本日、母はまたレントゲン撮影。
その結果により。
右脚への荷重を今までの3分の1から、2分の1に
変更するかどうか、決まるとのこと。
・・・その荷重って、どれほど厳密なのかと思ったら。
普通の体重計、二台を並べ、それぞれ片足をつけて乗り、
「これが3分の1ですよ」と。
患者に体感させる・・・といった、とてもアバウトなもの。
とはいえ。
母にとって、2分の1へのそれはとても大きな進歩。。
午前中に撮ったレントゲンの診断結果がなかなか知らされず。
じりじりしておりましたが。
午後遅く、リハビリ担当の大ちゃんより。
「2分の1でいいそうですよ」と朗報がもたらされました。
・・・この病院って、医師からの説明はないみたい・・・
夕方。
大ちゃんの指導のもと、
はじめて歩行器 (下にキャスターがついており、
上体を支える輪のようなものがある)を使って、歩行練習開始。
その場に私はいなかったのですが。
リハビリを終えた母から電話が。。。
「体が曲がっている上、脚を引きずってる」
と注意されたとのこと。
信頼している大ちゃんの言葉がショックだったらしく。
母はとても落胆しておりました。
こういった場合。楽天的に励ますのが私の役目。
「あのね」
と言いつつ、私は母を傷つけないよう、なんといえばいいか。
素早く考えを巡らせました。
「どんなに筋肉もりもりのアスリートだって。きっと、手術のあと。
はじめて歩くときは、上手になんて歩けないと思うよ」
「そうかな?」と弱々しい母の声。
「そう。絶対に」
私は語調を強めました。
「だって3か月も、まともに右脚をついて歩いてなかったんだもの。
何分の1だのって言われても、加減がわからないし、
もしまた骨折したらって、怖いのは当然でしょ」
「うん・・・ちょっと怖い」
「でしょ? うまくバランスがとれないのは仕方ないんじゃない?」
自宅に・・・この庭に一日でも早く母を帰らせてあげるため。
次回から。
マッサージだけではなく、
腹筋と脚力を鍛えるリハビリの手助けもしなければと
思う井上なのでした。