この猛暑の中。
編集者のHさんが拙宅まで足を運んでくださいました。
まずは冷たいビールで乾杯。
前菜は・・・三種類の盛り合わせプレートをつくったのですが、
撮り忘れてしまいました・・・(笑)
続いて。
涼しげな胡麻豆腐。
市販の胡麻豆腐に、ざっくり刻んだ枝豆と胡麻昆布をのせただけ。
素晴らしき手抜きの一品でございます(笑)
このあたりから、Hさんの手土産・赤ワインに切り替え。
美味しいワインをいただきつつ、井上は、
あらかじめ用意しておいたサラダをテーブルに。
薄く味付けし、細く割いたささみとパプリカのカラフル・サラダだったのですが。
・・・これも写真を撮りそこないました・・・
そして。メインは。
★ 海老ときのこ & お野菜のチーズ焼き ★ ♪
いつもながら、作りかたはとても簡単。
背ワタをとった海老とニンジン、ブロッコリーを茹でておいて。
別のお鍋で、オリーブオイルで炒めたタマネギにきのことバター、
小麦粉を加えてホワイトソースを作ります。
耐熱皿にきれいにレイアウトして、ホワイトソースをかけ、
オープンで5分。
味にアクセントをつけるため、粗挽きこしょうをふりかけました。
Hさんとおめにかかるのは、約一年ぶり。
お互いの近況報告などなど、楽しいひとときでした。
「書き続けなきゃダメですよ」
「いつでも応援してますから」
そう言って励ましてくださったHさんの言葉が、深く心に沁みました。
母が退院後。
私は実家に帰るとき、必ず、
「〇時〇分頃、到着予定 ♪」
電車の中から母の携帯宛てにメールを打ち、
あらかじめ到着時刻を知らせておくようにしています。
以前は、サプライズ帰宅をしたりしていたこともあったのですが。
現在は。
突然のピンポンで、慌てて転倒したりすることのないよう、
気を配っているつもり。
その日。実家の門を開けた私は・・・
カラーが未だ花芽をつけていないこと。
そのあたりに、また雑草が茂りつつあることを確認しつつ、
玄関へと続く飛び石のある小路を進みました。
すると。
キーウィの棚の下あたりに、不審な人の気配が・・・・
「メールしたんだけど、見てなかった?」
そう言いながら近づくと、
つばの広い帽子をかぶった母は、
首と腕をカバーするUVカットのカーディガンを着用。
左手にはステッキ。
右手には草取り用の【ねじり鎌】が握られておりました。
つまり。
雑草取りの戦闘態勢 !!!!!
どうやら、到着時間を知らせた私からのメールを読んでおらず。
想定していたより早い時間に私が門扉を開けて入ってきたものだから、
身を隠したり、とりつくろう余裕もなく、
その場に凍りつくように佇んでいたみたい。
そんな母の姿に直面した私に沸いてきた感情は。
「ああ、やっぱりね」
というあきらめに似たものと、いいしれぬ憤りでした。
2月の大雪の日の転倒から、4カ月以上にわたる入院。
こんな事態に陥ったことの発端は。
母が自身の脚力を過信したことにほかなりません。
退院したとはいえ、未だ全快にはほど遠い現在、
再びの転倒を防ぐためにも、
「庭仕事は任せてね」と、くどいほど言い置いていたはずなのに。。。
第二の憤りは。
母が携帯を所持していなかったこと。
あの大雪の転倒事故のとき。
母が、ポケットに携帯電話を入れてさえいれば、
最小限の骨折でくい止められたかもしれない。
なのに。
複雑骨折した脚で段差のある勝手口を這い上がり、
キッチンを隔てた居間にある固定電話にたどり着くまで約5メートル。
その移動が彼女の脚に二次的ダメージを与えてしまったように
私は思っています。
母も携帯電話の必要性を痛感したのか、
退院してしばらくは、家の中でも携帯を身につけていたのですが・・・
庭仕事と、携帯不所持。
二つの禁を犯した母に、私はくどくどと意見し。
私たちは険悪な感じに。
業者の方がいらして。
階段の踊り場に、手すりをつけていただきました。
行動範囲が広がったことで、また無理をしなければいいのですが・・・・
実家のキーウィ。
毎年、その結実までのレポートを掲載していたのに。
今年は、ちょっとさぼってしまい、ごめんなさい。。
東京郊外のうちの実家では、キーウィの開花、
すなわち受粉の時期は、毎年、5月の末から6月にかけて。
2月から長期入院中だった母は、
「その頃には、退院してるから」
と言っていたのですが。。
今年は、いつもより開花が早かったようです。
退院が間に合わず、
隣家の妹が早朝、人工授粉の作業をしてくれました。
・・・昨年、私がネットで探し、購入した
【耳かき一杯分】の花粉の残りを
冷凍保存しておいたものにて行いました・・・
上の写真は、6月初旬。
かわいい実がつきました ♪
そして、下は、2、3週間後。
見るたびに、実は大きくなり。
(雨の日に撮影したので、水滴がついてます)
そして。現在は。。。
秋の収穫が楽しみです。