J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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チャリティー活動の実施について

2018-12-24 00:10:10 | 災害復興支援(東日本・コロナ等)

 リスペクトコラムです。
 今年は本当に災害の多い1年でした。地元岡山の他にも愛媛県や広島県の豪雨災害、関西の台風、そして北海道の地震がありました。前にも書いたように、募金箱を手にもって呼びかける義援金募金活動は昔からどこでも見られた活動。東日本大震災の時にもJ1クラブに多く見られた、専用口座の開設で更に多くの支援者から義援金を集めるアクションが素晴らしいと書きました。そんな中、今年の災害で札幌さんがやってくれました。さすが、J1にふさわしい市民クラブだと実感しました。
 選手がスタジアムや駅に募金箱を持って立つ、被災地へ足を運んで支援物資を渡したり、子ども向けにサッカー教室をやる、それは今までどのシーンでも普通にされていた事でした。今回、愛媛さんや札幌さんの選手が災害ボランティアに何度も参加しているのを知って、やはり普段ファン・サポーターや地域とどう向き合っているか、距離感の近さがこういう時に物を言うんだなと実感しましたね。
 そんな中で、札幌さんは1円でも多く被災地へ広く義援金を集めて届けたいという思いがすごく伝わってきました。これは東日本大震災の時に川崎さんの「Mind-1ニッポン」プロジェクトの時の衝撃と同じものでした。公式HPに4回掲載されました。ちょっと観てみましょう。
   
【TEAM AS ONE コンサドーレ平成30年北海道胆振東部地震災害義援金』送金】
「弊クラブが2018年9月14日に開設した『TEAM AS ONE コンサドーレ平成30年北海道胆振東部地震災害義援金』口座に全国からお寄せ頂いた1800万円を超える義援金(下記※参照)のうち、第四回目として日本赤十字社北海道支部が設けている義援金受付口座に700万円を12月19日に振り込みいたしましたことを報告します。なお当義援金は12月17日に日本赤十字社北海道支社事務局長大﨑政仁様へ弊クラブマスコットのドーレくんが渡した目録によるものです。」
「※『TEAM AS ONE コンサドーレ平成30年北海道胆振東部地震災害義援金』内訳(2018年12月19日現在)
義援金額
 18,371,970円(入金件数107)
送金状況
・10/10 厚真町1,000,000円  ・10/10 安平町1,000,000円  ・10/10 むかわ町1,000,000円
・11/14 札幌市1,000,000円  ・12/11 社会福祉法人北海道共同募金会7,000,000円  ・12/19 日本赤十字社北海道支部7,000,000円」
引用:J1札幌公式HP

【『TEAM AS ONE コンサドーレ平成30年北海道胆振東部地震災害義援金』受付口座開設】
「北海道コンサドーレ札幌は、北海道の地で生まれたクラブとして、これからもサッカー、スポーツを通して皆さんに元気をお届けできるよう、道民のみなさまに寄り添う活動をしてまいります。この度その一環として、次の通り当該義援金の受付口座を開設いたしました。被災地の方々に思いを届ける窓口の一つとして、みなさまの温かいご支援ご協力をお願いいたします。
義援金送付先
 お寄せ頂いた義援金は全額を、日本赤十字社ほか公的機関にお送りいたします。
義援金受付期間
 2018年9月14日~2019年3月31日
義援金受付口座
 北洋銀行 本店営業部 (店番号028) 普通 6942732
 口座名義 コンサドーレ平成30年北海道胆振東部地震義援金口(コンサドーレヘイセイ30ネンホッカイドウイブリトウブジシンギエンキングチ)
※所定の振込手数料がかかります(北洋銀行窓口での振り込みの場合は無料)。
※受領書は発行いたしません。振込時のご利用明細書等を控えとしてご利用ください。
※税制上の措置はありません。」
引用:J1札幌公式HP

 1,800万円を集めて被災地へ寄付できましたか(ちなみに、地元J2岡山の方は・・・)。「今後も準備が整い次第、公的機関や日本赤十字社への義援金送金を通して被災地の皆さまに順次お届けする予定です」と公式HPに添えていました。つまり、継続事業として、このままずっと続けていくという事。「募金を頂いた全国のJリーグチームおよびサポーター、サッカーファミリー・・・」とあって、こういう受付銀行口座を設けていなかったクラブについて、もし設けていたら全国からもっと義援金が集まり、もっと多くの義援金を被災地に届けられていたのではないかと、ちょっと個人的に思いました。まぁ金額ではないでしょうし、こういう活動に正解は無いと思うので、そう言い切れない部分はありますが、野々村社長が引っ張る札幌さんの活動を目の当たりにして、いろいろ思いました。何が一番望ましい姿なのかと。
 「社会・地域貢献活動に力を入れるからチームも強くなれる」を川崎さんが実践し、その思いを憲剛選手から村井チェアマンが受け継いで、次第にJリーグ全体の価値観になりつつあります。川崎さんや札幌さんの域に達してないところがあれば、もう一度被災地を見つめ直してみてはいかがでしょうか。そうすれば、そのうちチームも少しは強くなって、J1も少しは近くなるのでは。と、被災地といえばFリーダーから何か連絡が来ていたな・・・
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