ベルリンのブランデンブルク門です。
高さ26メートル、長さ65メートルのこの門は、かつて城塞都市だったベルリンの18箇所の城門の1つで、現存する唯一のものです。
東西分裂時代は東ベルリン側に位置し、この城門の前を塞ぐ形で東西国境線となるベルリンの壁が築かれた為、門は通行止めになっていました。
1989年のベルリンの壁崩壊と東西ドイツ統一後は再びこの門の下を通行できるようになった為、現在はドイツ統一の象徴として世界中に知られています。
写真は昨年の地球一周旅で訪れた際のもので、この門の前でギター片手に歌いました。
その訪問の1ヶ月程前に、ベルリンの壁崩壊20周年を記念した大イベントがこの場所で行われ、欧州でも大きく報道されていましたが、東西の経済格差や心の壁をはじめとする多くの課題が20年たっても山積みのドイツで、この門は今も希望の象徴となっています。