Nordic Walking Club 柏の葉

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広島県最南端の島へノルディックウォーキング 呉市 鹿島

2020-07-26 | 島歩き
“広島県の本州から歩いて行ける島をノルディックウォーキングする”の目標も残るは2島。
地図で確認できる限り、倉橋島と江田島の先に一つずつ。
両方ともアクセスが悪いです。
午前中のマンホールカード集めに時間が掛かり、呉駅でバスに乗ったのが11時20分。
以前歩いた、呉港の潜水艦やくるくる回る音戸大橋を車窓から眺めながら、終点の桂浜温泉館に着いたのは12時半。

天気予報は「夕方から雨」ですが、時折パラパラ。
日差しはありませんが、海水浴場には海で遊ぶ人、バーベキューを楽しむ人。

泳いだ後に温泉に入れる環境は良いですね。
今日の目的地は、倉橋島の南端から橋で繋がり、広島県の有人島の最南端。
鹿島。

温泉館の直ぐ横の桂浜神社でウォーキングの無事を祈って出発。

県道35号線をひたすら歩くことになります。
直ぐにトンネル。

歩道の無いトンネルは、最も歩きにくい場所。
右に細い道。
看板もあるので、トンネルをエスケイプできるかと進んでみました。

「私有地につき立入禁止」の看板。

少し戻って脇道に入ってみましたが、イバラが行く手を阻みます。

それでも道が付いているので進んでみましたが、やぶになってしまいました。
仕方なくイバラをかき分け戻りましたが、脚も腕も血だらけ!

分岐は先にあるのか?
看板の細道を更に進むと、長串ノ鼻の見晴らし台。
曇り空のためか、わざわざ来なくても・・・と言う景色。

ここで道は終わりです。
戻り道、もう一度確かめましたが、「いばらの道」しか見当たりません。
入り口にあった案内板と言い、途中の看板と言い、現状と表記内容が分かり難くて全く迷惑です。
スタートが遅れた上に30分以上のロスです。
さっきの長串ノ鼻を外から見れば綺麗ですが。

海沿いの道を進むと、目的の鹿島に架かる橋が小さく見えます。
海を挟んで向こう側ですが、道はお椀の縁を歩くように遠回り。

その上、入り組んだ海岸線を歩きます。

海岸線がくぼんだ場所には集落があり、神社や水産加工工場。

広電のバスは桂浜が終点ですが、本数が少ないものの、小型の市バスが島の先まで走っています。
鹿老渡の標識。

少し橋が大きくなってきたような・・・

結構近づきました。

鹿島の手前にも、小さな橋が架かっています。

堀切橋。

名前からして、岬の部分を人工的に“島”したようです。
神社の屋根(?)や岩の上の灯篭も見えましたが、前へ前へ。

道脇に並べられた、漁に使う浮きのペイントは結構上手です。

鹿島大橋の案内に従い、Uターンするようにして高度を上げ、鹿島大橋に到着。



鹿島は細長く、南端までは3kmほど。

事前情報では、先端の集落の段々畑は観光スポットのようです。
この島は周回できないことは分かっており、時間も押してきていたので、「鹿島上陸」の事実だけで今回は終了。
次回は無いと思いますが・・・
往復は同じ道です。
16時を過ぎてとうとう雨が降り出しました。
鹿島からのバスはこの時間帯ないことが分かっていましたが、大迫からのバスがありました。
桂浜までは残り4km弱ですが、尾道までの帰りのことも考えて、バスを待ちます。

血だらけの脚を見ていたら、更に驚き。
シューズの底が剥がれています!

使用頻度の少ない靴だったので、かえって劣化が進んだのだと思います。
ここまで歩けてたことは運が良かったのか、桂浜神社の御利益か。
市バスの乗客は1名。
呉駅行きのバス時刻に合わせ、桂浜温泉で汗を流し、夕飯を済ませます。
来た時と同じく、バスで1時間、JRで2時間半。
スタートは予定通りだったのですが、途中は遅れ遅れ。
バス時刻の制約もあり、ハードなウォーキング(半分は移動時間)となりました。
尾道に帰り着いたのは、23時を回っていました。
今日の歩数:28,000歩(呉の町歩きと合わせて35,000歩)


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