Nordic Walking Club 柏の葉

「気持だけ ポールを持てばアスリート」
ノルディックウォーキングなら、いつもの散歩がスポーツに!

「村上海賊の娘」の魅力 講演会を聞きに行ったついで 因島

2016-02-29 | 山歩き
28日、因島図書館で開催された「和田竜『村上海賊の娘』の魅力」の講演会を聞きに、因島へ出かけました。

講師は、尾道市立大学 原卓史准教授。
図書館で借りて上巻は読み終えたのですが、下巻が貸出中で却ってくるの待っている状態。
話を聞くとワクワク感が薄れるかな?と思いながらも、小説の舞台にも出てくる因島での講演。
天気も良いし、滅多にない機会なので、何処かでウォーキングでもしながら・・・
島の中央にある奥山ダムを1周する2kmのウォーキングコースを目指して、国道317から県道120に入り、大山トンネルの手前で曲がったのですが、道はダム湖のはるか上を通ります。
県道を入って直ぐ角を間違えたようです。
迷い込んだ林道は、ところどころで崩れた土砂が道にあふれています。
車は通っていないので、その内にウォーキングでもできるか・・・と思い、何処へ抜けるか走ってみました。
出口にはロープがあり、車が来ないのも当然です。
ウォーキング大会でも利用される、水軍スカイラインそばの椋浦峠に出てきました。

因島八景のひとつ、地蔵鼻を正面に望む高台です。
青影山へ続くハイキングコースの入り口にもなっていて、最初の奥山(観音山)まで1000mの看板を見つけ、昼食場所にするため登ってみました。

ポールを持ってきましたが、可なり勾配のある階段が続き、いきなりトレッキング状態です。

因島の最高峰、頂上は390m。

霞んで遠望は利きませんが、草地に東屋、気持ちの良い山頂です。



ハイキングコースはまだ続きますが、またの機会として、目的の講演会場へ向かいます。

因島図書館では、和田竜さんが本書を書く切っ掛けとなったいきさつ、村上景の人間像、地元因島村上家の吉充の生き様など1時間半の講演で、更に小説の魅力が増したように思います。

折角なので金蓮寺に寄り、因島水軍城を眺め、村上家の墓所にお参りしました。



お土産は、お菓子工房プチフールの「はっさくピール」。



初めて見た時は、裂きイカの切れ端?と思いましたが、探してみると伊予かん、レモンなど地域によっていろいろな種類があります。
量の割には少し高いかな?とも思いますが、家族にも人気です。
今日の歩数:3、000歩(山歩き)

餘慶寺から西大寺へノルディックウォーキング 瀬戸内市-岡山市

2016-02-24 | ノルディックウォーキング
駅からウォークが14時に終わったので、JRの岡山・尾道おでかけパス(フリー切符)を使い、〝ノルディックウォーキングをもう少し続けました。
歩く場所の選定で、目的の一つとしている「中国三十三観音霊場」の1番と2番の札所を歩きます。
高島駅から赤穂線に乗り、大富駅で下車。

無人駅で、どっちへ行くのやらと見回すと、駅前に餘慶寺を示す看板が・・・
自前のマイクロマジックを準備し、看板に従い歩き始めます。
先に進むと道が判らなくなり、戻ってよく見ると「25m先左折」とあるのを見落としていました。

その後は、注意して看板を確認し、山にかかった住宅街を抜けると、高台の頂上が餘慶寺でした。
手前の豊原北島神社の覗くと、入り口に国指定重要文化財「色々威甲冑」の表示。

今読んでいる和田竜著作の「村上海賊の娘」の中に、鎧の種類として書かれていたので、本物が見られるのかと神社の中を覗きましたが、紙が張ってあるだけでした。
餘慶寺は三重塔がある立派な伽藍でした。

周囲の寺の間を抜けると、手ごろは細い道があり、車道まで下ります。

途中「遊歩道」の看板があったので、もう少し調べておけば、ウォーキングコースがあったのかも知れません。

吉井川に掛かる雄川橋を渡ると西大寺観音院の標識。

川沿いを歩けば気持ち良いのでしょうが、歩道が無いので1本入った街並みの道を歩きます。
途中、旧河本町の案内板があり、昔からの街のようです。

西大寺は日本三大奇祭のひとつ、ふんどし姿の男衆が宝木を奪い合うと言う「会陽(裸祭)」が行われる寺で、前日の20日に行われています。
会陽の後は「あと祭り」と言うそうで、露天や植木市が開かれ、多くの人で賑わっていました。

