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ダンドリ力

2015年11月25日 | Weblog
校内音楽会が終わり、振替休業日と続きました。そして休みが明けての学校日です。音楽会の練習できれいな歌声が校舎に響いていたのが、少し静まり返りました。
 

で、ゆっくりできるのかと思いきや、時間が過ぎていくスピードが速さを感じます。


今日の朝のミーティングが終わると、校区内の母校の小学校の研究会。授業が終わると、学校に戻って生徒総会。午後からは会議とあっという間に時間が過ぎていきました。先生方も期末テスト作成。小規模校だけに3学年分作らなければなりません。複数の教科を持っている先生は、3学年分×教科数です。


明日は、校内の社会科の研究授業、1,2年生の二者面談、3年生の三者面談があるために、その取り組み、準備です。
 


世の中の動きがあまりにも早く、社会情勢や教育の内容、方法の変化も大きいものがあります。求められていることも、より高度です。お家の方の仕事も同じではないかと思います。
 


教師になった頃とはまた時代が違います。先生たちも、いきあたりばったりでなく、先を見据えた取り組みが、これまで以上に必要になってきます。見通しをもって計画的にこなしていく力が不可欠です。


「ダンドリ力」とでもいいましょうか。
 


スピートや内容についていけず、ダウンというケースもあります。することが多いだけに、「忙しい、忙しい。」とただぼやいたり、昔はこうやったのに。」と言っても時間は流れていきます。

そう思っているうちに、中味や目的を意識することなく、こなすだけになりがちになります。中途半端になることで、多忙感もさらに増してきます。
 


ものごとがうまくできないとき、「できないこと」の原因を人や時代や何かの責任転嫁にしてもそれは、一時しのぎにしかすぎません。
 


変わらないのは、子どもたちの目です。先生や親の姿をしっかり見ています。校内音楽会や体育大会などの大きな行事は「ダンドリ力」を発揮していきますが、その期間はわずかで、それ以外の日々の方が長いのです。

そこに次から次へといろんな取り組みがやってきます。
 


時代に対応できる自分自身のスタイルと余裕も必要です。
 

学年長になったときに、Y先生から、「学年での一日のスケジュールなどを朝まとめてくれたらありがたいです。」と言われました。「ダンドリ」をして欲しいという要望でした。

それ以来、毎朝、レジメにして、先生たちに渡していました。今は学年のことから学校全体に広げて朝のミーティングの中で、レジメを渡しています。その日のことと、何日間先でも大切な必要なことを書いています。



自分も作成することで、自分自身が何をすればよいのか、今日何があるのか、例えば、期末テストのことで、テスト範囲の調べをいつするのか、理解できます。

自分がするのがいいのか悪いのかわかりませんが、しないよりいいのかなと思います。



間違いなく全体の取り組みがしないよりバラバラではなくなります。
 


自分の「ダンドリ力」もまだまだで修業が必要です。
 


とりとめもなく書きましたが、うまくいかない人はうまくいかない人なりの習慣があり、うまくいく人はうまくいく人なりの習慣があります。いい習慣とスタイルを身につけたいものです。