ジキタリス。高さは60~120センチほどになり、6月から9月ごろに白色やピンク色、それに薄紫色の釣鐘状の花を咲かせます。ジキタリスは、2年草草本ですが、非常に繁殖力が強く多年草のように生育します、 茎が直立して分枝がなく、全体に短い軟毛があります。
葉は、根生葉と茎生葉があり、発芽した1年目は根生葉だけが叢生します。
茎生葉は、卵状皮針形で、表面は緑色のちりめん状のしわがあり、裏面は灰白色をしていて多くの綿毛があります。 花は、6~7月に大型鐘形の総状花序を茎頂の花穂にびっしりとつけ、花は下から順に咲きます。
ジキタリス 学名:Digitalis purpurea
別名:キツネノテブクロ
科名:ゴマノハグサ科 属名:ジキタリス属
原産:ヨーロッパ原産
性状:2年草、多年草。耐寒性(園芸種)
花期:6~7月
用途:鑑賞用、薬用(乾燥した葉っぱは心臓病の薬として用いられる)
日当たりがよいのを好みますが、午前中いっぱい日が当たれば午後は日陰になるような場所(半日陰の場所といいます)のほうがよく育ちます。真夏は暑すぎるのでそのような半日陰の場所の方が理想的です。
撮影:2010・4・27鹿児島市
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