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作家 井上香織 Official Blog

せつない純愛小説、やさしい目線で描かれたエッセイで人気の作家 井上香織が贈る癒しの空間 

観葉植物と秋の音色

2011-10-03 | ★Diary★

金木犀の香りが漂う季節になりましたね

さて。

天気予報によると、明日は今日よりさらに冷え込むとのこと。


と、いうわけで。

夏の間、たっぷり日光浴させていた観葉植物たちを

家の中に避難させることにしました。

大小とりまぜて、全部で七つ 

鉢を洗ったり、葉を一枚一枚、拭いたり・・・・

作業に一時間以上かかってしまいましたが、

夏の間、グリーンが少なくてちょっと淋しかった部屋が

艶やかな葉っぱのおかげで、いっきに明るくなりました


Photo



上の写真は、八月の末ににベランダで写した

寝室用のポトス。

下は室内に戻したところ。

007


問題が発生したのは、夜になってからのこと。

どこからか「りーん りーん」という音が・・・・。

しばらく耳を澄ましていた私は、

ふとポトスに目をやりました。

犯人はポトスの葉影に潜んでいるに違いありません 

バッタ (?) コオロギ (?) と同じ部屋で眠るなんて、

ぜったいにイヤ 

しかたなく、いちど鉢を外に出し、

ほうきの柄で、葉をつつくはめに・・・・



さきほど再び、部屋に入れ、明かりを消し、

様子をみているところです



今のところ、静かなので、

虫さんはポトスから出て行ってくれたみたい ( 笑 )

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井上香織の著書 『25歳の辞表』

2011-10-02 | ★著書 紹介★
                          25歳の辞表



25jihyous1200



大学卒業を目前にして、幼いころからあこがれていた教師として採用が決まった主人公の香織。
不安と希望を胸に、彼女は都内の私立高校に勤めはじめたのだが・・・・
仕事は激務の上、時代錯誤ともいえる校則の数々。

その校則違反をとがめられ、生徒たちは次々に退学させられていった。

学校を去らざるを得なくなったのは生徒だけではない。
彼女と同じ新人教諭の数人は、心身を病み、夏を待たずに退職した。
職員室は息が詰まるような緊迫感に満ちていた。

しかし、教室にはこの手で守ってあげなければ学校から追放されてしまう愛すべき生徒たちがいる。


学校と生徒たちの板ばさみでになった彼女の唯一の支えは大学時代からつきあっていた彼の存在だった。
しかし、学校の雑務に追われ、逢えない時間が多く流れすぎた。
彼から別れを告げられたあと。
彼女は「私ってこのままでいいの?」とふと思う。


20代最初の曲がり角で、ぶつかる苦悩を鮮明に描いた井上香織の自伝的小説。


徳間書店刊






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