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神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

[コンサ] 2012 J1 第32節 札幌 vs 鳥栖

2012-11-17 23:59:59 | コンサ

2012年 J1 第32節 コンサドーレ札幌 2-3 サガン鳥栖 @スカパー


櫛引が累積出場停止で、さらに引き続きDFコマ不足は続く。奈良とジェファンが復帰も、宮澤と河合はお休みで、真ん中は岩沼。こんな3バックでJ1とか、無理ゲーすぎる。それらな4バックでいいんじゃないか。

攻撃では内村が下がり目で、ワントップは大島。今日はちゃんと働いてくれるんだろうか。一点取れば、サポーターは手のひらを返すので、なんとか頑張ってほしい。


しかし、前半は鳥栖ごときにボールを回されるという醜態。

ジェファンからいい縦パスが何本か出たが、そこから先がつながらない。カウンターも決まらないのは、トラップがへたくそでボールが流れるのにサポートの選手が遠いので、すぐにボールを奪われてしまうせい。今年は特に思うのだけれど、札幌はもうちょっと下手な選手がなんとかするための戦術を持った方がいい。選手が戦術に追いついてくるのを待っているようじゃ、いつまでもこのままだ。

40分ごろには初めて見せ場を作るも、フィニッシュは芳賀のミドルでゴールの上。あれは抜け出した大島のトラップミスなんだろうけど、そもそもなんでダイレクトで撃たないのさ。

こんなワンサイドのゲームに見えたのだけれど、J's Goalの試合レポートには一進一退と書いてあって、ちょっと疑問。どう見ても鳥栖がボールを持って、札幌がなんとか跳ね返しているだけにしか見えなかった。

そうこうしているうちに、古田が左サイドから抜け出し、ペナルティエリアにドリブルで切り込んできたところを豊田がひっかけてPK。そうそう、こうやってサイドからドリブルで突っかけていく方が札幌らしい。

PKは内村がキーパーをよく見ながら蹴ったんだけど、動きがぎこちなくて不安だった。PK蹴るのも久しぶりだったか。これで1-0。

そして、すぐに前半終了。先制の時間帯としては完璧。しかし、ここから守るか攻めるかが問題。


後半は前半と変わって、先制点に気を良くしたのか、気持ちよく攻めていたのが、豊田のヘディングで失点。奈良が付いていて、タイミングを完全にずらしたように見えたが、それでもゴール隅に決める豊田はさすが。

しかし、その直後に古田のコーナーキックを奈良がヘディングで決めて、守備の失態を取り返した。奈良はJ初ゴール。これでサポは大いに沸いたわけだったのだが……。

鳥栖相手に再び自信を取り戻す札幌。ここから完全にノーガードの殴り合いの様相を呈する。ところが、結局、ゴールネットを揺らしたのは鳥栖の2発。やっぱり最後は選手個人の差が大きく出たような結末だった。

せっかく先制したのに、ホームで逆転負け。この最悪なずっこけ気分をどうしてくれよう。


鳥栖はやりたいことがはっきりしているし、豊田を中心として選手個人の特徴を生かした戦い方ができていた。

一方の札幌はDF陣を中心に選手がそろわず、そもそも戦術以前の問題なのかも。選手の特徴という意味では、アーリークロスの得意な岩沼をスイーパーに使ったり、裏に抜けるのが得意な選手にポストプレーを要求したりと、相変わらずちぐはぐな感じ。

これは“アグレッシブで攻撃的なサッカー”とか、“チームカラーとして継続的な攻撃の形”とかを求めるサポーターの声に応えた結果だと思うのだよ。しかしながら、相変わらず他チームやマスコミには、守備優先のカウンター型チームとみられているのは、その攻撃がまったくうまくいっておらず、カウンターでしかチャンスが作れないからなんだよな。

それなら開き直ってカウンター型のチームを作れよと思うのだけれど、どうなんですかね。


次節はジェファンがカード累積出場停止。相変わらずDFがそろいませんな。ホーム最終戦だというのに、いったいどうなることやら。

 


