何気ない文章の中に

最近、いろんな先生方が作成した学習指導案やレポートなどの文章にふれる機会が多いです。こんなに子どものことを見ているんだと感動する学習指導案にも出会います。

　
教師になろうと夢見ていた学生時代、先輩の先生でもある姉から、

「あなたが先生になるのなら、目の前の子どもたちへのあなたなりの願いや祈りを大切にしなければだめなんよ。でなければ、先生になる意味がない。」

と言われたことがあります。


ずっと昔のことなのに、なぜかその言葉が心の中に残っています。そのことを実践できるように心がけていますが、まだまだと思うときもいっぱいあります。
　

まだ、今日も夜、学校に残って、他の先生が作成した書類を見ています。自分の思いを強制することもできないので、いろいろアドバイスをしながら、現在も作成中です。


文章は、飾りをたくさんつけることができます。でもその時は、文章も抽象的になりがちです。文章も呼吸をしています。



文章の書き方の出来、不出来はともかくとして、文の中に何気なく、垣間見える、究極、その人の「人」として、どう、よりよく子どもたちに関わっていこうとしているのかが大切であると思います。