リスペクトコラムです。昨日、一昨日と東京五輪の聖火リレーが県南と県北の会場で開催されました。元々は普通に聖火リレーが実施されるはずだったのに、コロナ禍に見舞われて自粛ムードに染まり、参加予定の有名人の参加辞退も相次ぎ、リレーの開催そのものが大丈夫かと思っていました。そんな中で聖火リレーの交通規制の案内チラシが回ってきて、「おいおい、これって密を助長していないかい?」と疑問に思っていたところで、公道での実施が見合されることになりました。まぁやれやれです。
そうこうしているうちに、16日から緊急事態宣言に突入し、県下はすっかり不要不急外出見合わせモードに入っていました。ふと、これで聖火リレーを桃太郎大通りとかで普通にやっていたらどうなっていたのかとしみじみ思いました。まぁどこかで規制されていたでしょうが。
【五輪聖火県内入り 岡山城で式典 84人が「トーチキス」】
「東京五輪の聖火リレーが19日、岡山県内で2日間の日程で始まった。新型コロナウイルスの感染急拡大で緊急事態宣言が発令される中、公道の走行を中止して無観客の式典を開催。初日は岡山城下の段(岡山市)を会場に、84人が走らずに聖火を受け渡す「トーチキス」で炎をつないだ。
当初の走行ルートだった6市町(井原、高梁市、吉備中央町、総社、倉敷、岡山市)ごとにランナーを入れ替えた。ロンドン五輪女子マラソン代表の重友梨佐さん(33)=備前市出身=のトーチに最初に火がともされてスタート。参加者は約3メートル間隔で1列に並び、炎をつなぐ重みをかみしめながら次の走者に歩み寄った。」
「聖火リレーは3月に福島県を出発し、これまでに25府県を巡回。県内では179人が2日間かけて12市町を巡る計画だったが、感染急拡大を受けて内容を大幅に縮小した。女子マラソン五輪メダリストの有森裕子さんらが参加を辞退した。」
引用:さんデジ
【オリンピアン4人が聖火つなぐ 岡山でリレー、県民元気づけたい】
「19日に岡山県内で始まった東京五輪聖火リレーでは、郷土ゆかりのオリンピック元日本代表選手4人が結集した。「県民を元気づけたい」「アスリートの後押しを」。新型コロナウイルスで打撃を受ける古里をスポーツの力で盛り上げようと、それぞれ強い思いを胸に聖火をつないだ。」
引用:さんデジ
〔1日目のオリパラ関係者〕
・重友梨佐さん(備前市出身):ロンドン五輪女子マラソン代表
・高橋大輔さん(倉敷市出身):バンクーバー五輪フィギュアスケート銅メダリスト
・長尾隆史さん(倉敷市):モスクワ五輪陸上男子400m障害代表(ボイコットで出場できず)
・森末慎二さん(岡山市出身):ロサンゼルス五輪体操金メダリスト
リレーではなくトーチキス。その名のとおりトーチで火をその場で受け渡すのみでした。行政単位で分かれた参加者は1人ずつ約3メートル間隔で1列に並び、歩み寄りながら火を渡していったのかな。その模様を山陽新聞の記事で追ってみました。
まずは1日目の県南会場。道路ではなく、岡山城下の段という場所で。参加者の顔ぶれで馴染みがあるのはどうしてもオリンピアンになる。県南会場は4人の元選手でした。
やはり陸上系が多いですね。Cスタに銅像も立っている有森さんも観たかったが辞退。個人的には勇気ある決断に拍手を贈りたいです。あと、JOC委員長のゴシップで名前を出された高橋選手。倉敷市民の誇りですね。あとは体操の森末さんか。
【聖火リレー2日目 津山で式典 県内終了、総勢167人炎つなぐ】
「東京五輪聖火リレーは20日、津山市の津山中央公園グラウンドで無観客の式典を行い、岡山県内での日程を終えた。新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が発令される中、2日間で総勢167人のランナーが炎をつなぎ、鳥取県に引き継いだ。
あいにくの雨となった式典には83人が参加。当初の走行ルートだった玉野、真庭、赤磐、美作市、奈義町、津山市の順にランナーを入れ替えながら、走らずに聖火を受け渡す「トーチキス」を実施した。」
引用:さんデジ
〔2日目のオリパラ関係者〕
・山口舞さん(岡山市):ロンドン五輪女子バレーボール銅メダリスト
・新田佳浩さん(西粟倉村出身):障害者スキーパラリンピック金メダリスト
【雨に負けず 笑顔で運び終える 津山で聖火リレー 83人参加】
「津山市の津山中央公園グラウンドで20日に行われた東京五輪聖火リレーで、ランナーは降りしきる雨をものともせず、笑顔で聖火をつないだ。真剣に、そして晴れやかに―。それぞれが役割を果たし、無事に聖火を運び終えた。
同市内は昼ごろから雨脚が強まり、午後3時のスタート時には土砂降りになった。悪天候で参加者の体調も心配されたが、当日の欠席は2人だけ。6市町の83人が「トーチキス」に臨んだ。
ランナーは雨に打たれながらも聖火を引き継ぐと、思い思いのポーズを決めたり、手を振ったりして元気よくアピール。一帯は拍手に包まれ、原則1人だけ付き添える家族らが“晴れ姿”をスマートフォンなどに収めた。」
「聖火が県北に入ったのは今回が初めてとなる。「本来ならもっと多くの地元の人に見てもらい、一緒に盛り上げたかった」と真庭市のランナーを務めた農業坂本茂樹さん(63)=新庄村=は少し残念そう。それでも「私たちの思いが詰まった聖火を、無事に東京まで届けてほしい」と次のリレー開催地となる鳥取県にエールを送った。」
