5月26日、久しぶりの島ノル。
愛媛県上島町の岩城島(「いわぎ」と読みます)へ出掛けました。
因島の土生港をフェリー(片道280円、往復だと10円お得)で出航。
愛媛県と言っても、広島県から13分の船旅です。
午前中の早い時間帯で、島へ向かう乗客は車2台と私だけ。
フェリーの乗務員が、コンプレションタイツに派手なTシャツ、ポールを持って異様な乗客に、「登山?登りばかりで、この時期何も無いよ!」と声を掛けてきました。
今日の目的は、積善山の山歩きと海辺のノルディックウォーキング。
海と山を同時に楽しむ計画です。
長江港から歩きます。
待合室には、島の地図(コピー)が置いてあります。
前回入手したのと、変わっていないようでした。
積善山の遊歩道も記載されているので、Yahoo!の地図より参考になります。
港から県道をまっすぐ進めば、小漕港への分岐の手前に積善山登山口の看板があります。
遊歩道の案内看板。
計画は、妙見メンヒルを通り、一旦車道を戻って三叉路から金採掘跡、積善スカイラインで山を回り込んで反対側から登山道に入って山頂へ。
下りは空中階段遊歩道を降りて赤石ダム、林道を歩いて祥雲寺に下り、レモンの散歩道で海へ出る。
まずは、登りスタート。
山頂までの一本道。
車が殆ど通らない道(一応は気を付けて)をぐんぐん高度を上げます。
妙見神社の看板と鳥居。
ここから少し山歩きの雰囲気。
ツツジがところどころに。
大岩とくっついた神社の建物。
中を通り抜けます。
車道に戻れば、山頂まで1.6km。
前回来た時とコースを変えるため、一度下って迂回します。
積善スカイラインの三叉路。
地図にあった「金採掘跡」。
標識はありましたが、指し示す方向は草。
止めておきましょう。
因島には「水軍スカイライン」がありますが、ここも車で快適なドライブをするコースでは無いようです。
30分程歩いたら、登山口の看板。
可なり高度を下げました。
山頂まで2kmあります。
登山道と言うよりは遊歩道なので、道幅は広く整備されています。
この時期は下草が伸びている場所があり、脚が露出しないようにロングタイツを履いてきましたが、虫やダニに注意です。
鞍部に出ると、山頂、夕日の展望台との分岐の桜道。
直ぐ横は車道です。
ここにもトイレ。
各所にトイレがあり、それもすごく綺麗。
山での用足しは不便なところが多いですが、このエリアはこの頃近くなった私でも全く困りません。
尾根の桜道を少し登れば見晴らし台。
赤穂根島、佐島方向が臨めます。
山頂は直ぐ。
山頂近くは下草も刈ってありました。
370mの山頂展望台からは、360度の眺め。
無料望遠鏡の設置もうれしいです。
山頂には三角点。
他の人のブログで三角点がよく紹介されていたので、最近気になります。
車道を下って、一番の楽しみ空中階段へ。
ここで恐れていたことが現実に!!
3年前に歩いて感激した「空中階段遊歩道」ですが、その時にも痛みが進んでいました(本当は可なり危ない個所もあった:2015/2/16ブログ参照)。
地方自治体が整備したとは思えないほど、建設当時は素晴らしい場所だったと想像するのですが、山の上の木の構造物は管理が大変なはずです。
事故が起きれば、管理者の責任が問われますから。
やっぱり立ち入り禁止になっていました。
赤石ダムへ降りるコースはもう1本。
折角下ったのにまた登り返し、ふれあいの森へ。
「自然」とは言えないのかも知れませんが、草刈りや枝の整理がしっかりされ、自然に触れる環境としては良くやっていると感じます。
案内図では、ふれあいの森の頂上手前に遊歩道があるのですが、入り口に木が積まれ、閉鎖されていました。
まだ、陽が高いですが、折角なので夕日の展望台へ。
展望台はありましたが、前の木が伸びて眺望は効かず、無料望遠鏡は錆びついて回転しません。
案内看板では夕日の展望台から先のコースが書かれている(港の地図では行き止まり)のですが、それらしきものは無く、赤石ダム方面への道は、すべてが通行できないことになります。
積善山は、遊歩道やトイレが整備され、Aクラスの低山だと思います。
桜のシーズンは素晴らしいでしょう(来たことありませんが)。
しかし、ハイカー目線では、空中階段の通行禁止やアプローチの多彩性が薄れたことで、AAAクラスからは降格です。
登りに使った木の実遊歩道を下り、車道に出て更に下ります。
本来降りてくるはずだった林道との分岐を海側へ入ります。
家が見えて来て、祥雲寺に出ました。
奥のお堂は重要文化財だそうです。
レモンの散歩道の看板に従い、歩いてみましたが・・・?
