拝啓、世界の路上から

ギター片手に世界を旅するミュージシャン&映画監督のブログ(現在の訪問国:104ヶ国)

さんざん悩んだのですが

2013-01-11 | 音楽&MOVIE


昨日ブログに書いたのですが、当初CDに7曲入れる予定だったのを、父に感謝と別れの思いを込めた曲を入れずに、CDは6曲、配信のみ7曲にするつもりでした。

しかし仮MIXを何度も繰り返し聴いているうちに、やはり父を思って書いたこの曲をCDに入れたいという気持ちが強くなりました。


その理由の1つは、父が無くなった際、自分の思いが詰まったこの曲が入ったCDを、棺に入れてやりたいと思ったこと。

併せて、父を思って書いたこの曲を、CDという有形の1つのカタチにして、父がいなくなった後も、この世界に残したいと思ったことです。


ただこの曲を外そうとしたのは、父の誕生日にうまくいけば手渡すことができるCDに、父の死を歌った曲を入れるのはどうなのか?と思ったからでした。


そこでプロデューサーやジャケットのデザイナーと、先ほど急遽電話で話しをして出した結論は、この曲を初回限定のボーナストラックにして、歌詞カードはジャケットに入れないということでした。


既に父は1人でCDを聴くことができない体なので、母親にも状況を話して、父にCDを聴かせる際には、7曲目のこの曲は聴かせないようにしようと考えています。


昨日このブログで、アルバム収録曲6曲中、父を思って書いた曲が1曲という記事を綴りながら、正直違和感を覚えたのも、収録曲を見直しするキッカケになりました。


初回限定ではありますが、このアルバムに、父を思って書いた曲を2曲収録したいと思います。