早い、早い、もう1月末だ。
1年の12分の1が終わってしまう。あせる。
って、毎年同じことを言ってるなあ(笑)。
今週、「読んで(書評を)書いた」のは以下の本です。
川本三郎
『マイ・バック・ページ』 平凡社
外山滋比古
『ゆっくり急ぐ』 毎日新聞社
黒沢 清
『黒沢清、21世紀の映画を語る』 boid
アルベルト・マングエル 野中邦子:訳
『奇想の美術館』 白水社
和田正武
『天国の妻に書いた五〇〇通の手紙』 講談社
川本さんの本は、77年の『朝日のようにさわやかに』(筑摩書房)や『同時代を生きる「気分」』(冬樹社)以来、ほぼ全部読んできている。
この本は、いわば復刊だが、あらためて60年代という時代の“衝撃”を感じる。
書かれているような“出来事”があったことで、貴重な映画評論家が一人、誕生したわけです。
* 書いた書評は、発売中の『週刊新潮』最新号(2月3日号)に
掲載されています。