かっぱらぱ編集室 つれづれ

かっぱら編集長がつづる日常のあれこれ。

見守ること

2011-06-28 23:24:06 | つれづれ

 編集室の勉強タイムのようす

先週の土曜日に、かっぱら広場がありました。
(その詳細は、また後日報告します。)

その時、男の子が2人でけんかをしていました。
1人は、編集室に来ている子(Aくん)、もう1人は広場のみの参加の子(Bくん)です。
けんかの理由をきくと…、
カードゲームをしていたのですが、
Aくんがカードを交換して欲しいとBくんに言い、
BくんもOKしてカードを交換したのですが、
交換したカードが惜しくなって、
突然Bくんが、あげたはずのカードをAくんからとりあげたとのこと。

私「納得して交換したのに取り返すのはおかしいよ。Aくんにカードを返しなよ」とBくんに言うと
B「やだ」
私「やだって言ってるから、あきらめなよ」とAくんに言うと
A「やだ」
私「それじゃ~、後は2人でやって」と、
私はその場を立ち去りました。

その後、2人はしばらくもみ合いになり、追っかけ合いになり集会場を出て行きましたが、
しばらくしてAくんだけが戻ってきました。
どうやら、カードをあきらめたようです。

とても憤慨したようすで、怒りが収まりきらず
私から少し離れたテーブルの上に座り
自分の持っていたカードの束を投げ捨て、
肩を怒らせながら大きく息をしていました。
しばらくして、自分が投げたカードを拾い、
まだ怒りが収まらないようすでしばらく座っていましたが、
それから少しして集会場を出て行きました。

彼の元に行き、声をかけることもできたのですが、
私は、自分自身で気持ちを納めていく彼のようすをじっと見守ることにしました。

それから2日後の今日、編集室に来たAくんは、
みんなの前で私の顔を見ながら、
「こないだ、ボクおばちゃんに叱られたよね」と声をかけてきました。
彼もその日のことを覚えていたのです。

私はすかさず、「よく自分で気持ちを納めたね。えらかったね」と
声をかけました。

子どもがけんかをしていると、ついついとめたくなりますが、
子どもたちは、けんかを通して、自分や他人との折り合いの付け方を学んでいきます。
子どもを信じて、時には見守ることも必要です。
そうは言っても、それで本当にいいのか…その時は随分悩みましたが…(笑)。

結果良ければ全てよし!
今日の彼は、いい顔をしていました(^^)。

 

 

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