トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

今年もランドセル地蔵のことを

2010-06-25 01:16:23 | 日記
 今年は、相即寺でのランドセル地蔵の御開帳には、まだ行っていません。
6月23日の1回目の御開帳の日は、沖縄慰霊の日でもありました。当日は、雨の降る日でした。映画「ひめゆり」を観に行っています。長編ドキュメンタリー映画の「ひめゆり」は、各地の上映が中心で、テレビ放映やDVDの販売はなされていません。記憶を次の世代に伝えていく沖縄の「おばあ」達も、いずれはいなくなってしまいます。しかし、映像で長い時間をかけて丹念に記録されたこの映画は、映画館の中で、これからも少しでも記憶を共有できるように上映が続けれられるでしょう。忘れてはならない記憶の伝承。

 八王子で、東京から集団疎開に来ていた神尾明治君とお母さんを巡る記憶も、次の世代に伝えていかなくてはなりません。地元でも、このままでは、住民の記憶にも残らないことになってしまいそうです。もう一度、ランドセル地蔵のことを、1人でも多くの人に伝えるにはどうしたら良いのか、考える必要がありそうです。昨年訪れた時に、近所の子ども達がお地蔵さんに会いに来ていました。そうした動きが希望につながるのでしょうか。

 7月8日の明治君の命日と、1人でも多くの子ども達に来てもらえるようにというお寺さんの意向で、夏休みの8月8日にも御開帳が行われます。

 今年も、平和への巡礼の意味も込めて、じっくりと徒歩で会いに行きたいと思っています。


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