[コンサ] 2012 J1 第31節 広島 vs 札幌

2012-11-07 23:59:59 | コンサ

2012年 J1 第31節 サンフレッチェ広島 3-0 コンサドーレ札幌 @スカパー


久し振りの平日開催。都合のいいことに、この日はうちの会社の定時退社日。残業抑制のために定時退社強化期間になってしまったのをいいことに、チャイムとともにダッシュで帰宅。余裕でキックオフに間に合った。


いきなり主審がコイントスでミスって両キャプテン爆笑。和やかな雰囲気でキックオフ。

この日のコンサドーレは荒野が初先発。あれ、初だったっけというイメージ。そして、期待の前田と高柳はベンチスタート。どうせ消化試合なら先発で使ってあげればよかったのに。いや、相手サポのご機嫌取りは必要ないか。

そして今日も5バック。え、3バックじゃなくって5バック?

櫛引が出場停止から戻ってきて岩沼が左サイドバックに戻ったものの、なんと右サイドバックに古田。いや、どう見ても5バックじゃないだろうと思ったけれど、画面を見るとDFラインに綺麗に5人が並ぶ、本当の5バック。しかし、古田の守備はなかなかうまくなっていた。飛びこまないで身体をうまく使って相手を止めていた。ちょっと見直したよ。

前線では内村が良く走っていた。積極的にプレスをかけて前後左右に動いているが、周りのサポートがもう少し足りないか。ボールもワントラップまではいいのだけれど、そこからがつながらない。

そんなわけで、完全に広島ペースでボールを回される。しかし、ミドルシュートを芳賀が何度もブロックして、まともに枠に飛ばさないのはさすが。

しかし、縦パス一本に抜け出した佐藤寿人を、櫛引が後ろからひっかけてPK。意図的というよりは、自分がバランスを崩したときに足に引っかかってしまった感じなのでもったいないが、正直言って「またか」という印象。サポがまたかと思うのだから、審判団もまたかと思っているだろう。荒いんじゃなくって、下手なだけなので、なんとかこの経験を生かして成長してほしい。っていうか、また次節休みかよ、お前!

このPKを高原が横っ飛びナイスセーブ! かと思いきや、手をはじいてゴールイン。やっぱ、高原ってすごいねー。

先制点を取られても、特に試合の流れは大きく変わらず、ボールを回して攻め続ける広島に対し、時々カウンターを仕掛けてボールを失う札幌という構図。しかし、左サイドで宮澤がどんどん上がる。CBとは思えない位置取り。っていうか、4バックになったのか?

そうこうしているうちに、縦のロングパスが斜めに走り込んできた佐藤寿人にピタッと合い、河合のスライディングをあざ笑うかのような豪快なダイレクトシュートで2点目。これは敵ながら綺麗なゴール。というか、綺麗すぎるゴール。年間ベスト級じゃないか。

カウンターで獲られたというより、人数はそろっていても、スピードに間に合わなかった感じ。なんで寿人は日本代表で使われないんですかね。


後半も流れは変わらず。最後はこれまた綺麗なヘディングで3点目。

何もできずに完敗である。DF陣は怪我人だらけのうえ、攻撃では佐藤寿人の得点とコンサドーレ札幌チーム全体の得点が競っている状態ではあたりまえの結果か。


前田はともかく、大島が入って完全に攻撃の形が作れなくなった。石崎監督が大島に期待しているのは、放り込みからのチャンスメイクだと思うんだけれど、アバウトなボールを蹴り込んでも競って落としてくれるほどの力が無いので、完全に不発。ベンチメンバーを見ると、スピード系の選手がいないので、打つ手がそれしかなかったということなのかもしれない。

精一杯やった。さぼっている選手もほとんどいなかったし、勝ちたい気持ちも見えた。これ以上のプレーはできなかった。それでも完敗だった。これが最下位確定のチームと、優勝を争うチームの差である。何もかもが違い過ぎる。その差を埋めるだけの知恵もなかった。

 

 


[コンサ] 2012 J1 第30節 FC東京 vs コンサドーレ札幌

2012-10-27 23:59:59 | コンサ

2012年 J1 第30節 FC東京 5-0 コンサドーレ札幌 @味の素スタジアム

浦和戦、鹿島戦といい感じの試合が続き、もしかしたら今日も……という期待と共に迎えた関東最終戦。

お馴染み味の素スタジアムのアウェイ並びは、なんだかいつもより少ないような……。やっぱり、降格が決まった後の消化試合なのでってことなんでしょうか。それでも、試合開始前にはアウェイゴール裏も隙間なく増えてきた。やっぱり、さすがの味の素スタジアム。

