地球が静止する日 - goo 映画
愛があれば地球環境なんか破壊しても平気だぜ。もしくは、“Change!”“Yes, We can!”なオバマ応援映画。
地球にとっての一番の害獣は人類である。日本人にとってみれば、高度成長時代の公害の体験から、ウルトラマンや仮面ライダーといった子供向け番組でも、ジブリ映画や幾多の小説、映画、コミックで取り上げられた、言ってみれば「常識」である。このテーマをハリウッドがどう料理したのかと、期待して見に行ったが、期待通りのコケっぷり。
京都議定書に頑としてサインしない米国国民が、地球温暖化を叫ぶゴアのおかげで、やっと目が覚めたかと思いきや、この映画ではクラートゥが人類を救う決心をした理由が明確でないため、何のことやらわけのわからない結末になってしまっている。要するに、アメリカ人は家族愛が好きなんでしょ、でおしまい。ハリウッドチャンネルの監督インタビューも呼んだけど、頭の中10年は遅れてるんじゃない?
リメイクとしては、ロボットのヌートのデザインが旧作どおりでうれしい。「クラートゥ バラダ ニクト」もそのまま。旧作へのリスペクトはあるのね。それじゃ、なんでこんな劣化コピーを作ろうとしたんだろうか?
愛があれば地球環境なんか破壊しても平気だぜ。もしくは、“Change!”“Yes, We can!”なオバマ応援映画。
地球にとっての一番の害獣は人類である。日本人にとってみれば、高度成長時代の公害の体験から、ウルトラマンや仮面ライダーといった子供向け番組でも、ジブリ映画や幾多の小説、映画、コミックで取り上げられた、言ってみれば「常識」である。このテーマをハリウッドがどう料理したのかと、期待して見に行ったが、期待通りのコケっぷり。
京都議定書に頑としてサインしない米国国民が、地球温暖化を叫ぶゴアのおかげで、やっと目が覚めたかと思いきや、この映画ではクラートゥが人類を救う決心をした理由が明確でないため、何のことやらわけのわからない結末になってしまっている。要するに、アメリカ人は家族愛が好きなんでしょ、でおしまい。ハリウッドチャンネルの監督インタビューも呼んだけど、頭の中10年は遅れてるんじゃない?
リメイクとしては、ロボットのヌートのデザインが旧作どおりでうれしい。「クラートゥ バラダ ニクト」もそのまま。旧作へのリスペクトはあるのね。それじゃ、なんでこんな劣化コピーを作ろうとしたんだろうか?