年末。私はまたまた実家にて庭仕事をしてまいりました。
作業着に着替え、庭に出たのは六時半過ぎ。
道具を納めた木製キャビネットの横に、
いつものようにティッシュの箱を置き・・・(作業中、お鼻がぐすぐすするので・・
)
うっすらと朝陽が差しはじめた奥まったあたりから作業にとりかかりました。
1時間ほどして、幼馴染のYちゃんが訪ねてきてくれました。
「ちょっと待っていてね」
母が用意しておいてくれたお正月用の万両の束を取りに、
キャビネットのそばまで行きました。
そのとき。
視界に入った光景に、なんとなく違和感を感じたのですが、
Yちゃんを待たせてしまっては・・と思い、
赤い実をつけた万両を手に、再びYちゃんの元へ。
しばらく立ち話をしたあと、作業に戻りました。
それから、また作業に没頭し、どれくらいの時間がたったのでしょうか。。
鼻がくしゅくしゅしてきたので、雑草や枯れ枝を詰めたゴミ袋を手に
キャビネットのあたりまで来たところ、
ティシュの箱の上に銀色に輝くコインの存在に気づきました 
『なに・・これ?・・』
思わず、土に汚れた手袋で手に取ると・・・
まず[100]という数字が目に入りました。
『え・・100円玉なの?』
目をこらしてみましたが、そのとき近眼用の眼鏡でしたので・・(笑)
詳細は不明。
庭仕事を終えたあと、
きちんと見てみると・・
・・昭和50年 EXPO75 OKINAWA・・
との文字がございました。
ちょっと調べてみたところ、
昭和50年に開催された沖縄海洋博覧会・記念100円白銅貨
多く発行されたため、額面以上の価値はないとのことでした。
しかしながら。
そのエリアに出入りするのは、妹一家と郵便配達員の方くらいしかいないはず。
妹たちに訊ねてみたところ、『え・・なにそれ。。知らない』
とのことでした。
ちょっと気味が悪くなってしまったので。
今現在、父の仏壇に置いてございます。。。

どなたが、どんな意図のもとに、そこに置いて行ってくださったのか、
未だに不明です。。。