引用:さんデジ
そして2日目の県北会場。昨日ですがどしゃぶりでしたね。注目は元シーガルズの山口さん。お元気そうです。クラブ公式ツイッターに山口さんの事が出ていました。あとはNHKで聖火リレーのライブストリーミングがあったようですが、アーカイブはないので観れず。しょうがないからYouTubeで探してみるといくつかありました。
岡山1日目:テレ東BIZ、KyodoNews
岡山2日目:YouTubeスポニチチャンネル
という事で岡山の聖火リレー(トーチキスセレモニー)は終わりました。全国ニュースには取り上げられず、ローカルニュースが流れる時間は、家にいない人が多いため、露出は少なかったのでは。周りでも聖火イベントが今日あったんだねという話題は皆無でした。まぁそんなものでしょう。
まだ、五輪の再延期の可能性が残っていますが、仮に来年とか延期になった場合、今行われている聖火セレモニーはどういう扱いになるのかと思ってみたり。とにかく今回の東京五輪はすべてが特別(異常とも)です。
最近ふと思ったのが、パリや米国との入れ替わり開催論です。米国や欧州ではワクチン接種が続いているので、開催に対する抵抗感が低くなっている印象。現実的にはどうかと思いますが、例えば来年に延期し、パリで開催してもらう。入れ替わりで2024年に東京開催というのはどうでしょうか。または来年ロスで開催してもらって、2028年に入れ替わりで東京開催というのはどうかなと。NBC先導で米国と入れ替わり開催してもらえたら、ものすごくうれしいのですが。
現在は我慢比べ。あと2か月のうち、どこが中止を言い出すのか。ひょっとしたら本当に強行開催(一番可能性があるのが無観客開催)したりしてと思ったりします。ふと、ネガティブな予想が脳裏に。全く現実的ではありませんが、直前に何か不慮の大きなトラブル(事故など)が発生してしまって、それをきっかけに中止になってしまうとか。そういう予想が当たらない事を祈ります。今後の2カ月から目が離せません。
東京五輪開催関連㉑:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210508
〃 ⑳:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210129
〃 ⑲:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210121
〃 ⑱:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210103
〃 ⑰:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201031
〃 ⑯:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201017
〃 ⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200612
〃 ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200611
〃 ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200522
〃 ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200401
〃 ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200325
〃 ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200319
〃 ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200305
〃 ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200130
〃 ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20191112
〃 ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190713
〃 ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190623
〃 ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190529
〃 ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190516
〃 ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190509
〃 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170210
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers