今、広角のズームレンズが欲しくて、色々勉強中なんだが、ユーザーの意見に「寄れない広角レンズなんて買う意味ないだろ?」というのがあり、ちょっと引っかかった。
広角で寄ることを重視…。まあ、そう言うものの撮り方は、俺が個人的に好きなだけなのでは?
それはさておき、俺が持っている広角で、一番寄れるレンズはどれだ?
Tokina AT-X 270 PRO AF 28-70mm 1:2.8 … 最小撮影距離70cm。
Tokina AF 19-35mm 1:3.5-4.5 … 40cm。
Canon EF 28mm 1:2.8 … 30cm
おお、ほとんど使っていないCanon EF 28mm 1:2.8が一番寄れる広角だったか。
では、寄れる広角って…何が撮れるのか?自分なりに試してみた。
Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8
1/40s, f/3.2, ISO100
いきなりグロくてすいません。アゲハの幼虫を発見。
なるほど。寄って撮ると、この様な小さな被写体でも、まずまずの大きさで撮れるな。で、広角ならではの被写体の浮き上がり方も強調されるので、なかなか印象的になる。…って感じ?
Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8
1/100s, f/5, ISO100
広角で寄ると、こんな迫力のある画になる。寄るという行為は一緒だけどマクロ撮影とはまた違う。
(と言いつつ、全体をフレームに収めたくって、少し離れた位置から撮影しているが…。)
Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8
1/60s, f/3.5, ISO100
28mmだとシャッタースピードが少々遅くても手ぶれしないのがイイネ。お陰で、水滴もビシッと撮れました。
Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8
1/50s, f/3.5, ISO100
イチジクの葉っぱ。朝露で全体的に水滴が…寄るというテーマからは外れているが、シャッターを切った。
Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8
1/60s, f/4, ISO100
路地に生えていた紅白の花。なんかめでたいね。
この立体感もさることながら、このCanon EF 28mm 1:2.8の持つ、ピントの合うところはビシッとシャープに。この辺が小さなレンズだけど侮れない。
Canon EOS 5D + Canon EF 28mm 1:2.8
1/100s, f/5, ISO100
今度はショベルカーを最短撮影距離で。さびやオイル漏れなどのディテールがうまく撮れたのかなと。
ところで俺のCanon EF 28mm 1:2.8はかなり内部にゴミが入っているからだろうか、何となく光に当たると露出過多になっているような気がする。
Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:1.4 USM
1/250s, f/3.2, ISO100
ちょいとレンズ交換などw
なんだろう?通り雨でもあったのか?今日の水滴はかなり量が多い。
Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:1.4 USM
1/250s, f/3.5, ISO100
イチジクも朝露(?)で濡れていました。
しかし、イチジクは無花果とも書くけど、本当に花も咲かないのに実が成るから面白い。
Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:1.4 USM
1/200s, f/2.8, ISO100
河原に咲いていたユリっぽい花。来週辺りかなり群生している予感。少し楽しみにしておこう。
Canon EOS 5D + Canon EF 50mm 1:1.4 USM
1/320s, f/3.5, ISO100
Canon EF 50mm 1:1.4 USMは、ピント合わせも綺麗に決まるし、深い色合いで撮影が出来る。俺的には手放せないレンズのひとつだな。
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM
1/250s, f/5, ISO400
これもキレイなぼけで立体感が出ているが、広角レンズでこういう作品を狙うと。ぼけている他の花が小さく、たくさん写るのでより一層浮き出て見えるようになるんだろうな。
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM(トリミング)
1/400s, f/5.6, ISO400
うわあ、子猫です。こう言うのはCanon EF 70-200mm 1:4 L USMが大得意。ひげの一本一本まで良く撮れていると思います。
…で、これ野良猫かなぁ?
このほかにも子猫が5匹もいたので。
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM(トリミング)
1/250s, f/5, ISO400
ネコを撮るのは簡単だなぁ。逃げる前に一瞬固まるからw
その玄関マットは、君のお気に入りですか?
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM(トリミング)
1/250s, f/4.5, ISO200
モンシロチョウ。この虫も結構目にピントを合わせようとしてもいまくいかない。目の横の足なんかにピントが合ったりして。
Canon EOS 5D + Canon EF 70-200mm 1:4 L USM(トリミング)
1/250s, f/6.3, ISO200
アブが一生懸命餌を集めているところ。前景のぼけがうるさすぎたかなw
と言うことで、数枚のサンプルしか用意できなかったが、「寄れる広角は大事」というのはよく分かった。
となると、実は広角ズームの候補を2本まで絞っているんだけど…
Tamron SP 17-35mm 1:2.8-4
とCanon EF 20-35mm 1:3.5-4.5
前者は30cmまで寄れ、後者は34cmまで寄れる。それだけなら前者に軍配だが、後者の「純正」という何物にも代え難い安心感も捨てがたい。
値段は前者が2万円前後、後者が1万3000円が相場。となると、非純正でそれだけ高価ということは、それなりの評判があるレンズなんだろうなと想像できる。
ここは1段明るいレンズのTamronにしておこうかなぁ。