木イチゴと言えば自分にとっては、子供の頃から野道の端に良く観かける
のが、ナワシロイチゴだが最近は園芸種も有り畑に植えてあり、野イチゴ(野生)のイチゴと見分けも難しいようだ。
ナワシロイチゴ Rubus parvifolius
別名サツキイチゴ
科名:バラ科
性状:落葉低木
原産地:日本全国、朝鮮半島、中国、ベトナム
苗代を作る頃に果実が熟すのでこの名がついたのだが、初夏から真夏にかけて果実がなる木苺としては、日当たりのよい山野や道端に普通に生える落葉小低木で、茎には軟毛が密生して下向きのとげがあり、つる状に伸
びて1m以上になる。葉は奇数羽状複葉で、小葉は普通1対。菱
形状倒卵形で先は丸く、縁に欠刻状重鋸歯がある。裏面は白い綿
毛が生える。枝先や葉腋から集散花序を出して上向きに紅紫色の
花をつける。花は何ともつつましく、満開時でも萼だけが開き花弁は開かずに、おしべを包むような形になる。果実は直径1.5㎝ほどの球形の集合果で、橙色に熟し、甘酸っぱいのでそのまま食べてもおいしい。
子供の頃とふるさとが懐かしく想える年齢になる。
モミジイチゴ(紅葉苺)学名:Rubus palmatus var. coptophyllus
別名:キイチゴ(黄苺) 科名:バラ科
普通に生える落葉低木です。葉が 3 ~ 5 裂して,モミジの葉に似ていることによる命名です。別名のキイチゴは黄色い実がなるので黄苺だと思います。葉腋に白い花をひとつつけます。
<a href=http://www9.ocn.ne.jp/~sousabro/index.html>ふるさと情報(花と風景)</a>
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