通路の坂を花を探してキョロキョロしながら下りてくると林の土手に縦横に伸ばした茎に濃い黄色の花が遠くから目を引く、半つる性で垂れ下がる枝先に花が垂れ下がって咲いている。
雲南黄梅(うんなんおうばい)庭木にすれば高さ2m程度になる低木で、枝垂れた状態で育ち、春先には鮮やかな黄色の花が株いっぱいに咲きます。花は葉腋に1個ずつ着き、普通は一重で、花冠は6~8裂していますが、八重咲きもあります。葉は対生し、3出複葉で、長楕円形です。漢字で見れば分かるように中国を原産とした黄梅の仲間。
黄梅より花は大きい。別名「黄梅擬(おうばいもどき)」というほどあるが、枝は枝垂れ状態で山吹に似た感じだ。また黄梅と違って、こちらは常緑で、通年緑の葉が付いている。春先に鮮やかな黄色の花を咲かせることから中国では「迎春花」と呼ばれているとあります、径3㎝程の黄花を咲かせます。
ウンナンオウバイ 学名:Jasminum mesnyi 別名:オウバイモドキ
科名:モクセイ科 属名:ソケイ属(ヤスミヌム属)
性状:常緑半蔓性低木 原産地:中国西南部
用途:小~中鉢、庭園
植え付けの時期は春、秋いずれでもかまいません。ウンナンオウバイはとても成長力が強いので、花後に剪定します。繁殖は挿し木が可能です。梅雨頃に指せば容易に発根するそうです。多肥にする必要はありません。特にチッソ分は控えめにします。撮影:2008・4・15
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