クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

ご冥福をお祈りします

2009-02-05 19:22:25 | 管理人の挨拶
奥様は旦那様のいる施設へ。

帰り玄関ホールに行くと段ボールや紙袋など荷物がいっぱい。施設退去の方の荷物らしい。見ると気になっていたおじいちゃま、Kさんの名前があった。玄関前に止めた車に荷物を詰め込んでいた方に 「Kさんですか?」 と伺うと、「そうです。1月末に病院で亡くなりました」 とのこと。享年95歳。
1ヶ月ほど前からお姿を見かけなくなったのでスタッフに聞くと誤嚥から肺炎になって入院されていると聞いていたのだが。
旦那様が入居した時最初に食事のテーブルが同じになったKさん、話していくと奥さまの父親と同じ年齢で同じ高等学校だったり、冗談がよく通じてとてもいい顔をして笑われたり、将棋を教えてくれたり、外国の話も、写真の話も・・すてきなおじいちゃまだった。最後の方まで歩行器を使ってだがご自分で歩かれ、頭もしっかりされていた。入院1ヶ月ほどであの世へ旅立たれた。Kさんすてきな95年間だったのではないだろうか。
ご冥福をお祈りします。

女学校

2009-02-03 16:04:26 | 管理人の挨拶
奥様は旦那様のいる施設へ。

昼食介助に食堂に入っていくと、旦那様のテーブルの隣に座る帽子をかぶったおしゃれなおばあちゃま、軽い認知症のHさんが話しかけてきた。
「ねえ、あなた、00女学校にいたでしょう!」
60年以上前の女学校時代の友達に奥様が似ていたらしい。奥さまがケアスタッフ(紺色のポロシャツのユニフォーム)とは違う洋服で部屋に出入りするので気になったらしい。
奥様が 「ごめんなさい。人違いですよ」 と言っても 「女学校にいたでしょ!」 と思い出話をしたそう。こればっかりは話を合わせることができなかったんだって。 

腰痛

2009-02-01 19:21:49 | 管理人の挨拶
奥様は旦那様のいる施設へ。

玄関ホールで入室の記帳をしているとベテランスタッフ(30代かな)が近づいてきて挨拶される。私服。
「今度、事務の方に変わりました。腰を痛めてしまって、これ以上悪化させるのはまずいので」
介護職、やはり腰を痛める人が多い様子。

腰を痛めている奥さまは、元気に仕事をしている人たちをうらやましく思って見ているが、このスタッフは気の毒に。無理をしませんように。