トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

トピックス ニュースから

2008-05-30 11:31:50 | 多様性
 最近気になった情報

①サブプライム損でペットの路上放置、英で急増 20日付インディペンデント紙

 アメリカの低所得者向け高金利型(サブプライム)住宅ローン焦げ付き問題に発する経済混乱の影響で、猫や犬などのペットを路上に放置している人が急増している。生活苦から家計のコストを削減するためとみられ、動物保護センターは捨てられたペットであふれている。
 英王立動物虐待防止協会(RSPCA)によると、2007年に飼い主に捨てられ、同協会に保護されたペットの数は前年比23%増の7347匹。今年に入り、同協会は4月末までに2621匹を保護した。その半数は猫だったという。
 同紙は、1匹のペットを育てるのに必要な費用を、犬(平均寿命12年)が9844ポンド(約200万円)、猫(同14年)が9459ポンド(約190万円)と試算している。ペット関連費用の削減策として同協会は「負担が大きい獣医費を減らすため、飼い主は動物保険に入ってほしい」と訴えている。

 ※動物愛護の国でも、経済上の理由から捨てられるペットが急増しているなんて、悲しい話です。日本でも、捨てられる犬や猫が多いのかな?保健所から引き取られた犬で、聴導犬やセラピー犬になる犬も少しずつ増えています。大事な命の問題を、どう解決したら良いのか考える必要がありますね。ブログ仲間でも、捨てられた猫を保護されている方もいます。ブログを訪問してみてください。

②目の不自由な人が識別できない紙幣に米裁判所改善命令を出す

 ワシントンの米連邦控訴裁判所は22日までに、現行のドル紙幣は大きさが同じで、目の不自由な人が識別できず、紙幣のサイズや質感の変更を命じた1審判決を支持し、財務省に対策を講じるよう命じた。
 訴訟は視覚障害者団体が2002年に提訴したもので、同省は紙幣を変更した場合には、政府や自動販売機業界などに多額の出費を強いるなどと主張し、反対していた。
 判決は、ドル紙幣は身体の不自由な人の社会参画を保障した連邦法に反しているとした上で、「大半の外国紙幣は識別できるようになっている」と指摘した。
 敗訴した財務省は上訴できるが、同省の代理人を務めた司法省は「今回の対応は決まっていない」としている。財務省は紙幣に関し、視覚障害者を支援する方法を研究中で、2009年に結果が出る予定。

 ※ここでも、権利は獲得するものという事を実感しました。日本だったら、「公共の利益」が優先するのかな?

③「きょうされん」、応益負担廃止を求めて国会請願

 29日、障害者が通う小規模作業所や授産施設などで作る「きょうされん」(西村直理事長)は、障害者自立支援法によるサービス利用で障害者に重い自己負担を強いる「応益負担」の廃止などを求めて第31次国会請願行動を行なった。380人が参加し、130万人分の請願署名を提出した。各政党との懇談会も行い、理事長は応益負担の廃止(3年後に制度見直しが行われる)のほか、障害者の生活と雇用を保証するための制度の創設、小規模作業所への補助金制度の拡充、障害者の権利条約の批准に向けた取り組みの強化などを求めた。

 ※今、多くの施設では、自立支援法の施行により、経済的に苦しい状態が続いています。障害者個人に対する負担も「応益負担」で、福祉サービスを受ければ受けるほど増加し、重度の障害者ほど負担が大きいという矛盾が生じています。「応能負担」制度の適用他、自立支援法の見直しのための活動が各団体で行われています。


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