多摩川の土手を歩いていて、気になる植物がありました。
↓こんなのや、あんなの。
黒い花穂がひょこひょことリズミカルに伸びて楽しい姿。穂のまわりをフワッと取り囲んだ白い点々もかわいい。
家で調べたところ、これはヘラオオバコという外来種で、白いのはおしべの葯、黒く伸びている穂にめしべがたくさん並んでいる。
それで、幕末に侵入(!)した要注意外来種だそうです…。
私が子供の頃(50~60年前)には見かけなかった…。(今でも家の周りでは見かけませんが…。)
もし見かけていたらかわいいので摘んでいたと思う。オオバコの方はよく生えていて、花の茎で相撲取りをして遊んだものです。
↓こんな所にも(画面上は車道の路面)。
他の植物のうち、今の季節目立つのが写真の↓ハルガヤ(春茅)。ハルガヤかヘラオオバコか、って感じで花穂を立ち上げていました。ツクシはもう終わりかけ。(ハルガヤも外来種)
↓多摩川の多摩水道橋から上流を望む。右手が狛江市。
実はヘラオオバコの写真はすべてこの左手下流の川崎市側。こちら狛江市側の土手にはほとんど見当たらず、たまにあっても貧弱な個体ばかり…。こちら側の河川敷はここ何年かずっと大規模な工事が行われていて終わったところなので、植生を回復させている時期のようです。