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デートDV、5人に1人受ける 民間団体が高・大生調査/気になるニュース

2010-05-16 00:30:50 | 社会
デートDV、5人に1人受ける 民間団体が高・大生調査(共同通信) - goo ニュース

 「DV=ドメスティック・バイオレンス」(domestic violence)は、家庭内暴力と呼ばれているが、こうした理不尽な暴力は、家庭に同居の家族や関係者によってだけ起こる訳でもない。最近は、「デートDV」が問題となっている。

 家の前が河原なので、天気の良い穏やかな日などは、若いカップルがやってきては、楽しそうに話をしたりしている。もう数年前になるが、とんでもない光景に出くわした。高校生くらいのカップルの男子が、急に女子に対して暴力をふるいだす所を見てしまったのである。女の子に殴ったり、けりを入れたりしだした。しかし、女の子の方は、泣きながら男の子にすがるだけであった。そのうちに、気持ちが鎮まったのか、何事もなかったかのように、その場を2人で立ち去った。こちらは、何もする必要もなかった。ただし、男女の両方に対してあきれてしまった。おそらく、男の子は、そうした行為が男性の強さだと勘違いしていたのかもしれないし、女の子の方も、我慢して従うことが愛情だと思い違いをしていたに違いないのである。こうした錯覚で、交際が続き、もし、結婚に至った場合は、不幸な生活が待っているとしか思えなかった。

 どこかが狂っている。男らしさ、女らしさというステレオタイプが極端になったものを、男女ともにモデルにしているのだろうか。

 なお、暴力は、物理的なものだけではなく、言葉などによる精神的な暴力もある。

『恋人からの暴力「デートDV」を受けたことがある高校生・大学生の女子は22・6%、男子は8・9%に上ることが15日、民間支援団体「アウェア」の調査で分かった。山口のり子代表は「暴力を愛情とはき違え、暴力への認識があいまいな若者の実態が浮き彫りになった」と指摘している。全国の高校や大学で開いた団体のデートDV防止プログラムでの受講者計約2500人に質問用紙を配布し回収した。』

 このニュースの元になったアンケートと、アウェアという団体については、次のサイトからアクセスできる。

 間違ったモデリングに対して、もっと考えることがあるし、若者に対する啓発活動も必要とされるだろう。しかし、相手の痛みを感じられなくなったケースでは、暴力を振るう方も、また、悲しい存在である。もしかしたら、親を含めて家庭環境も深い影響を及ぼしているかもしれない。暴力の連鎖ということもあるのだから。

aware アウェア


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