7月の終わりに9年間暮らした宮城から、広島県尾道市へ転勤しました。
覚悟はしていたものの、宮城とは比べ物にならない暑さ。 毎日35℃!!!
でも、新たに暮らす場所を知るためには、先ずは歩いてみることに・・・
引っ越し荷物が何とか片付いた8月3日、市内の観光地へポールを持って出かけました。
涼しい内にと思ってたのが、アパートから自転車に乗ってブラブラと来たら、尾道駅をスタートする頃には気温も相当に上がっていました。
熱中症対策は、水筒とクールバンダナ、帽子、宮城を出る時に頂いたTシャツ。
観光案内所でもらった地図を頼りに、「古寺めぐりコース」と「文学のこみち」を歩きました。
尾道は「坂の町」と言われますが、いきなりの登り坂を千光寺公園を目指します。
公園内には2か所に展望台があり、眼下に瀬戸内の海と島を眺めると、改めて遠くに来たことを実感しました。
崖の様な斜面に建てられた千光寺から見下ろす瀬戸内海は、尾道の代表的な景色です。
天寧寺の三重塔の横を抜け、猫の細道へ。
本物の猫には会いませんでしたが、名前通りの細い道に108個の福石猫があるとか?!
3回撫でると願いが叶うらしいです。
坂道を下った所の大きな木が印象的な艮神社は、「時をかける少女」のロケ地のひとつ。
尾道が大林宣彦の映画の舞台になったのは、私くらいの年代には有名です。
御袖天満宮の階段は、「転校生」の冒頭で二人が転がった場所。
西國寺も大きなお寺で、奥まで行くには階段を相当登りました。
仁王門の草鞋は、足腰の健康を願って奉納されたものとかで、ノルディックウォーカーにピッタリなお寺では・・・
この辺まで来ると、向島へ続くしまなみ海道の橋が間近に見えます。
カーブミラーに映った自分と記念撮影。
古寺めぐりコースの終盤、クーラーの効いた市立図書館で新聞を読みながら休憩。
ここまでの歩きを振り返ると、ポールを押して歩くよりも、ダブルポールで杖代わりに使っていた印象が強いような・・・
浄土寺を最後にして、海に平行する「本通り商店街」を戻ります。
昔の銭湯を改装したショップ&カフェ「ゆーゆー」の外観は、汗を流しに入りたい気分。
最後に海を見ながら、潮風に吹かれて冷たい缶ジュースを・・・
いくら飲んでも足りない感じです。
自転車での帰り道、アイスキャンデーの専門店を発見。
みかん味、1本80円でお腹の中もクールダウン。
尾道の坂道は想像以上に細く複雑で、通り過ぎたお寺も沢山あり、映画のロケ地や有名人の足型、フェリーを使えば瀬戸内の島々・・・歩くところは幾らでもありそうです。
今日の歩数:13,500歩