ピッチ練習後は久し振りに岡山劇場も開幕。盛り上げ役ご苦労様ということだが、本職のCBなのにベンチというのはどうなんだ。3バックがすべて本職外。まさにボランチだらけのディフェンス陣。怪我に出場停止に年代別代表にと、相変わらず選手がそろわない中で、先発に起用されないいらない子扱いではないか。

攻撃では、この日は久しぶりにハモンと大島が先発。しかし、これが大誤算の始まり。大島はボールを受ける動きが悪いし、ハモンは下がり過ぎ。今のこの二人なら、ジオゴの方が良かったんじゃないかというくらいのダメっぷり。二人とも、初登場の時は輝いてたように見えるんだけど、なぜ劣化していくように見えるのか。相手のスカウティングのせいなのか、本当に劣化しているのか。

石崎式ワントップは、攻守の要がトップに入る選手にかかってしまうので、この位置の選手の出来が悪いと、本当に形にならない。

浦和戦、鹿島戦は、DFの選手までが前線のプレスに来るぐらいだったのに、前線の選手の動きが悪いために流動性が全くなくなって、動脈硬化を起こしたようにチーム全体の動きがぱったりと止まってしまった。

これが石崎戦術の限界というべきか。結局、この4年間、トップの選手には恵まれなかったよね。石崎戦術にマッチするFWってジオゴくらいじゃなかったのか。正直言って、怪我が無くゴン中山が試合に出られてもあんまり変わらなかったような気がするし。

それでも、前半はなんとか1失点に抑えたものの、後半はFC東京のカウンター気味の攻めにスコスコとやられて、結局は5-0の大敗。また元に戻ってしまったか。

カウンターで惜しいシーンが何度かあったし、終了間際にはドフリーな岩沼の前にボールがこぼれてきたのだけれど、これを吹かして全員ずっこけ。

試合終了後の挨拶でも、選手も棒立ち。なんというか、罵声と激励の声の中で退場のタイミングを見失ったような妙な雰囲気。

さらには、コールリーダーの最後の締めの最中にMMPが指笛とブーイング。それに、これまで静かに耐えてきたコールリーダーのyasuくんもブチ切れ。おそらく、一番情けなくて悔しい思いをしてきたことが一気に噴き出したんじゃないか。一触即発というか、完全にやばい雰囲気の中、なんとか暴力沙汰にはならなくて済んだのは幸い。

しかし、MMPはどうにかならんのか。試合中も指笛がうるさすぎるし、悪名高いクネクネ旗は本当に邪魔。あいつら応援したいんじゃなくって自己顕示欲が強いだけだろ。応援している自分に酔っているナルシズム。そして、チームが負けると、思い通りにならない子供のように癇癪を起す。

サポチームとしても長いんだから、それなりに年長のメンバーもいるんだろうと思うけれど、自浄作用がきかないと本当に出入り禁止になるぞ。

 

そんなわけで、脱力感満載の試合終了後は試合終了後は関東後援会宴会@新宿。

ヘパリーゼプラスとか、「はたらけはたらけタカヤ」な伝説の男、高谷さんとか、脱ぎたがる若者とか。

チーム発足当時からのサポーターから、学連関東支部の学生まで、とりあえずみんなで飲んでフラストレーションを発散しました。

好きですサッポロ。どんなことになっても、コンサドーレ札幌は消しません。俺たちの場所は消させません。

 

 


[コンサ] 2012 J1 第29節 札幌 vs 鹿島

2012-10-21 23:29:19 | コンサ

2012年 J1 第29節 コンサドーレ札幌 0-0 鹿島アントラーズ @FootNik中野


前節の浦和に続いて、強豪の鹿島が相手。

鹿島といえば、前回の対戦では7-0のいわゆる炭鉱スコアでの大敗。札幌の選手は全員炭鉱送りに……なることはなかったが、思えばそこからが大敗続きの始まりになってしまったのだった。