山の中を相当ウロウロしましたが、やっと海へ出ました。
登り下りで、ゼロ-ヨン-ゼロは4時間でした。
引き潮の砂浜を歩けば、海抜0m。
県道を離れ、海岸沿いの道を。
島の南端には菰隠温泉があります。
日帰り入浴施設もあり、悩んだのですが、まだ島を半周近く歩く必要があり、今回はパス。
県道に戻ると岩城港が見えてきます。
岩城港は、秋の自転車イベントの乗船場所。
スパーで弁当を買い、遅い昼食。
ここからは、土生と今治を結ぶ高速艇がありますが、往復券を買ってきたので、長江港まで何としても戻ります。
再び県道を離れ、防波堤の道。
温泉には入りませんでしたが、砂浜に下りて海に足を入れてみました。
日差しは強くなってきましたが、海の水はまだ冷たいです。
生名島との間の橋を建設中です。
その内に、本州から歩いて行ける島になるのでしょう。
県道に戻れば、港はもう直ぐ。
水分補給とクールダウンをして待っていると、フェリーがやってきました。
フェリーの乗務員から「登りばかりで何もなかったでしょう」とまた声を掛けられ、笑ってごまかしました。
土生港に到着し、無事帰還。
バイクツーリング(第二種原付ですが)、瀬戸内クルージング(13分のフェリー)、登山(遊歩道を右往左往)、ノルディックウォーキングを約1000円で楽しむ有意義な1日でした。
今日の歩数:27,000歩
愛媛県上島町の岩城島(「いわぎ」と読みます)へ出掛けました。
因島の土生港をフェリー(片道280円、往復だと10円お得)で出航。
愛媛県と言っても、広島県から13分の船旅です。
午前中の早い時間帯で、島へ向かう乗客は車2台と私だけ。
フェリーの乗務員が、コンプレションタイツに派手なTシャツ、ポールを持って異様な乗客に、「登山?登りばかりで、この時期何も無いよ!」と声を掛けてきました。
今日の目的は、積善山の山歩きと海辺のノルディックウォーキング。
海と山を同時に楽しむ計画です。
長江港から歩きます。
待合室には、島の地図(コピー)が置いてあります。
前回入手したのと、変わっていないようでした。
積善山の遊歩道も記載されているので、Yahoo!の地図より参考になります。
港から県道をまっすぐ進めば、小漕港への分岐の手前に積善山登山口の看板があります。
遊歩道の案内看板。
計画は、妙見メンヒルを通り、一旦車道を戻って三叉路から金採掘跡、積善スカイラインで山を回り込んで反対側から登山道に入って山頂へ。
下りは空中階段遊歩道を降りて赤石ダム、林道を歩いて祥雲寺に下り、レモンの散歩道で海へ出る。
まずは、登りスタート。
山頂までの一本道。
車が殆ど通らない道(一応は気を付けて)をぐんぐん高度を上げます。
妙見神社の看板と鳥居。
ここから少し山歩きの雰囲気。
ツツジがところどころに。
大岩とくっついた神社の建物。
中を通り抜けます。
車道に戻れば、山頂まで1.6km。
前回来た時とコースを変えるため、一度下って迂回します。
積善スカイラインの三叉路。
地図にあった「金採掘跡」。
標識はありましたが、指し示す方向は草。
止めておきましょう。
因島には「水軍スカイライン」がありますが、ここも車で快適なドライブをするコースでは無いようです。
30分程歩いたら、登山口の看板。
可なり高度を下げました。
山頂まで2kmあります。
登山道と言うよりは遊歩道なので、道幅は広く整備されています。
この時期は下草が伸びている場所があり、脚が露出しないようにロングタイツを履いてきましたが、虫やダニに注意です。
鞍部に出ると、山頂、夕日の展望台との分岐の桜道。
直ぐ横は車道です。
ここにもトイレ。
各所にトイレがあり、それもすごく綺麗。
山での用足しは不便なところが多いですが、このエリアはこの頃近くなった私でも全く困りません。
尾根の桜道を少し登れば見晴らし台。
赤穂根島、佐島方向が臨めます。
山頂は直ぐ。
山頂近くは下草も刈ってありました。
370mの山頂展望台からは、360度の眺め。
無料望遠鏡の設置もうれしいです。
山頂には三角点。
他の人のブログで三角点がよく紹介されていたので、最近気になります。
車道を下って、一番の楽しみ空中階段へ。
ここで恐れていたことが現実に!!
