拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

グエル公園(バルセロナ/スペイン)

2010-11-10 | 旅フォト(スペイン・マルタ)


A.ガウディとグエル伯爵の夢の跡、バルセロナのグエル公園です。

1900年~1914年にかけて作られたもので、当初2人はここに芸術と自然が調和した田園都市を作ろうとしたそうですが、60軒の販売が計画されていたものの、2人の構想と芸術センスは当時の人々には理解されず、結局売れたのはグエルとガウディ本人向けの2軒のみ。

グエル伯爵の死去で計画は中止となり、その後バルセロナ市に公園として寄付されます。


ガウディが一時住んだ邸宅は、現在ガウディ博物館となっており(博物館入場料は4EUR。公園は無料)、1984年にグエル公園は、グエル邸、カサ・ミラと共にユネスコの世界遺産に登録されています。


最寄り駅のレセップス駅(地下鉄L3)から、途中上り坂を含む徒歩15分強とバルセロナ中心部から少し距離があるにもかかわらず、今ではいつも多くの人々で賑わうスペインを代表する観光地の1つになっています。


サグラダファミリアの生誕のファサード(バルセロナ/スペイン)

2010-11-09 | 旅フォト(スペイン・マルタ)


A.ガウディがオリジナルを製作したお馴染みの、サグラダファミリア大聖堂東側の生誕のファサードです。

今年10月の訪問時には、修復の為の重機がまたいちだんと増えていました。


一方で先月の訪問時には、大聖堂内部を作る為の新しい工事がかなり進んでいたのですが、今週日曜日にローマ法王がこのサグラダファミリア大聖堂内でミサを行い、正式に法王庁から教会として認可がおりたというニュースが世界中で話題になっています。

プレス用の写真を見ると、大聖堂内部もすっかりキレイになっており、つい先月まで重機が教会内でドーンと幅をきかせていたのが嘘のようです。(笑)


1882年の建築開始から128年という月日が流れましたが、この出来事を空の上からガウディはどんな思いで見つめているのでしょうか。

サグラダファミリア大聖堂内部(バルセロナ/スペイン)

2010-11-08 | 旅フォト(スペイン・マルタ)
建設中のサグラダファミリア大聖堂内部です。

色彩豊かなステンドグラス越しの光を受けた多数の列柱が並ぶ姿は、遥かなる神話の世界をも彷彿させます。


1882年に着工を開始し、完成まであと約15年、いやあと約250年はかかる等、様々な意見があるサグラダファミリア大聖堂ですが、完成時はどんな姿になっているのでしょうか。

サグラダファミリア大聖堂の受難のファサード(バルセロナ/スペイン)

2010-11-07 | 旅フォト(スペイン・マルタ)

現代彫刻でイエスの最後の晩餐から磔刑、昇天までの有名な場面が彫刻されている、サグラダファミリアの受難のファサードです。


2010年秋時点の個人での入場はこの西側からになります。


サグラダファミリアの塔上の風景(バルセロナ/スペイン)

2010-11-06 | 旅フォト(スペイン・マルタ)


サグラダファミリアの西側の塔の上からの風景です。

4年前に登った東側の塔からの風景と違い、ガウディオリジナルの東側の塔が横から眺められること、現在も建設中の部分がよく見えること等、ひょっとすると登るなら西側の方が良いかもしれません。(笑)

チュラスコ(コルドバ/スペイン)

2010-11-05 | 世界の食
スペインのアンダルシア地方、コルドバで食べたチュラスコ(炭火焼肉)です。


ポルトガル語ではシェラスコ(日本ではブラジルのものが有名)、アルゼンチン等の南米のスペイン語圏ではアサードと呼ばれます。
(確か中米でも同じチュラスコと呼んでいた国があったような記憶があります)


オススメの郷土料理ということで出されたのが、写真の豚肉のチュラスコです。


コルドバのメスキータ近くにある、炭火焼肉&アンダルシア料理を出す、「エル・チュラスコ」という店で食べたのですが、ここはすごく肉質にこだわっていて、別に牛肉(ビーフステーキ)を食べたのですが、肉がすごく甘くて美味しかったです。
(ヨーロッパでは赤肉が多く、甘みを感じることは少ないのでビックサプライズでした。伝統郷土料理を食べるなら写真の豚肉ですが、絶品なのは牛肉の方でした。笑)


