が至るところでコースを寸断する。

微妙なバランスの大岩・・・下部は怖くて通れん。

きれいな尾根道も残されているが、そうは問屋がおろさん。

展望が全く無い土田ヶ岳の三等三角点、ゆっくりする気にもなれず、そそくさと立ち去る。
登って来た道をそのまま下るのもいいが、面白くないので道無き道へ突撃?する。

尾根通しで下ろうと思っていたが、ヤブが濃くなって来たので、沢筋にルートを変更する。
けもの道らしきものも利用させて頂いた。これでイノシシさんも通り易くなるだろう。

下山して文殊岳の登山口に向かう。

地元の方の熱意が伝わってくる。

山道の入口から、少しそれたところにこんなものが。沈黙の意味するものは・・・。
見た人はわかるだろうが、沈黙して心に留めなさいという意に解釈した。

土田ヶ岳とは打って変わって整備の行き届いたきれいな登山道。

知恵の岩と命名されていた大岩、少し触ってみたが、これで少しは賢くなれるだろう?

山頂から千石岳

山頂から四熊ヶ岳、何度も歩いた山だが、最近ご無沙汰している。

山頂の石祠

山頂近くにあった四等三角点・・・金属盤が貼り付けてある。最新のものなのか?

ちょい歩きの山2座だったが、それなりに楽しめた。

荒れ加減なれど、未踏の里山歩きは、ちょっとした冒険心も満たされ、いい気分転換になる。
未踏の里山歩き・・・どこまで続くのか・・・ネタは尽きない。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
懐かしいでね (stranger)
2015-02-27 08:33:52
この山に行きましたか。 周南市に居た時、。金光さん第1集改訂版をみながら登ったことを思い出しました。 山口在住時代に、この本に載っている山すべて登ろうと思いましたが3/4で終わってしまいました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。