右田ヶ岳 勝坂～塔の岡コース

天気はパッとしないが、雨は降りそうにない。雑事を片づけて、過日、カメラの破損で登り残した
右田ヶ岳勝坂～塔の岡コースを周回してみる。

勝坂岩尾根コースではボルダリングもどきを楽しみながら登攀する。右田ヶ岳山頂では先着５名、一旦
三角点まで行き、展望所まで戻って簡単な挨拶をすると「もしかして　かずさんでは！」と声をかけられ
ビックリ仰天！！！なんでも私のホムペやブログを時々参考にして山歩きをされているらしい。
また、過去、荕ヶ岳や右田ヶ岳で出合った方もおられ、情報交換等で楽しい談笑の時を持てた。

自身、ごく普通の話をしたつもりだが、これが爆笑で、何故か大受け、なんでだろう？？よくわからん。
さらに良く話を聞いてみると、私など足元にも及ばない健脚揃いで、これまたビックリ！なんでも近く
一日で天神山～西目山～右田ヶ岳～矢筈ヶ岳～大平山を周回縦走されるとのこと。
歩行距離は２８．５ｋｍに及ぶ。

また、「最近、長い距離の山歩きをされていませんね」と手厳しい突っ込みもあったが、「気合がなかなか
入らず、なかなかその気になれましぇん」と逃げておいた。

塔の岡登山口近くで、竹炭の製造準備をされている現場に遭遇し、少し話を聞いてみるつもりだったが、
こちらも話が弾んで、ついにはローストビーフまで振舞って頂くことになり、恐縮至極だった。

塔の岡コースも久しぶりに歩いたが、整備も進んで、その変貌ぶりにもビックリし、なんだか初めて
歩くような印象を受けた。竹炭を作られている教職ＯＢの西村氏と支援するグループの方が、地権者
の許可をもらい進めているとのこと。

今日の歩行ログ

山麓より右から石船山、中の峰（右田ヶ岳本峰）、西の峰
古民家から山頂方面

山麓から勝坂岩稜・・・一部巻きますが、あの稜線を歩くことになる。

勝坂コース下部の石組、数か所見られたが砂防のためと思われる。
同じような石組は勘十郎岳山腹にも見られる。

勝坂本ルートと（岩）尾根ルート分岐、当然岩稜歩きが楽しい尾根ルートを選択。

岩尾根から西目山勝坂コース登山口方面、新旧の砂防ダムが見える。

勝坂岩稜核心部絶壁に立つ、久しぶりに４０年前に購入した重登山靴と２０年前に購入した３シーズン用の
ニッカズボンを履いてみる。着用感は悪くない。しばらくニッカポッカスタイルを続けてみるか？

勝坂岩稜トップの岩の間から西目山と後方の凌厳寺山

岩の割れ目から健気に咲くアキノキリンソウと西の峰

右田ヶ岳山頂では楽しみ過ぎて、写真を撮るのを忘れていた。
画像は塔の岡コース・・・見違えるほどきれいに整備されている。

稜線部より矢筈ヶ岳と大平山

ムラサキシキブもひっそりと

お休み処と防府市街地

とてもきれいで味のある標識、先の西村氏のグループの方の作品です。

ケルンと山頂方面

これまた立派なケルンと山頂方面

権現石祠と山頂

西村氏グループの手による木橋

竹炭の製造所に着きました。テラスやテーブル、石焼釜があったりと、色々楽しめそうです。

海北迫・・・みぎたと読むらしい。

少し話を伺うつもりが、こちらへどうぞと促され・・・・ローストビーフを頂くことに！！！
ワイン風味付きでとても美味しかったです。

歓待はされたが、所詮は門外漢、時を見計らっておいとまさせて頂く。
突然の来訪者に良くして頂き、有難うございました。

きれいな塔の岡登山口の道標・・・これも西村氏のグループの作だろう。

今日は単独行ではあったが、いろんな方との楽しい交流の場が持て、有意義だった。