J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

頑張れ!オリンピック42

2021-06-10 00:01:18 | スポーツ文化・その他

 リスペクトコラムです。
 五輪開幕まであと6週間となりました。世論調査で開催すべきと答えた人の割合が最近微増になり、五輪開催反対論調のコラムが目減りしてきて、世の中ひょっとして本当に開催するのか?という誤った空気になりつつあるのを個人的に感じています。まさに「現代のインパール作戦」になってきた様相があります。強引に開催して、防疫を徹底しても完全には遮断できず、感染者は出るのではないかと個人的に予想します。問題はその数かなと。まずは強引開催の後のシュミレーションを個人的にしてみました。「のではないか」を付けた言い方にしました。あくまで個人の妄想です。

①強引に開催。
②6/20に緊急事態宣言が解除されて一カ月、予想以上に早く第5波が到来してしまい、関東を中心にどんどん感染者数が増加していくのではないか。イメージは第4波直前の大阪の状態(あの時は増え方が早かったですね)。
③結果的に予想以上の出場辞退国が相次ぎ、果たしてこの参加国数で競技として有効なのかという疑念が起こるのではないか。(ここでアメリカが参加しているかどうかも重要なポイント)
④万全の防疫対策を取っていても、出場選手やスタッフに陽性者が出てしまい、濃厚接触者の認定が試合時間に間に合わず、競技の中止(延期)が相次ぐのではないか。ルールの整備が弱く、現場で混乱が起こるのではないか。
⑤選手と接する大会運営関係者から次々と陽性者が出るのではないか。出入りする人数が多すぎて、PCR検査が追いつかないのではないか。もしくは検温のみで終わらせてしまい、すり抜けが発生してしまうのではないか。この記事によれば、ワクチンについては、大会運営関係者のべ30万人に対し、用意されたワクチンは2万人分のみ。
⑥スケジュールが詰まっており、延期が決まった競技の代替日が用意できず。実施打ち切りになるのではないか。リーグ戦の競技は急遽勝利率で順位を決める事になり、果たして五輪競技として有効なのか疑念が高まるのではないか。
⑦選手のアルコールの持ち込みがOKだが、夜の会食で大騒ぎしてしまう選手が出てしまい、問題化するのではないか。
⑧外国から入国したメディアで陽性者が出てしまい、感染面での大きな懸念が発生するのではないか。GPSで管理していても、数万人の動きを完璧に管理できないのではないか。また、ルーズな国民性の記者はルールを理解しておらずに、GPSを勝手に外してしまう記者も続出するのではないか。
⑨変異種の東京株が出現してしまい、五輪後に外国で拡散してしまうのではないか。

 ③ですが、元々事前合宿の辞退国が相次ぎ、出場国が入国するイメージがなかなか浮かんでこないところに、各予選出場を棄権する動きが出てきました。まだ野球の競技だけですが、今後他の競技も満足に予選ができずに本番が来てしまうパターンがいくつもできるのかもしれません。
   
【東京五輪の野球最終予選、台湾が参加辞退国内外での感染拡大理由に】

「台湾棒球協会は3日、メキシコで今月行われる東京五輪の野球最終予選への参加を辞退すると公式ツイッターで発表した。台湾の中央通信によると、内外での新型コロナウイルス感染拡大が理由という。台湾プロ野球の「中華職業棒球大連盟」(CPBL)が5月、コロナ禍を理由に辞退を表明、棒球協会はアマチュア選手らによるチームでの参加の可能性を模索していた。」
引用:読売新聞オンライン

【東京五輪野球、オーストラリアも断念 最終予選辞退を発表「克服できない困難のため」】
「オーストラリア野球連盟は公式ホームページで9日、今月22日からメキシコで行われる東京五輪野球の世界最終予選を辞退すると発表した。
 同サイトでは辞退の理由を「克服できない困難のため」と説明。グレン・ウィリアムズ最高責任者による「新型コロナウイルスが蔓延している世界で最終予選に出場することは常に重大な課題が伴う」などのコメントを伝えた。」
引用:デイリースポーツ

