リスペクトコラムです。
昨日に引き続いて、東京五輪簡素化の話題です。本当に簡素化してしまうんでしょうか? 昨日どうなのかと書いていたら、偶然にも昨日IOCの理事会が開催され、簡素化を進める方針で一致したと発表がありました。本番までのロードマップも発表されたとか。まだ最終決定ではないようです。今朝の山陽新聞朝刊の1面にも出ていました。
【東京五輪簡素化で一致】
「国際オリンピック委員会(IOC)は10日、オンライン形式の理事会を開き、新型コロナウイルス感染拡大の影響で来夏に1年延期となった東京五輪を巡り、IOCと大会組織委員会がコスト削減と感染予防の観点から、大会運営の簡素化を進める方針で一致した。
開催準備の三つの基本原則として、安全・安心な環境の提供、東京都民や国民の理解を得るための費用の最小化、安全で持続可能な大会とするための簡素化を掲げた。来年の大会を「過去に例をみない団結と共生の祭典になる」「世界に復活・復興の証しを示すものとなる」と新たに位置付けた。」
「コスト削減や大会の簡素化を巡ってはIOCと組織委が200を超える見直し案の項目をまとめたことが判明した。今後は組織委が具体策を検討し、国際競技連盟などとの協議を経て、9月にIOC調整委が最終提言を取りまとめる。
IOCは競技会場や輸送などあらゆる分野で合理化を図る構えで、開催計画の軸となる会場と競技日程は今夏までに固める方針を各競技連盟に示したことも分かった。政府は開閉会式の簡素化や観客の削減を検討項目に挙げているが、実現への課題は多く、大会運営を担う組織委やIOCの判断に注目が集まる。」
引用:さんデジ
【聖火リレー来年3月開始 五輪組織委 ロードマップ発表】
「五輪の聖火リレーは来年3月から7月にかけて、テスト大会を3月から5月に実施する。」
「8月から12月にかけ、新型コロナウィルス対策をはじめとする追加施策の検討を進める。12月から実施準備に入り、演習を通じた運営能力向上を目指す。来年4月から6月に直前の準備を行い、本番に向けた計画の最終調整に入る。」
引用:山陽新聞
という報道でした。IOCと大会組織委員会が今後の方針を出したという形ですか。200を超える見直し案ですか、結構多いですね。かなり変わってしまうかもしれませんね。各競技連盟と協議していくようですが、らちがあかない気もします。早くやろうというところもあれば、選手や観客も安全が大事だというところも出るでしょう。
あと気になるのが会場と競技日程を今後固めるとありますが、確かちょうど1年後の条件のチケットではなかったのですか? 全部一度白紙になるのでしょうか。一度払い戻して、もう一度抽選だったりして。まぁ観客数削減なら、ありうるか。これはJの試合も同じ流れ。そうなると、今手元にあるチケットは払い戻しになるのかな。ただ最後に実現への課題は多く、判断に注目が集まるとありますが、どうなることやら。
やはり気になるのがアメリカの動き。今のところ一切のコメントが出ていません。無観客なら一応競技は開催されるから米3大ネットワークも納得するのかなと思ってしまう。と書いていたら、TVで五輪スポンサーが減額を検討し始めている企業があると流れる。確かに無観客で地味な大会になれば、スポンサードの価値も下がるし、コロナ禍で企業自体の資金力も削られている。
淡い期待かもしれませんが、今年中にワクチンで終息しない場合は、もう1年延期するのがベストと思います。元々2年延期論も強かった訳だし、アルベールビル五輪は2年しか間が空いていないので実例があるので。いくらJOCやIOCが動いても、アメリカ次第なのかもしれません。もう1年延ばして完璧な環境で盛り上がっていこう。2021年は復興に注力する年だと表明してくれたらねぇ。簡素化とか無観客ですが、何分世界中で経験がありません。ドイツで無観客をやり始めたばかりで、まだ検証の域に達していません。さぁどうなるのか。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers