トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

世界一力持ちの女の子/絵本『おでっちょさん』

2010-03-30 07:59:36 | 絵本・児童文学
おでっちょさん (学研おはなし絵本)
まつした きのこ
学習研究社

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 昔から、怪童といえば男の子と相場が決まっていた。でも、時には、女の子の怪童が描かれることも出てきた。外国では、長くつしたのピッピのような存在が。この絵本に登場するおでっちょさんも、やはり世界一力の強い女の子だ。
 散歩が好きで、道に妨害物があると、それが動物でも、さらには山や月などであっても次々と投げ飛ばしてしまう。投げ飛ばされた後が気になる。

 でも、散歩の終わりに、彼らと原っぱで出会うことになる。彼らは、おでっちょさんと遊びたかった。おでっちょさんも。おでっちょさんは、原っぱごと地面を揺らす。すると、地面の上の仲間たちは、面白がった。こんな調子で楽しく遊んだ。

 そして、遊びが終わると、おでっちょさん、彼らを元の場所へ投げ飛ばした。
すべてが、元に戻って行った。

 豪快で、愉快なお話だ。挿絵も、エネルギッシュに描かれている。

 こんな絵本は、理屈抜きに楽しめばいい。

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