モンサンミッシェルの全景です。
初めて写真でその存在を知った時、「お城かな?」と思っていたのですが、この修道院、実は百年戦争中(14世紀~15世紀にかけて、現在の英仏間の国境線を決定した戦争。悲劇のヒロイン、ジャンヌ・ダルク等が有名)はイギリス・フランス間の要塞の役割を果たしていたとのこと。
初めは8世紀初頭に礼拝堂が建てられ、10世紀に修道院へ、11世紀にはロマネスク様式、15世紀にはゴシック様式に建てかえられる等紆余曲折があり、ナポレオン1世の時代には牢獄の役割を果たしたりと、少しずつその姿を変えながら時代と共に歩んできたこの修道院は、現在世界有数の観光地の1つになっています。