 この布石はACLで見られていました。日刊スポーツの記事によれば、ACLにオーストラリア勢4チームが参加見送りになっています。理由は明らかになっていないがオーストラリアは、コロナ対応で厳しい措置を講じており、基本的に、隣国ニュージーランドを除いて出入国を厳しく制限しているそうです。
 事前合宿に来ない国はそのまま本番も来ないというパターンも思い浮かべます。本当に出場国は日本にやってくるのでしょうか。このオーストラリアの例は一つ不可解な事があります。野球はダメ出しをしても、女子ソフトボールの代表チームは先日来日して、事前合宿をやっています。この違いは何なのか。女子チームは「試しに行ってみろ」と言われてきたのか。そうこうしているうちに、豊かではない国が代表選手を派遣できないのではないかというコラムを観ました。アフリカの陸上界の話ですが、資金力のない選手は東京五輪に出場できない公算が高くなったとあります。どのみち、今のままではフェアではない大会競技が行われそうです。
   
 ②については上左の画像をご覧ください。先日のサンデーステーションで示されたフリップです。インド株がちょうど7月下旬から8月までにまん延し、東京で2千人を超える感染者が出るというシナリオなのです。こういうのを見ると、岡山も含めて今はまだましだが、6週間後は第5波真っ盛りのようにも思えます。本当に大丈夫なのでしょうか。五輪時期に東京が感染都市になり、東京変異株として世界中にまき散らし、迷惑をかける事になるのではないでしょうか。
 少し前に一部のスポンサーが五輪開催時期を今秋に延期を提案したという報道が流れました。観測気球のようにも思えるし、その後の報道で政府が否定していましたが、真相はいかに。

【スポンサーが五輪延期を提案か 英紙報道、9~10月に】
「英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は4日、東京五輪の一部スポンサーが、水面下で大会を9~10月に延期することを提案したと報じた。同紙によると、ある企業幹部は「主催者が7月開幕と決めているようなので、この提案が大きく影響するとは思わない。それでもワクチン接種が進み、気候が涼しくなり、国民の反対も減ってから開催する方が得策」と語った。
 スポンサー側は、延期のメリットについて、より多くの入場が見込め、広告効果が高まるなどとしている。4月に日本オリンピック委員会(JOC)が協賛企業に、観客の入場可否は開幕の約1カ月前まで決まらない見通しを示したことも伝えた。」
引用:共同通信

【東京五輪 一部スポンサーが9月末、10月への延期を要望 英FT紙報道】
「企業側はマーケティングキャンペーンの価値への懸念から「より多くの観客が参加できるように五輪を数か月延期するように求めた」という。
 国内世論調査では今夏の開催に反対する中止、再延期を求める声が8割を超えるものもあり、スポンサーが期待しているようなプロモーション効果は得られていない。企業側はこれまでスポンサーとして費やしたコストについて「価値がない」と判断しており、観客を入れての開催で「価値を取り戻す」ために9月末から10月の延期を提案したとしている。」
引用:デイリースポーツ

 スポニチによれば、10月上旬への開幕延期を数週間前から要求している。延期に伴うスポンサー料の追加負担を検討している企業もあると報じています。ただ、こういうスポンサー絡みのニュースもその後聞かなくなりましたね。
 一方で最近存在感を増しているのが、政府分科会の尾身会長。日に日に強くなっていますね。19年間WHOで働いていたそうで、WHOの立場で発言されているそうです。分科会に諮問していないと聞きましたが、それは専門家として意味が無い。タイムリミットが近づいてきて、そりゃプロとして不満でしょう。20日ごろまでに示すそうですが楽しみにしています。尾身会長応援してます!

 パブリックビューイングの記事を書こうと思いましたが、代々木公園を始め次々と中止になっていっています。そもそも論外な話。人数を制限すれば可能というものではなく、その前の人流の発生が問題だと思います。その昔国立に代表戦を観に見に行った後の帰りの駅や道がどういう状態だったか、骨身にしみて覚えています。なのでリスペクトは省略。
 そしてずっと個人的に思っていたもう一つのシナリオ。実は最終的に無観客開催を発表する事が前もって決まっており、今の動きはその判断を盛り上げるための事前テクニックではないのかと。まさに現代のインパール作戦ですね。
東京五輪開催問題関連: /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする