神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[コンサ] 2013 J2 第31節 水戸 vs 札幌

2013-08-29 22:35:35 | コンサ

2013 J2 第31節 水戸ホーリーホック 1-3 コンサドーレ札幌 @ケーズデンキスタジアム水戸

 

コンサドーレ札幌関東地区後援会主催のサポーターバスツアーで参戦。

今回のバスは、なんとサロン席がない。定員の大きなバスにしたらサロン席を設置できないタイプのバスになってしまった模様。前回の松本戦ではサロン席無しで来たバスを無理やりサロン席仕様に変えてしまっていたのだが、今回はバスそのものが対応していないということで、残念ながら断念。

雨が心配されたものの、往きは思ったより天候の崩れも無く、渋滞もなく、順調に進む。車内では、サッポロビール様提供の「サッポロ 富良野の秋―まろやかリッチ―」が無料配布。これはまたサッポロビールに忠誠を誓わざるを得ない。もちろん、いつもの津軽海峡を越えて輸入したクラシックも¥200にて販売。

そんな感じで順調に進んだものの、スタジアムのそばで異変が。

まずはバスがジャンクションで道を間違える。一旦降りて乗りなおすとのことで出口に向かったところ、料金所の前で中央分離帯が空いていたので、なんとここでUターン。これって普通にやっていいのか。おーっというどよめきとともに、正しいルートへバスは復帰。

そして、話題のセイコーマートが2店に増殖。スタジアムにいちばん近いコンビニはセイコーマートになっていた! 調べてみると、なんと、セイコーマートは水戸市内に11店舗もあるらしい。茨城県全域だと81店、埼玉にも21店ある。北海道に地域密着とか言いながら、関東にもそんなにあったのか。

さらに、スタジアムの駐車場がわからず、右往左往。顔見知りのサポ同士が手を振り合いながらアウェイゲート横を通過した直後に逆戻りとか、なかなか面白いことになってしまったが、無事スタジアム到着。

それとほぼ同時に選手バスも到着し、期せずして選手をお出迎えすることができた。試合前なので、あまり選手も愛想がよくないのだけれど、レ・コン・ビンは笑顔で応えるファンサービス。さすが大物だね。

 

そんなこんなで試合開始。

前半は水戸がボールを保持して回す展開。札幌はフェホにめがけてロングボールを多用。

問題なのは主審のファール判定で、取らなくてもいいプレーに笛を吹いたり、大きなファールを見逃したりと、サポでもいらつくのだから、選手はどれほどのことだったろうか。まぁ、PKくさいのを見逃してくれたこともあり、ホームに肩入れしているわけではないようだが。

結局、前半は0-0。札幌の方がシュート数は多いながらも、水戸のフィニッシャーに精度があれば完全に失点していたと思えるような崩され方を2、3回やられてしまう。杉山の正面だったり、枠にいかないのが幸い。これはJ2ならでは。

 

後半も試合展開は変わらず、かなり危ないと思っていたら、15分すぎに失点。上里が治療のためにピッチ外に出ているときに、宮澤がボールを奪われてカウンターを食らった。この時点で水戸の攻撃陣5人に対し、札幌のDFは2人。これではどうしようもない。

さらにその直後にも、オフサイドではあったが、ゴールネットを揺らされる。これはゴール裏で見ていて血の気が引きそうだった。すぐ旗には気が付いたのだけれど、主審がオフサイドの判定をするまではヒヤヒヤだった。

これまではこのまま意気消沈してしまうことが多かったのだけれど、この日の札幌は違った。岡本に替えて内村、宮澤に代えて河合を投入。早めの選手交代、なおかつ、キャプテンとエースの登場で、精神的に大崩れになるのが回避されたのだと思う。

ここからは札幌の反撃。まずは、日高から上原へのすばらしいSBtoSBヘディングシュート。これで同点。

そして、前田からのボールをフェホ。その前のプレーで、ペナルティアーク付近で倒されたフェホが猛然と突っ込んできた。直前に倒されたせいでフェホからマークが外れたという運もあったが、立ち上がってそのままシュートを決めたフェホはすごい。

そして、そのまま札幌ゴール裏に突進するフェホ。あの長身が見えなくなるくらいにサポーターの波の中に飲み込まれるフェホ。そして、飛ばされていく太鼓(笑)

納得のいかないファール判定にいらついていたところでの逆転ゴールということで、必要以上に感情を爆発させた選手とサポの双方だった。さらに、これを見てうらやましがったのが内村。このとき、絶対に俺もサポの元に行きたいと思ったのだろう。

しかし、お祭り騒ぎで浮かれている男に最悪の事態が。ヘディングで競り合った際に、腕を相手の顔面に当てたと判断されて、一発退場のレッドカード。フェホとの身長差による不可避の出来事であるので、これではフェホにヘディングで競るなと言っているのと同じ。相変わらずひどい判定だ。

 

これで水戸が嵩にかかって攻め込んできたが、逆にこれが札幌のカウンターの餌食。前田に変わった砂川からのロングパスを、内村が落ち着いて決め、これまたサポの元へ。フェホと同じくサポの波に飲み込まれて消える内村。

爆心地の右斜め後ろに陣取っていたのだけど、人ごみの向こうで何をやっているのかさっぱりわからん。しかし、この距離感の近さが、こういう小さなスタジアム観戦の醍醐味なのだよ。

結局、期待のレ・コン・ビンの出場は無かったものの、内村、河合、砂川というベテラン陣を適切に投入したことが勝利の理由と言っていいだろう。ボールを支配され、先制点を奪われても崩れなかった。今期のはじまりに比べれば、チームとしてものすごく成長したと思う。

本当に強くなったものだ、わが軍は。

 

帰りのバスではクラシック。レ・コン・ビン加入記念でベトナム式の乾杯を。「モッハイバー!」「ヨー!」

次の岡山戦ではフェホ、奈良、上原と出場停止。これは出場停止選手にとっては良い休養。控えの選手にとっては、良いチャンス。どちらにしても、良い方向に働いて欲しい。

 



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