先日、町田市の薬師池公園にハスの花を見に行った帰りに、生田にある「ヴォルガ」というマトリョーシカを扱うお店に寄りました。
(ヴォルガ店頭)
セミョン君というマスコットキャラクターがいるくらい、セミョーノフ系のマトリョーシカが中心でしたが、久しぶりに寄ったら、色々な地域や作家のマトリョーシカが増えていました。十数年前、マトリョーシカを日本で探して集めていた頃にこのお店に来たら大変だったでしょう…。
今はちょっと蒐集熱は冷めてまして、白木に描くのもだいぶ休んでいます(^^;)。
それでもいろいろな図柄のマトリョーシカの塗り絵があって珍しく、購入しました。
ホフロマ塗風とか↓
ジョストボ塗り風↓
マイダン風↓
グジェリ陶器風↓
いわゆる創作デザインではなく、ロシア伝統の塗りをそれぞれ表現しています。
これは↓ガラジェッツ塗りというかゴロテツ塗りというか(同じロシア語をどうカタカナ表現するかの違い)
↓これはアルハンゲリスク州のメゼーニ塗り
これもアルハンゲリスク州…。
アルハンゲリスク州には地方により独特の塗りの模様があり、工芸品の宝庫のようです。しかしそれを知るずっと以前に「アルハンゲリスク州の亡霊」というサスペンスのような小説を読んでしまって、…恐ろしいというか、いい印象がなかったのですが、それは小説を読んだせい。先に工芸品を知りたかった。
あとは、ロシアの塗りの模様を集めて系統的に書いてあるような本(日本語で)があったら見ていて飽きないと思うのですが…。