この日は今年最後の厚別。倍返しとは考えづらいが、せめて半分の3失点ぐらいまでには押さえたいところ(弱気)


久し振りにFootNikでも行こうかとホームページを見てみたら、なんと中野に3号店ができていた。これは偵察に行かねばと出撃。

様変わりした中野駅北口からエスカレータに乗って、徒歩5分。中野区役所の裏にできた新しいビルの1階にFootNik発見。辿り着いたときは清水-神戸戦の放送中だったが、うるさい浦和サポが帰った直後だったのか、意外に席は空いていて、鹿サポ席前にベストポジションを獲得。ロンドンプライドを舐めながら試合開始を待つ。

今回初めてマーフィーズの生も飲んだ。ギネスよりも苦みが薄く、軽い感じ。スタウト版のキルケニーみたいなものですね。ビール嫌いの人もこれならおいしく飲めそう。

人数的には札幌サポは我々のほかには見当たらず。鹿サポは10数人くらいでした。まだ浸透していないのか、みなさん恵比寿だったんですかね。

中野は、うちからだと、大崎や恵比寿よりも断然行きやすいので、出撃の機会が増えそう。

 


さて試合ですが、やっぱり鹿島はうまい。個人個人の技量を比べれば、圧倒的に分が悪い。しかし、札幌の選手も集中力を持ってしっかりと守り切った。

奈良が出場停止の中、CBに入った河合を中心に、ボールを回されても最後のラインは越えさせない感じ。

しかし、その河合がスライディングしたときにボールが肘に当たったということでハンドを取られ、PK。いやそれ、当たってないし、当たってもPK取るプレーじゃないだろう。まったく、審判に恵まれないことが多すぎる。

ところが、このPKを高原がスーパーセーブ。さすが、守護神。いや、守護守。試合後のインタビューでは、「データが生きたと思うので、8割くらいは赤池コーチのおかげだと思っている。」(J's GOAL)なんてことを言ってる。ほんとかよ。

そしてさらに札幌の受難は続く。今度は櫛引がなんて言うことは無い接触プレーで2枚目のイエローカードを受けて退場。これには後ろの席の鹿サポも主審がおかしいと騒ぎ出す。

そんなハンデがありながらも、なんとか0-0で試合終了。

後半からの冷たい雨の中、選手もサポもお疲れ様でした。審判はビデオ見直して反省しろ。

しかし、この試合でなんと最下位が確定したらしい。別にどうでもいいですね。


高原のスーパーセーブ。河合の執念のスライディング。そしてさらに、岩沼vs大伍のバチバチ同期対決と、見どころの多い試合だった。それに加えて、めったに飲めないエールの生が旨いとあって、引き分けでも大満足な観戦だった。

 


[コンサ] 2012 J1 第28節 浦和 vs 札幌

2012-10-16 00:04:25 | コンサ

2012年 J1 第28節 浦和レッズ 1-2 コンサドーレ札幌 @埼玉スタジアム2002


J2降格決定後の試合。

選手たちひとりひとりはいったい何をテーマに戦うのかを見に行った。さらに、サポーターとして、なんのために応援するのかを自問自答するために見に行った。

この日、実は前日にワインを飲み過ぎて、二日酔いが抜けておらず、完全にヘロヘロだった。正直なところ、お休みでもよかったようなものだが、いやー、現地に行って本当に良かった。