ここも、伽藍が揃う大きな寺でした。

街中を歩いて、西大寺駅へ。

駅前にはふんどし姿の男衆の像。

普通なら、駅前のモニュメントとしては可なり特異です。
今日の歩数:8,000歩

「駅から歩こう」龍ノ口山をノルディックウォーキング 岡山

2016-02-24 | イベント参加
21日、JR西日本が岡山周辺で開催する「駅から歩こう」の「ノルディックウォークで龍ノ口山へ」へ参加しました。
パンフレットには岡山ノルディック・ウォーク連盟が主催するイベントが、月に1回程度あります。
連盟独自のイベントだと、単発参加ではハードルが高いですが、JRが絡んでいると思うと少し気軽です。
実際のイベントに、JRは出てきませんでしたが・・・
JR岡山駅で津山線に乗り換えると、1両編成の列車に結構な乗客。

集合場所は備前原駅。

参加者20名余、連盟の指導員とフォローが4名。
今日は、ディフェンディングタイプのポールをあえて借りてみました。

JNFAのがまごおりのフォーラムで、高橋ICの「ポールを使って歩くのが、すべてノルディックウォーキングとは限りません」と言う話を聞きました。
ノルディックウォーキングと呼ばれていているが、普段使っているポールとタイプと異なり、一番身近に普及している物を、実際にいろいろな場面で使ってみようと思いました。
一番の違いはストラップ。

当然、握り方も違います。
アスファルトチップの形状も違います。

初めて講習では、自然な歩き、ポールの引きずり等、JNFAの10ステップの最初と同じような展開ですが、転倒防止の歩き方から始まり、ポールを押し切るような歩き方はありませんでした。
(感想は最後に)
ウォーキング開始。
旭川を渡り、龍ノ口グリーンシャワーへ。

〝森林浴"の公園と言う意味でしょうか?
葉が落ちた林は、日が射して気持ちが良いです。

前日の雨の影響もあり、坂道では足元に注意し、ポールも杖代わりです。

八幡宮と山頂への分岐の鞍部で休憩。

山城の跡と言うことで、それなりに険しい坂道を300m登り、八幡宮へ。

岡山と言う土地柄、狛犬も備前焼です。

折り返して山頂へ。
少し霞んでいましたが、岡山市内が一望でき、それなりの高さです。



日差しを受けたい気温ですが、風当たりもあり、多少震えての昼食。
帰りはずっと下りの道。

湯迫の浄土寺で麓に出て、賞田廃寺跡の広い草原。

元々は東西の塔を持つ大きな寺だったようです。

さっき登った龍ノ口山が後ろに見えます。
昔からの町と思われる住宅街の道をJR山陽線高島駅へ。



今日の歩数:11,000歩

最後に、ディフェンディングタイプのポールの感想
①ストラップで手のひらにグリップが固定された状態になるので「握る」と言う感覚が薄いです。
②腕を降り出して前に突く時は自然な感じで、スポーツタイプ、ヨーロピアンスタイルと呼ばれる物に比べると、〝体を支える″ために使うには適しているように感じました。
③一方、ポールを後ろに押そうとすると、グリップが手から離れないので先端が跳ね上がってしまい、体の真横程度までしか腕を振れません。
どちらが良い、悪いでは無く、年齢や目的に合わせてポールを選択することが良いのでしょう。

おのみちスィーツ・クーポンを持ってノルディックウォーキング 尾道市

2016-02-12 | まち歩き
11日は晴れて風も無く、春の近づきを感じながら尾道を散策しました。
JR尾道駅構内の観光案内所で「おのみちスィーツ・クーポン」1枚1000円を購入し、これを使って1日過ごします。



6軒の店舗から2つ、4軒のカフェから1つ、3か所の乗り物から1つの利用が可能です。
その他に7軒のお店のサービス券がついていました。
先ず、駅前の「おやつとやまねこ」。

