サザンクロス(クロウエア)
最近になって幅広く普及した植物のひとつです。代表的な品種としてはクロウエア・エクサラタ、クロウエア・サリグナなどの品種、またこの2種を交配してできた園芸品種などがあります。鉢植えとして一番よく見かけるのはエクサラタで「サザンクロス」の名前で流通しており、しかしこの「サザンクロス」という名前は日本に入ってからおそらく流通過程で付けられた名前で、葉は細かくやや細長い形をしています。軽くもむと爽やかな柑橘系の香りがします。葉の形が細長く直立して生えているので全体的にややシャープな感じのする植物です
特徴 鮮緑色の線形の細長い葉の葉腋から、桃紫色の小さな可愛い星形の花を次々と咲かせます。花の径は2cm程度。草丈は60~100cm程度まで伸びます。花の形から南十字星を連想したのでしょうかサザンクロスの名で流通しています。しかし、学名をXanthosia rotundifolia といい、同じ豪州原産です。
管理 排水性の良い用土を好むが、水はやや多めに。関東以西では簡単な防寒で露地の越冬が可能だが、冬は室内なら安全。繁殖は挿し木で、適期は5~6月。花期6月~11月科名・属名みかん科クロウェア属
園芸分類:非耐寒性常禄低木