先週の金曜日、土曜日と中津市中体連の新人戦が行われました。夏の暑い時期、新チームを結成。まずはこの日に向けて日々取り組みをしてきました。新人戦で生徒たちは、練習した成果を発揮しようと相手に挑んでいきました天気が心配された中津市新人戦が予定通り実施されました。途中、中断した競技もありましたが、日程が延期されることなく終わることができました。
今回は、雨のために時間がずれていったので、生徒のがんばりに比べると大したことはないのですが、応援に行くには、難しさがありました。携帯電話はあるものの審判や競技があるので、先生たちもなかなか電話にでることができません。
何分遅れで競技が行われているかわからないので、例えば、予定の時間に会場に着くと、いつ再開されるかわからない・・・と陸上。では、他の競技に。中津市内あちこちに車を走らせました。中津の端から端まで行ったり来たり。ふーっ。
一日目は初日で終わる競技を中心に応援に行きました。室内の競技は天気に左右されることはないのですが、外の競技は生徒もモチベーションの維持に気を遣ったことでしょう。運営する方も今回、相当苦労されたことだと思います。
試合はと言えば、感動するシーンに多く出会うことができました。ソフトテニス部が決勝戦まで進出をしました。生徒の応援も声がそろっていて白熱しています。ラストの３ペア目まで、試合がもつれ込みました。手に汗を握る一進一退の好ゲームです。最後は惜しくも優勝を逃しました。試合後、緊張がほどけたのか、負けた悔しさなのか生徒の目から涙が出ていました。見ている方もぐっとくるものがありました。
卓球もふだんは、笑顔いっぱいの生徒が、一生懸命に戦っています。ポイントを取ったときに、ガッツポーズ。その自然な感じがとてもさわやかでした。応援も一体感がありました。
「みんながんばって応援しちょるんで。」
と一年生。
強いっていうチームは、雰囲気があります。強さが持続できるチームは、あいさつをはじめ、礼儀もマナーも兼ね備わっています。
強さだけを求めているところは、一時的な強さがあるけれど、いつしかチームワークが乱れたり、ほころびが出てきます。試合を見る機会が多いので、そういうことを学ぶことができます。そういうことを考えると、みんな頑張っていることにうれしさを感じました。
新チームになってまだまだ日が浅いです。発展途上のチームばかりです。技術もメンタル面も強くなって、さらにあらゆる角度からレベルの高いチームづくりをして欲しいと思います。生徒たちにとって、きっと将来生きる力の源となるでしょう。