試合開始直前にコンコースでサポ集会。いつもとはかなり雰囲気が違い、撮影禁止の通達。

コールリーダーから、前の試合終了後に降格に気付いていなかったことの謝罪に始まり、何のために応援するのか、チームを愛する気持ちを示そうとのお話。

真剣なんだ、ヘラヘラしてる場合じゃないんだ。そういう気持ちだけは伝わってきたけれど、なんとなく取り留めのない話で終わった。

実は、集会前に、柱にもたれてひとりでしゃがんで黄昏ていた彼の姿も見ているので、なんというか、やるせない気分になった。そんなに背負い込まなくてもいいのに。


そして試合開始。

浦和の応援はすごいね、やっぱり。この日も3万人のサポが歌う。負けじとコンササポも歌うけれど、数の差は如何ともし難い。

前半はさすがのボール回しに翻弄されるも、マルシオ・リシャルデスが外しまくってなんとか0-0に抑える。

目立ったのは3バックの中央で先発した宮澤と、右サイドで先発した前。前は本当に良かった。身体も一回り大きくなった感じで、相手選手に当たり負けせず、返って柏木を吹っ飛ばしたりしていた。そして、宮澤のスイーパーっぷりも随分と板についてきた。状況判断と位置取りはなかなか素質があると思う。しかし、宮澤をこの位置に使うというのは、やはり札幌の台所事情の苦しさを物語っている。なんとか宮澤を攻撃に使っていけないものか。

そして、河合や山本が、時には宮澤さえもFWを追い越すようなチェイシングを見せていたことは印象的だった。こんな感じで前からプレスをかける試合は久しぶりだったかもしれない。

シーズン序盤の勝ち無しの頃から、精神的な弱さ、自信の無さが指摘されていたのだけれど、降格が決まって、やっと吹っ切れたのか。あるいは、石崎監督指示の戦術変更なのか。外人助っ人を外して、がんばれる選手だけで行こうと思ったという監督談話からすると、後者だったのかもしれない。っつーか、最初からやれ(笑)

そして後半。

河合からの縦パスを古田がうまくトラップして、反転してのシュートを決めた。これはすごいプレーだった。本当に気持ちのいいファインゴール。

さらに、カウンターで古田が追加点。槙野がスライディングして防ごうとしたボールが古田の身体に当たってゴール前にこぼれるというラッキーなシーンではあったが、これも落ち着いて決めた。

これまで、ハモンからのスルーパスでゴール前一対一になりながらもシュートを外すというシーンが多かったが、この試合では2本も落ち着いて決めることができた。これは古田の成長と言っていいだろう。本当はもう一本か二本、決定的なチャンスがあったんだけどね。

一方の浦和は、原口もリシャルデスも外し過ぎ。さらに、高原のファインセーブもあって、なんとかしのぐ。

終了間際に梅に1点返され、ロスタイム突入。祈るような気持ちで歌い続ける中、終了のホイッスル。

静まり返る3万人のスタジアムに、We are Sapporoコールが響き渡る爽快感。本当に遅ればせながらのアウェイ初勝利。そして、カルナバルの始まり。

今年一番のゲームだったかもしれないね。本当に見に行って良かった。降格なんて関係ない。俺たちはこのチームを愛している。負ければ悔しい。そして、勝てばうれしい。勝ち試合がこんなにうれしいとは、長らく忘れていた。


しかし、試合終了後に「すすきのへ行こう」は無し。そして、なんかサポ同士揉めてた?

すすきのへ行こうなんんて浮かれてる場合じゃないというならば、チームへの愛を示せというならば、ここはやっぱり「好きですサッポロ」のチャントを復活させるべきだろう。今では関東後援会宴会の締めに歌われるだけの歌になってしまったけれど、チーム愛を示すためにはうってつけの曲だと思うんだけれど。どうでしょう、USさん。

 

 


[コンサ] 2012 J1 第27節 川崎 vs 札幌

2012-09-30 14:55:41 | コンサ

2012年 J1 第27節 川崎フロンターレ 1-0 コンサドーレ札幌 @等々力陸上競技場


ついにやってきてしまった、負ければ降格の日。

ところがどういうわけか、札幌サポーターには大宮が勝たない限り降格が決まらないという通説がはびこっており、ぜんぜん悲壮感がなかった。これもいわゆる“危機感の無さ”に入るんだろうか。

こっちも自分の勘違いなのか、勘違いだったらいいなぁと思ってたりしたんですが、現実はそんなに甘くなく。

そんなわけで、試合開始前のサポ決起集会は無し。ビッグフラッグと12襷の演出は、いつもながらアウェイでこれだけやるのは珍しいよねと思いつつ参加しましたが。

実際、残留の可能性が数字的に残っていようとどうだろうと、そんなものは“数学的に0ではない”的な怪しい言い回しであって、たとえこの日に降格しなくても、この後7連勝できるくらいなら、おれにもtotoBIGが当たるわボケってくらいなので、「残留を信じる」なんてのは表向きなポーズにしか過ぎなかったわけです。少なくとも、俺にとっては。