3年前に歩いて感激した「空中階段遊歩道」ですが、その時にも痛みが進んでいました(本当は可なり危ない個所もあった:2015/2/16ブログ参照)。
地方自治体が整備したとは思えないほど、建設当時は素晴らしい場所だったと想像するのですが、山の上の木の構造物は管理が大変なはずです。
事故が起きれば、管理者の責任が問われますから。
やっぱり立ち入り禁止になっていました。
赤石ダムへ降りるコースはもう1本。
折角下ったのにまた登り返し、ふれあいの森へ。
「自然」とは言えないのかも知れませんが、草刈りや枝の整理がしっかりされ、自然に触れる環境としては良くやっていると感じます。
案内図では、ふれあいの森の頂上手前に遊歩道があるのですが、入り口に木が積まれ、閉鎖されていました。
まだ、陽が高いですが、折角なので夕日の展望台へ。
展望台はありましたが、前の木が伸びて眺望は効かず、無料望遠鏡は錆びついて回転しません。
案内看板では夕日の展望台から先のコースが書かれている(港の地図では行き止まり)のですが、それらしきものは無く、赤石ダム方面への道は、すべてが通行できないことになります。
積善山は、遊歩道やトイレが整備され、Aクラスの低山だと思います。
桜のシーズンは素晴らしいでしょう(来たことありませんが)。
しかし、ハイカー目線では、空中階段の通行禁止やアプローチの多彩性が薄れたことで、AAAクラスからは降格です。
登りに使った木の実遊歩道を下り、車道に出て更に下ります。
本来降りてくるはずだった林道との分岐を海側へ入ります。
家が見えて来て、祥雲寺に出ました。
奥のお堂は重要文化財だそうです。
レモンの散歩道の看板に従い、歩いてみましたが・・・?
山の中を相当ウロウロしましたが、やっと海へ出ました。
登り下りで、ゼロ-ヨン-ゼロは4時間でした。
引き潮の砂浜を歩けば、海抜0m。
県道を離れ、海岸沿いの道を。
島の南端には菰隠温泉があります。
日帰り入浴施設もあり、悩んだのですが、まだ島を半周近く歩く必要があり、今回はパス。
県道に戻ると岩城港が見えてきます。
岩城港は、秋の自転車イベントの乗船場所。
スパーで弁当を買い、遅い昼食。
ここからは、土生と今治を結ぶ高速艇がありますが、往復券を買ってきたので、長江港まで何としても戻ります。
再び県道を離れ、防波堤の道。
温泉には入りませんでしたが、砂浜に下りて海に足を入れてみました。
日差しは強くなってきましたが、海の水はまだ冷たいです。
生名島との間の橋を建設中です。
その内に、本州から歩いて行ける島になるのでしょう。
県道に戻れば、港はもう直ぐ。
水分補給とクールダウンをして待っていると、フェリーがやってきました。
フェリーの乗務員から「登りばかりで何もなかったでしょう」とまた声を掛けられ、笑ってごまかしました。
土生港に到着し、無事帰還。
バイクツーリング(第二種原付ですが)、瀬戸内クルージング(13分のフェリー)、登山(遊歩道を右往左往)、ノルディックウォーキングを約1000円で楽しむ有意義な1日でした。
今日の歩数:27,000歩