やっぱり「尾道プリン」が一番人気で休日には店先で食べている人が沢山です。
お客さんが沢山の時だと気が引けますが、開店間もない時間帯なので、さっとクッキーをもらい、途中のおやつにします。
海岸通り、おのみち海辺の美術館をノルディックウォーキング開始。

住吉神社の「力石」。
港近くでは、あちこちで見かけます。
一番小さ石(左端のやつ)に挑戦しましたが、全く上がりませんでした。

クーポンが使える乗り物は、ロープウェイ、向島への渡船、自転車がありますが、ノルディックウォーキングで自転車は無いし、渡船ではコストパフォーマンスが悪いので、いつもなら歩いて行くところを初めてロープウェイで登ります。

艮神社、千光寺の真上を通り、3分半で山頂駅へ到着。

展望台から尾道水道を眺めます。

普段はアパートから自転車で来て、2~3時間で周回しようとすると、駅裏から急な坂を上って千光寺公園へ出るコース(桜のシーズンなら良し)、市役所からロープウェイ下を猫の細道を通って千光寺に登るコース(尾道の名所満載)、図書館から浄土寺あるいは西国寺へ行くコース(眺めが抜群)などを歩きますが、今日は1日で端から端まで歩く予定。
いつもは通らないコースを選び、ロープウェイ山麓駅から妙宣寺、善勝寺、車道を渡り振袖天満宮へ。

雰囲気のある細い道を抜け、「転校生」の冒頭で2人が転げ落ちた階段を上ります。





大山寺の可愛い六角堂。

梅の花を可なり開いており、メジロが蜜を吸いにきていました。

年賀状に使えそうだった三猿。

近道を通ると、大きなわらじの仁王門を通らず、いきなり西国寺の中腹へ出ます。

尾道の中では伽藍が残るお寺で、山の中腹の三重塔は何処からでも目立ちます。

石仏のある山道を抜けたら、長江通りに出ました。

長江小学校横から坂を上ると、振袖天満宮に戻ってきました。
ここを上った小学校のグランド下も「転校生」のロケ場所とか。

次は浄土寺方面に向かいます。
尾道東高校の脇を抜けて山郷寺。
可愛い七福神がいます。

図書館でトイレ借りて浄土寺。
おやっとやまねこのクッキーと持参したホットココアで一休み。



海徳寺まで来ると、尾道寺巡りの東の端です。

観光客ならバスで戻るのでしょうが、自転車を置いた駅前まで更に歩きます。
国道沿いにある尾道大学の美術館。

学生の作品ですが、無料で本物の絵が見られるので、たまに寄っています。
今回は、院生の修了展をやっていました。
ロープウェイの半券で、おのみち映画資料館が割引入場できるとあったので、初めて入ってみました。

小津安二郎作品の紹介や古い映画ポスターの展示。
私にとっても時代が古い(時をかける少女の時代ですので)ですが、昔の女優(失礼!)のポスターが綺麗なことに感心。
山麓駅から今度は寺巡りの西側へ。
クーポンの対象外ですが「ネコノテパン」を覗きに行きましたが、ここも長蛇の列でパス。
宝土寺、光明寺を通って駅前へ。

しだれの梅が綺麗です。
お菓子の券の2枚目を使う機会がなく、アーケード街の「浜だんな製菓」へ行きましたが、指定の「かりんとうまんじゅう」が完売。
店の人も早い時間の完売は珍しいとか・・・
週中の休日なで観光客が少ないのでは?と思って出てきたのですが、そうでもないようです。
代わりのお菓子をいただきました。
昼飯も食べずに歩いていたので、少しお腹にたまる物と思い、カフェの券で「さくら茶屋」の抹茶白玉小豆を考えたのですが、ここも満員。
駅を通り過ぎ、「cafeさくらさくら」ケーキとコーヒー(コーヒーは別売りです)で最後の休憩。



スィーツ・クーポンの元は取れたと思いますが、対象店舗が少なく、定休日や売り切れもあり、選択肢が少ないと言うのが印象。
尾道に来て感じたことの一つに、喫茶店が多いこと。
スィーツの店もまだまだあるので、いろいろなところが参加してくれれば、三原のクーポンの上を行けると思うのですが・・・
観光協会さんに、もう少し頑張って欲しいです。
最後はONOMICHI U2前のウッドデッキを歩いて、尾道1周。

今日の歩数:16,000歩