どちらかというと、降格を見届けようとスタジアムまで行ったわけで、その意味ではいろいろと肩すかしだったのは確かだ。


とりあえず、フロンパークの食い物は意外にうまかったということと、相撲芸人の“あかつ”がネタ的に「3-0で札幌が勝つ」と言って滑ったことは、ここに記しておきたい。


で、試合ですが、等々力の1階席は角度が無い上に、メガネを忘れてさっぱり見えませんでしたよ。

ただ、今日は気持ちの入った守りができていたし、岩沼の身体を張ったブロックや、宮澤の適確なカバーリングは非常に良かった。本来FWで、人材不足でボランチをやっているはずの宮澤がついにセンターバックまで下がってきたという急造3バックにしては、限界以上の出来だったんじゃないかと思う。

そもそも、元U-19日本代表フォワードの宮澤がセンターバックをやらなきゃいけないというのが、今季のチーム事情の壊滅さ加減を如実に表しているわけなのだが。

攻めもいい感じで攻めてる時間帯はあったが、やっぱり勝負の縦パスが入らず、意図した形に持っていけないシーンが目立った。結局のところ、前田でも内村でもハモンでも、石崎式ワントップの完成形には程遠かったということ。この面子では監督にもどうしようもないというのは同意するけれど、石崎監督に非があるとすれば、このチームにこの戦術を根付かせようとしたことだろう。そしてもちろん、それは石崎監督を札幌に呼んだこと悪いってことになっちゃうんだよね。

で、まぁ後半残り10分でレナトに蹴り込まれ、その後もがんばったけど、いつもの札幌で試合終了。まぐれでも、オウンゴールでも、なんでもいいから1点ぐらい獲れないものかとも思うのだけれど。

サポはそれこそ、等々力競技場に轟くほど最後まで歌っていたけれど、その思いは神様には届かなかった次第。


試合終了後にサポ前まで挨拶に来る選手たち。そして、それを取り囲むカメラマン。場内放送が大きすぎてとぎれとぎれにしか聞こえなかったのだけれど、ここでも降格有無が曖昧で、河合キャプテンとコールリーダーのyasuくんは、なんとなく会話がすれ違っていた感じ。

「残り7試合、絶対に捨てないから応援して」という河合キャプテン。
「まだ可能性はある。残り全勝で行こう」というyasuくん。

会話がすれ違い、気持ちもすれ違い、櫛引は泣き崩れ、なんだかもやっとしたまま選手は引き揚げ……。

その後、矢萩社長と三上強化部長が出てきて、コアサポも降格を知ったみたいで、スタジアム内でひと悶着あったようなのだけれど、とっくに引き揚げて駅に向かってましたので詳細わからず。

これは終電無くなってもいいから、後援会宴会に行っとくべきだったかな。赤黒学連の関東支部発足の話も出たようだし、少なくともサポは立ち止まらず、すでに来年に向かって進み始めているわけだよ。

選手も、スタッフも、残り7試合を消化試合にしないためにどうするべきか、今からでも考えて欲しい。俺はさいスタも味スタも行くから。でも、消化試合なんて見に行くつもりは無いから。

 


[コンサ] 2012 J1 第26節 札幌 vs 大宮

2012-09-22 23:59:59 | コンサ

2012年 J1 第26節 コンサドーレ札幌 0-5 大宮アルディージャ@スカパー


※降格も決まって一段落ついたので、これまで放置していた過去の試合を思い出しながら(9/30)


日高不在ということで、山本がDF記載でのスタメン発表だったが、蓋を開けてみれば宮澤中央の3-5-2。宮澤は不動の男なので、意外にスイーパー役は合っているのかも。

それよりもボランチに入った河合の動きが悪い。左足のテーピングぐるぐる巻が痛々しいが、やはり十分な状況じゃないのか。

札幌の攻撃はパスが1テンポ遅いのと、突っ込んでく選手の後ろ側にボールが出てしまうところは相変わらず。

前半はシュート数 札幌 1-5 大宮 で低調な試合。

お互い、カウンターが出ず、ビルドアップの途中でボールが引っかかってしまう感じ。札幌はもっとミドルシュートも撃っていっていいんじゃないか。どうせゴール前でつないでもミスるだけなのだし。

