Le Petit Prince

星に願いを…

強くなれ!

2008年12月23日 17時46分24秒 | 【ブレイクランアウト】
21日、中山競馬場で行われた第60回朝日杯フューチュリティS(2歳牡牝、GI・芝1600m)は、岩田康誠騎手騎乗の2番人気セイウンワンダー(牡2、栗東・領家政蔵厩舎)が、道中は中団のインを追走。直線では最内を突いて抜け出し、5番人気フィフスペトルの追い上げをアタマ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分35秒1(良)。さらに1/2馬身差の3着には1番人気ブレイクランアウトが入った。(by netkeiba.com)


ひとまず、2歳チャンプを目指したブレイクランアウトの戦いが終わりました。

私も当日は応援のため、中山競馬場まで遠征しました。
天気にも恵まれ…とても温かい気候でしたね(笑)

  

パドックでの様子は気合乗りもよく、申し分のない状態に見受けられました。
馬体重+10㌔も成長が感じられ、他馬と比較しても出来の良さは目立っていましたね。

  

落馬骨折から復帰の武豊騎手が間に合ったこともあり、1番人気での出走。
混戦模様の中にあって、その手綱捌きにも注目が集まりました。

レースはスタートから後方に待機。
ツルマルジャパンがハナを切る中、予想どおり前半はハイペースの展開。
差し馬向きの流れになって「シメシメ」と思いましたが、その後…道中はペースが落ち着いてしまった(苦笑)
すかさず後方にいたブレイクも早めにポジションを押し上げ、3コーナー過ぎで外を捲り気味に進出を開始。
痺れるような抜群の手応えで直線を向き、坂下では早くも先頭を窺う勢い。

末脚にかける騎乗を思い描いていた自分には正直、予想外の展開でしたが…さすがにこれには興奮しました(笑)

直線では早めに抜け出しにかかるホッコータキオンを目がけて、内からセイウンワンダー、真ん中からブレイクランアウト、そして外からフィフスペトルが追い上げる展開になりましたが…

  

ロスなく内を掬ったセイウンワンダーが外から猛迫したフィフスペトルを抑えて優勝。
最後に力尽きたブレイクランアウトは、半馬身差の3着という結果になりました。

ここでは他馬については言及しませんが、時計云々は抜きにしてブレイク自身のレース内容には個人的にはかなり満足しています。
現状での持てる力を十分に発揮しての3着ということで、今回は力負けといった格好ですね。
もちろん、何としても勝利に拘るのならば「コース取り」をインに拘るなり、ギリギリまで追い出しを我慢して出し抜けを喰らわすような乗り方も選択肢としてはあったのでしょうが、今回のような王道競馬で勝てる器と見込んだ上での結果ですからね。
ブレイクの力が今はまだそれに応えるだけのレベルにはなかったということでしょう。

負けたとはいえ、強い馬のレースをしてくれたことを嬉しく思いました。


これからブレイクは、まだまだ成長してくれると思っています。
新たな課題も見つかりましたし、ここまでのレースを振り返っても中身の濃い経験をさせてもらっていますからね(笑)
今回のような王道競馬で相手を捻じ伏せるようになってもらいたいし、それを目指せる器であるとも信じています。


『もっと…もっと…強くなれ!』

ブレイクの戦いは、これからも続きます(T)

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