紐尾結奈なんて誰が覚えてるんだw
↑元祖ギャルゲー「ときめきメモリアル」でマッドサイエンティストなクラスメート。もちろん恋愛の対象として攻略できました。週末デートがジャンク市なんて、最先端を行っていたなぁ…w
それはさておき、俺のMacMiniの脳改造CPU交換をしました。
いや、結構Core Duo1.6GHzってとろいんですよねw最初っから分かっていたことだけど。で、高速化をするにはどうすればいいのか?とOSのチューニングをするべく、設定を検索していたら、やっぱり手っ取り早いのはCPU交換だと。え?MacMiniってそんな融通が利くの?
ソケットMのFSB667MHzの…ある程度の条件はありますが、選択肢はいくらかあると。
とりあえず、Core 2 Duoにしたいなと。そうしたら、選択肢はT7600(2.33GHz)、T7400(2.16GHz)、T7200(2.0GHz)の3種類からとなるんだけど、さてどれにしようかと。ちなみに中古のヤフオク落札相場は12,000円、8,500円、5,000円となっていて、T7200で妥協だと後悔してしまうかもしれないし、T7600は発熱がすごいらしいし。と言うことでT7400をチョイス。落札も相場より安い8,000円でOKでした。
さて、このMacMini。CPU交換はもちろん、ユーザーに箱を開けることさえ拒むような作りになっていまして、へらをねじ込んで箱を開けるような大胆なことを求められたかと思えば、極小のネジやコネクタを取り扱うような繊細な操作を求められたりとか、DOS/V機の手の入れやすさを知っている者にとっては「なんでここまで難解にするの?」と思いつつ、もう少し容積を増やせば、こんなに複雑な装置にならないのに、これだけのものをこれだけの大きさにまとめちゃうのがマックなんだな…とそのこだわりに感嘆してみたり。
あ、言うの忘れてました。
スティーブ・ジョブズの逝去は大変ショックでした。心よりご冥福をお祈りいたします。
俺はね、「そこらの人よりパソコンが上手に扱える」と言うだけで、ずいぶんといい目を見てきた。プライベートでも仕事でも。それはまあ、Windowsが俺と相性が良かったからで、この辺が馴染めなかったら、気遣いできない、集中力もない、記憶力もない俺は今どんな惨めな人生を送ってるだろうと…。
だからジョブズの「コンピュータを個人の物にする革命」は本当に恩人なの。直接Apple社製品を手にするのはほとんど無かったけど、この世のパソコンはすべてジョブズが作ったコンピュータを参考に作られていると言って過言じゃないかと。特にマウスオペレーションがもたらした「単語を打ち込まなくてもパソコンが使える」という恩恵は、皆さんの周囲をみれば分かるでしょ?コンピュータが一部のエンジニアの物から、老若男女、誰でも使える物にかえてしまった。これは本当にすごいことです。
そんなジョブズの魂が、このMacMiniにも入っているのかな?と思いながら改造に取り組みます。
ま、今回の写真はCPU周りと言うことで。そこに至るまでの大変な道のりは「MacMini CPU交換」で検索すれば色々出て来ます。
FUJIFILM FinePix Z5fd
1/60s, f/8, ISO200
と言うことで幾多の困難を乗り越え、5人となったももいろクローバー…じゃなくてwやっとCPUに到達です。
何が大変ってこのロジックボードを取り出すのに、電源のLED部分を固定しているユニットがあるんだけど、アレを大胆に開かないと(と言う表現で合ってるかな?)バックパネルから各端子引き出せない…そう言う難しさがあります。
また、CPUのヒートシンク。これもスプリング付きの爪で固定されているだけど、先人のブログを見ればこの爪を折っている方が多い。爪が折れるとヒートシンクの固定が大変に困難になるのでいろいろ考えましたが、俺なりの解決策を披露します。
爪が折れると言うことは、爪が硬いと言うことです。この樹脂製の爪をいくらかやわらかくすれば、作業はしやすいのではないか?
スプリングを押し、爪を持ち上げた状態で、さっとドライヤーで暖め、その瞬間、ラジオペンチで爪を挟む。すると、案外スルンと抜けました。そこまで用意していたのでヒートシンクの取り外しはそれほど大変とは思いませんでした。しかし、気をつけないといけないのは3本爪を取って、残り1本になったところ。ヒートシンクがブラブラするようになるので、その勢いで爪が折れるかも。最後の1本は集中しました。
FUJIFILM FinePix Z5fd
1/60s, f/3.5, ISO400
で、新旧のCPUを並べてみる。奥にあるのが新しいCPUのT7400。手前は今までのCPUのT2300。基盤のパターンの模様は一緒ですが、コアの大きさが倍ぐらいですねぇ。性能も倍になればいいなぁ。
FUJIFILM FinePix Z5fd
1/18s, f/3.5, ISO400
ソケットはこんな感じ。デスクトップ用のソケットは外しやすいようにレバーなんかがあって、CPUの固定が出来ますが、これはネジ式。黒いネジを回すと、ソケットの白いパーツがずれ、CPUの脚を固定するという寸法です。
この写真だと、CPUのヒートシンクを固定する爪の形状が分かりやすいかな?
この後、ヒートシンクに残っている旧CPUのカスを取ります。コアの大きさが違うのでそのままだと浮いちゃうので。で、この作業をしたいのだけど、このヒートシンクが温度センサーでロジックボードに固定されている。このコネクタを外すのも一苦労でした。
結局はずれたんですが、正直言って、何をしたら外れたのかよく分からないですwまあ、外れた物はラッキー。カスはへらでゴシゴシ削り取りました。
FUJIFILM FinePix Z5fd
1/60s, f/8, ISO200
そして、300円で買った熱伝導シリコンシートをコアの大きさに貼り付けて、ヒートシンクを取り付けます。3本まで爪を取り付けたところであることに気づきます。
「あ、ヒートシンクの温度センサーの取り付け忘れてるw。」大チョンボですw
再び慎重に爪を外してセンサーを取り付け、再び爪を取り付けます。
正直、爪は外すよりも取り付けの方に気を遣うなぁ。スプリングのお陰で、真っ直ぐ下に入りにくい。爪の先が穴に入っている状態で、グッと力を入れれば、スポンと固定されるんだけど、穴に入っていないのに押すと爪は簡単に折れそうだ。
慎重に大胆に。MacMiniの改造は大変です。
と言うことで元に戻して、起動!
問題なくCPUは認識。スピードも速い!だって、今までやたら遅かったデジカメ写真の表示さえ、パッパと切り替わるようになりました。
問題は発熱。これから注視しないといけないようですが。今耐熱テストを兼ねて、DVDのリッピングをさせています。異常なしで完了すればいいのですが…w