しかも、ハモンが下がってボールをもらいに来るので、前が薄くなっている。だから、ボールがゴール前に上がっても絡める選手が少ない。あの位置でプレーするならば、ハモンがボランチでもいいかも。いや、守備しないからダメか。

内村はトラップが流れ過ぎでボールが収まらない。やっぱり内村に1トップは無理だ。もともとシャドーストライカータイプで、前線に張るタイプじゃないし、足元よりもスペースにもらう方がいい。選手の個性を生かすよりもチーム戦術優先の結果、ポジションがなくなるか、不得意なプレーを期待されるという究極の選択。


ハーフタイムに強い雨。ピッチコンディションが目まぐるしく変わることで影響があったのかどうか、後半は大きく試合が動いた。


後半開始早々に、DFライン裏に飛び出したズラタンを純平が後ろからひっかけてPK。これがまず1失点目。これで純平はレッドカードにて退場。PKは仕方がないが、一発レッド対象のプレーだったかどうかは微妙。少なくとも、これで札幌選手の緊張の糸が切れてしまった感じがする。

コーナーキックのこぼれ球をカルリーニョスに綺麗に決められて2失点。やぱりこいつはうまい。大宮と札幌の差は外人助っ人の質くらいだと思うが、ここが明らかに違い過ぎる。

キム・ジェファンが振られて東がフリー。クロスをノヴァコヴィッチがヘッド。宮澤がブロックするが、こぼれ球をそのまま蹴り込まれて3失点目。二人でマークについていてもこのざま。やっぱり外人の差が大きい。

さらにコーナーキックからノヴァコヴィッチが決めてハットトリック。

アディショナルタイムにも失点で0-5。


大宮は少なくとも降格争いの相手であるはずなのに、それに対して退場者一人を出したものの0-5という大敗。さすがに試合終了後には、テレビ中継でも聞き取れるほどのブーイングが起こっていた。

大宮、新潟はシーズン開始当初から降格争いのライバルと見ていたはずなのだが、そこに対してこの結果とは。さすがに気力も失せる結果でありました。

 


[コンサ] 2012 J1 第25節 柏 vs 札幌

2012-09-15 23:59:59 | コンサ

2012年 J1 第25節 柏レイソル 3-1 コンサドーレ札幌@日立柏サッカー場

※降格も決まって一段落ついたので、これまで放置していた過去の試合を思い出しながら(9/30)


久し振りに日立台へ。と思ったら、改装で名前まで変わっていたのか。

ホームとアウェイがひっくり返り、アウェイに優しくないスタジアムになってしまった感じ。まるで三ツ沢みたい。

メインやバックのフードコートに行けないという話は聞いていたので、食料はアウェイ入り口まで来る途中の珍来で調達。この店、店内はレイソル一色なのだというが、駐車場で売っていたのを買ったので中は見てません。この店も、スタンド入れ替えのおかげで人通りが減っているのか、餃子半額の大サービス中でした。

アウェイ売店には生ビールすらないといううわさもあったが、この日はあり。しかし、買ったときにちょうどトラブってて、待たされた挙句に順番を何度も飛ばされるという悲劇。

しかし、炙りベーコンチーズ串はうまかった。ベーコンのしつこさがチーズでマイルドになった感じ。程よい塩味でビールによく合う。

珍来の肉巻おにぎり串もなかなか良かった。肉巻おにぎりは持つところが無くて困るんだけれど、串に刺してきりたんぽ風にするとはよく考えたものだ。

他のメニューは食べてないけど、焼き鳥は評判悪い。ホットドックは小さい。


そして、びっくりしたのは「柏バカ一代」も「バカボン」も無くなっていたことだ。勝利の歌は「宇宙戦艦ヤマト」に。太陽工務店が何か揉めてたのは聞いていたけど、解散しちゃってたのか。なんだかウラシマ太郎の気分だったよ。

ゴール裏では、顔は知ってるけど名前も知らない方と交流。そういえばバスツアーや宴会でよく合いますね。毎度毎度の枝豆をもらう(笑)