このお店の肉のこだわりは相当なようで、お店に入ると様々な肉がずらりと並び、メニューには神戸牛を使った料理などもありました。

お値段は少し高め(1人予算20~40EUR位)ですが、日本語を話せる親切なスペイン人のウェイター(おじさんですが)もいる、肉質がすごく良い、コルドバのメスキータ近くのオススメ店です。



El Churrasco

Romero1 Cordoba
TEL:957-290819
Open:13:00-16:00/20:30-24:00(8月休)
Card:A/D/J/M/V等可

クレマ・カタラナ(バルセロナ/スペイン)

2010-11-04 | 世界の食

カタルーニャ名物のデザート、クレマ・カタラナです。


カスタードクリームをバーナーであぶったデザートで、写真のものはランブラス通り近くの、レイアール広場にある「アンボス・ムンドス」で食べた時のものです。

料金は5EUR前後位で、お店によっては甘すぎたりすることも多いのですが、このお店のものは甘さ控えめで、カスタードクリームもコクがあってオススメです。



Ambos Mundos
Pl,Reial9-10 Barcelona
TEL:933-170166
CARD:Master/Visa等利用可

イベリコ豚の生ハム専門店(バルセロナ/スペイン)

2010-11-03 | 旅メモ&旅日記(欧州)


バルセロナのイベリコ豚の生ハム専門店、Reserva Ibéricaです。

色々な部位をその場で切り取って試食させてくれます。味はもちろん絶品。

最高級レベルのもので、1パック20EUR前後。
安い切り落としは6EUR前後位からあります。

店員に聞いたら、常温で3ヶ月程日持ちすると言っていたので、暑い夏季をのぞけばそのまま自宅まで持って帰れると思います。(念のため買うときに店員に確認して下さい)

場所はカサ・パトリョのあるパセジ・ダ・グラシア駅からすぐなので、近辺のガウディ建築を見学したついでに立ち寄り可能です。
※カサ・パトリョからCarrer Aragó通りを西へ数ブロック行ったところにあります。

詳細は次の通り。


Reserva Ibérica

Carrer Aragó 242 Barcelona
Open: Mon-Thu/8:30-25:30, Fri-Sat:8:30-26:00(日曜休)
TEL:+34-932-724974
http://www.reservaiberica.com/



イカ墨パエリア(バルセロナ/スペイン)

2010-11-02 | 世界の食

バルセロナでイチオシのお店、ランブラス通り近くのレイアール広場にあるスペイン料理レストラン「アンボス・ムンドス」の絶品イカ墨パエリアです。

スペインでパエリアを食べると、味付けが濃すぎだったり、かなり米が固かったりするのですが、ここのお店のパエリアは絶品で、特にイカ墨パエリアはコクがあって最高です。

1人前から注文可能で、お値段も12EUR前後位で手ごろ。

スペインは夕食が夜8時や9時からしかオープンしないお店も多いですが、ここは朝8時から深夜まで通し営業だったと思います。
(火曜日夜のみ休みで16時まで)


その他にも、海の幸パエリアや、カタルーニャ名物デザートのクレマカタラナ(約5EUR)もかなり美味しいです。


住所は以下の通り。

Ambos Mundos
Pl,Reial9-10 Barcelona
TEL:933-170166
CARD:Master/Visa等利用可

アルハンブラ宮殿ナスル朝宮殿情報(グラナダ/スペイン)

2010-11-01 | 旅メモ&旅日記(欧州)


チケット入手の為、早朝からいつも長蛇の列ができることで有名な、グラナダのアルハンブラ宮殿(ナスル朝宮殿)ですが、2010年10月時点の旅メモ情報を記載します。

インターネットでも予約が可能ですが、2週間前には埋まってしまい、インターネット経由での予約なら、1ヶ月以上前に日程を確定させる必要があると言われています。

現在は電話での受付はしておらず、インターネット予約以外では当日券のみ。


しかも1日250枚限定で、自分が朝7時前に行った時は既に10人程並んでおり、チケットオフィスがオープンする朝8時には百人を軽く超え、9時頃に行くと確実にチケットは入手不可、翌日再度並ぶか、メインのナスル朝宮殿に入らずグラナダを去ることになります。
(偶然一緒に並んだドイツ人の大学教授のオジサンも、クレイジーと連呼していました。汗)

チケットオフィスまでのバスは朝7時以降しか動かないので、ヌエバ広場から約15分ほどゴメレス坂の上り坂を歩いて行く必要があります。

途中わかれ道がありますが、基本的に街灯がある真ん中の道を歩くのが、比較的緩やかな坂道なので楽だと思います。


※写真:ナスル朝宮殿のアラヤネスの中庭