神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[コンサ] 2010 J2第14節 徳島 - 札幌

2010-05-23 00:26:51 | コンサ
2010年J2第14節:徳島ヴォルティス 0-0 コンサドーレ札幌 @スカパー


たとえ嵐が吹こうとも たとえ大波荒れるとも
飛び立とう戦いの海へ 飛び込もう鳴門の渦へ

毎年恒例、ボルテスVの主題歌で徳島戦。ホント、鳴門では得しません。あんまりいい記憶は無いんだよね。

せっかく、得点した瞬間にtwitterへpostするAAを辞書登録したんだけど、使うタイミングが無かったあるよ。

今日は上里が怪我で欠場。宮澤も前日練習で軽い捻挫ということで、DFラインに続いてDMFも緊急事態。これにより、パクジンスがついに初出場で先発。ベンチはFWばかりなり。

相手は開幕4連勝と調子が良かったものの、気が付けばここ5試合で1勝4敗。前節は柏に虐殺を食らった徳島。選手はそろってるのだが、なんとなくうまくいっていないのは札幌と同様。

今日の札幌は完全にダメなときのキリノ1トップシステム。ポストプレーで潰され、縦パスは読まれ、横パスはパスカットされ、ドリブルは前に進まない。室蘭での動きをすっかり忘れてしまった攻撃陣。

攻撃陣がドリブラーばかりで、ボールの収まりどころが無いため、漫然とボールを前に蹴っているだけになってしまっている。どうやって点を取ればいいのかがさっぱりわからないのか、ボールを受けた選手がそのまま棒立ちでマゴマゴというシーンすら見られた。

一方の守備では徳島のロングボールに何度も危ないシーンを作られるも、身体を張った守りでなんとかしのぐ。目立つのは芳賀、藤山、石川、高原のがんばりだけ。

ボールを持った選手へのプレスが甘いので、2トップの二人にどんどんいいボールが入っていく。それを石川や藤山がファールで潰すというシーンがリプレイのように繰り返される。

この攻撃がうまくいっていたせいか、徳島はサイド攻撃をほとんど使わなかったために、今日も藤田のサイドバックは無難な守備。攻撃の方はさっぱりだったが。これなら、3バックでも良かったかもしれない。

パクジンスは随所にテクニックを見せたものの、韓国人選手特有の異様なガッツは見られず。意外にクールな選手なのかもね。しかし、今日の札幌に必要だったのは、空回りするぐらいの気迫だったりして。

後半は開始から古田に変えて近藤を投入。さらに、負傷の宮澤、内村と攻撃の選手を投入。徳島のスタミナ切れもあって、徐々に攻撃のシーンが増えたものの、決定的なシーンは砂川と内村に一本づつあったかどうか。近藤、キリノはフィニッシュにつながらず。

終了時にはブーイングも拍手もなしだったそう。実況には静かな時間が流れたと言われるくらいの何も無い試合。

一番盛り上がったのは、藤山が相手ゴールライン際までするすると上がっていったシーン。不甲斐ない攻撃陣にいらだって、俺がやってやるという意識が見られたシーンだった。

良かったのは、相手フリーキックの時に壁がうまく作れていたことぐらいか。でも、そうやって課題をひとつひとつ克服していくのも大切なことだ。もっとも、一度克服した課題は忘れちゃいけない。

このメンバー、この出来では負けなくて良かったとしか言いようが無い。次節はついに聖地厚別開催。気合を入れなおしてがんばっていただきたい。



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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2010-05-23 14:58:02
ドリブラーってドリブルの得意な選手のこというんだよ。だからドリブラーはボールを持ちすぎるとか言われても、ドリブラーが多くてボールが収まらないとか言われることはない。ボールが収まらないと言うことはボールがもてないということで、つまりそういう選手はドリブラーとは言いません。ろくにボールキープもできないドリブラーってただのへたくそ。
あと守備の問題はボール保持者へのプレス不足ではないよ。プレス時の中盤と最終ラインの距離の問題と、プレスする場所とタイミングの問題と、マークの問題と、まあ全部なんだけど、とりわけボール保持者へのプレスが個人によって行われているところが致命的なんだよ。
どういうことかというと、ボール保持者は普通自身のキープ力のほかに、最低2~3程度のパスコースを持っている。それに対してプレスをすると、ドリブルでかわされる、パスを出される、といった対応をされるんだけど、ドリブルはともかく、パスコースはせいぜい一つか二つくらいしか個人では消せない。となると一人でプレスするだけだといくつかのパスコースは必ず残るわけで、そこにパスを出されて、パスを受けた相手選手がまた前を向いて攻めてくるようだと、プレスは全く意味がないというわけ。それが今の札幌。本当は別の選手が消しきれなかったパスコースの先を読んで、そこにパスがきてもすぐに相手選手にプレッシャーをかけられるようにしないといけない。でもそれがないからどんどん前を向いてボールを持たれるし、実況に疲れるだけで意味がないとか言われる屈辱。
これは選手の運動量とかの問題ではなくて、単純にチームとしてどう守るかができてない証拠。どげんかせんといかんと普通の監督なら思うけど、石崎はいつまでたっても修正しない不思議。

ブーイングしたチームが強くなると言うのは完全な迷信だけど(歴史的に一番ブーイングされてそうな浦和が一番強い歴史を持つわけではないし)、石崎やめろコールをするなら一緒にやりたい気分。
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