さて試合ですが……。

原復活。
翔太のゴール。
それだけ。

開始早々にあっさり失点し、意気消沈。後半は上原、榊、さらには宮澤までつぎ込んでゴールを奪いに行くが、アディショナルタイムにダメ押しの失点を喰らう。

なんで最初から、ああいう風に貪欲に行けないのかね。スタミナ温存とか、相手の出方を覗うとか、そんなことができるレベルじゃないと思うんだが。

 


[コンサ] 2012 J1 第24節 札幌 vs 清水

2012-09-01 23:59:59 | コンサ

2012年 J1 第24節 コンサドーレ札幌 0-2 清水エスパルス@スカパー


※降格も決まって一段落ついたので、これまで放置していた過去の試合を思い出しながら(9/30)


この日からテレが負傷欠場。しかし、入れ替わりで高木純平、ジェイドノースが怪我から復帰。そして、遂に高原がアキレス腱断裂から復帰でベンチ入り。

「挑む勇気を失うな。信じる人のため、そして自分のため、決意を持って戦い抜け。」

ゴール裏からのメッセージは選手に伝わるのか。

選手が円陣を組むまで応援禁止。応援も試合にだけ集中しようということなのだが、これは選手にも伝えられていたらしい。でも、それだと、選手に対する演出効果は無いんじゃないか。コアサポ以外のファンを不安にさせてどうするよ。


試合開始。序盤は集中している。中盤ではこぼれ球を拾えているし、返って押し込んでいるくらいだった。しかし、内村が周りと合わずブレーキ気味。ハモン+内村は合わないのか。

失点するまでは良かったのだが、前半の終わりに連続失点。これではやくも試合終了。

前半のシュート数は 札幌 1-7 清水。調子が良かったといってもこの程度。ボールは敵ゴール前に持って行けてもシュートまでは行けていない。ラストパスが合わず、ということ。決して悪くは無いのだけれど、もう一手の工夫が足りない。

後半、上原、岡本を投入で前線に動きが出てきたが、しかし、やはりシュートまではなかなか行けず。最終的なシュート数で見ると、札幌 6-12 清水なので、後半は互角だったはずなのだが、清水の術中にはまった感じで、札幌ペースとはいかなかった。

シュート数は少なくても、序盤の方がいいサッカーをしていた気がする。それが失点で崩れてしまうというのは、やはり自信の問題なんだろうか。戦術関係なく、終盤なりふり構わずに攻めた方がチャンスが生まれるというのは、戦術構成の失敗も少なからずあるんだろうとは思うのだけれど。

 


[コンサ] 2012 J1 第23節 G大阪 vs 札幌

2012-08-25 23:59:59 | コンサ

2012年 J1 第23節 ガンバ大阪 7-2 コンサドーレ札幌@スカパー


※降格も決まって一段落ついたので、これまで放置していた過去の試合を思い出しながら(9/30)


この試合、ほとんどメモが残っていない。とにかく入れられまくった大味な試合で、呆れてしまった。


それでも、コーナーキックから日高のヘッドで一度は1-1の同点に追いつき、後半には上原が意地でゴールを奪ったというのは、ガンバのDF陣もそうとうおかしい。なんといってもゴンザレス今野とガラパゴス藤ヶ谷だからな。いろいろ複雑な心境だったよ。

シュート数は G大阪 26-2 札幌。得点効率の素晴らしさは、すべて今野と藤ヶ谷が手加減してくれたせいだよな、きっと(笑)


攻撃面ではハモンからいいパスが出ないが、そもそもボールが回ってない。すべてのパスはパスカットされるのがお約束のような感じ。

守備面でもプレッシャーが弱すぎる。前にいるだけ。いったい何を怖がっているのか。特にボランチがボールを追わないのはいったいなぜなのか。

GKの杉山も最低な出来で、ボールはキャッチしないは、キックはフィールド外に出るは、おまけに岩沼との連携ミスでオウンゴール。

本当に、フィールドの半分で攻撃側と守備側に分かれて練習しているようなものだった。体力的にも技術的にも、それどころか精神的にも優るところがどこにもない。

たとえ奇跡が起こって札幌が残留したら、他のチームに申し訳ない。そんなレベルの最低な試合だった。