ツワブキの花
野菊もツワも同じ畑から持ち帰り庭に植えたら、丁度同じ時期に開花する。野山も庭同様、遠くから眺めたら、ツワの花か野菊か見分けが出来ないくらい、黄色一色で美しい。ツワブキはキク科の多年草で日本原産。イシブキ、ハマブキ、ツヤブキとも言われ、暖かい海に面した山地に自生する。本州の太平洋側では福島県、日本海側では石川県が北限。宮崎では日南海岸沿いに多く見られ、単にツワと呼ぶ。青島以南でフキと言えばツワのことである。海岸のツワブキは芽の出が早く、2月の中ごろには、早くもツワ摘みの時期を迎える。最近は自生のものだけでなく、栽培ものも市場に出回り、山菜というよりは野菜的感覚で使われている。
ツワブキ
別名:イシブキ
科名:キク科ツワブキ属
性状:耐寒性宿根草
原産地:日本
花期:10~11月
撮影:南さつま市笠沙町黒瀬
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