トッペイのみんなちがってみんないい

透析しながら考えた事、感じた事。内部障害者として、色々な障害者,マイノリティの人とお互いに情報発信したい。

日記風に 「ミラクルフルーツ」

2008-11-05 01:21:33 | 日記
 おいらの趣味は園芸だ、いや園芸だった。透析をするようになってから、植物の世話を十分することが出来なくなって、今は休眠状態だ。室内に、名残の植物の鉢植えが少し残っている。

 子供の頃から植物が好きだった。学校の理科の授業で、種をまいてから芽が出るのが楽しみだった。春になれば、八百屋で一株10円のパンジーやデージーの苗を買っていた。トカゲやカエル捕りも面白かったが、植物の魅力は別のものだった。

 子供の頃から、死の恐怖にとらわれることが多かった。人間はいずれは死ななくてはならない、その時のことを想像すると胸が苦しくなった。夜の暗闇の中で、いずれ来る死を思って恐れおののいていた。どうする事も出来ない気持ち。そんな時、千年以上も生きるメタセコイアのような巨木の事を思った。その寿命をうらやましいと思った。発芽してから、多くの人間の生死を見てきたのだろう。

 植物好きは、小学校の担任の先生の影響も強い。先生は、お楽しみ会とか、何かと機会を作っては、生徒に抽選会を行った。くじである。番号札の数字と当選番号がうまく合えば景品がもらえる。景品は植物が多かった。花の苗や、先生が趣味で育てているバラの大輪の切り花。また、成績などが良い時もご褒美としてもらえた。
ひょうたんの苗とか、七色唐辛子の苗とか子供には珍しかった植物。バラの花は、母の日などの景品だった。英語の名前を教えてくれる。バラの香りの思い出。

 その後は、色々な植物を育ててみた。まだ、ハーブが普及していない頃、通信販売で種を買って発芽させてみた。植物遍歴は、又、今度書いてみよう。

 透析の帰りに、花屋を見る。今は、冬を前に観葉植物が安く売られている。一方、ポインセチアも姿を見せ始めた。同じ、熱帯植物なのだが、クリスマスに使われるからこれからが本番。今年は、苞の部分が渦を巻いているタイプのものが売られていた。クリスマスローズという勝手な名前が付けられていた。

 その店で、ミラクルフルーツの鉢植えを発見した。最近は、植物に対して十分な世話をかけられないことが多いので、ほとんど植物を買わないようにしていたのだが、ミラクルフルーツには心が惹かれた。背丈も80㎝近くある。赤い実も2つ付いていた。つぼみもたくさん付いている。この時期だから、安く売り出されていた。この赤い実を口の中に入れて噛んだ後、酸っぱいものを食べると甘く感じるという。ビールの苦みも消えるという。実に含まれるミラクリンという成分の作用だ。効果は、30~2時間ぐらい持続するとの事。結局買ってしまった。今度、レモンを買って確かめてみよう。

 ただ、この植物は寒さに弱いので、冬越しが出来ないかも知れない。前は、簡単な室内用のビニール温室にヒーターを入れて、観葉植物やランを育てていたこともあったが、最近は、そこまで手をかけることはしない。これから室内も夜間はかなり冷える。乾燥気味にすることでどれだけ耐えられるのか、いささか不安である。冬越しが出来れば、別の意味でミラクルフルーツである。

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2 コメント

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いいなぁ~♪ (小町)
2008-11-05 10:09:42
トカゲ・・・カエル・・・捕まえられないわぁ~。。。
お花育てのお話もいっぱい~聞かせてくださいねっ♪
私は、チューリップが好きなので、この時期、植えて、春いお花が咲くのがうれしくて(^^)
お花は~和みますねぇ~♪
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Unknown (トッペイ)
2008-11-05 14:35:14
ヒヤシンスの水栽培なら、室内で楽しめそうかも。
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